【悲報】2017年の3月の引越し代金が値上がりしそうな件
こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。
今日は、残念なニュースです。
引越しも含めた運送業界は厳しいですよ。
ヤマト運輸に労基署が是正勧告、元ドライバー「アマゾンを扱うようになって人手不足」(弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース https://t.co/ifddZYf7Po #Yahooニュース— 引越しラクっとNAVI【公式】 (@hikkoshinavi) 2016年11月17日
これ、物流業界だけじゃなく、引越し業界も同じなんです。(引越し業界も広義の物流業界というツッコミは置いておいて)
引越し業界も年々、コンプライアンスを遵守するような動きになりつつあります。
コンプライアンスを遵守するようになると、どうなるかというと、
1)1日で作業できる引越し件数が減ります。
2)引越し件数が減っても企業として売り上げを下げることはできません。
3)その結果、1件あたりの単価が上がります。
このロジックです。
順番に、もう少し詳しく解説します。
1日で作業できる引越し件数が減る理由
ひと昔前は、夜中まで引越しをして、気がつけば朝方。そのまま、翌日の現場に・・・なんて時代がありました。
ところが、そんなことを現代でやってしまうと、労働基準監督署から、怒られてしまいます。
ですから、ひと昔前の引越しのように、近距離の引越しを1日に5件とか詰め込んでいた時代から、1日3件のお引越しの時代に変わってきているのです。
そうなると、ひと昔前にくらべると、2件ほど1日で作業できる引越し件数が減るのです。
まあ、実際の数字はこんなに極端ではありませんが、以前に比べると、1日1件くらいは作業できる件数が減ってきているのです。
業界が健全になってきていると思えば、いいかもしれませんが、これが引越し料金に反映されていくんですけどね。。。
売り上げを下げることはできない
どんな企業も基本的には、増収増益を目指すと思います。
ですから、コンプライアンスを遵守するからといって、売り上げや利益を減らしていいわけではありません。
ですから、引越しの件数を減らすのに売り上げを下げてはいけないのです。
すると、どうなるかというと、、、まあ、お分かりかと思いますが。
お引越しの単価が上がります
はい、この流れでお分かりかと思いますが、引越しの単価が上がります。これで上がらない理由がありません。世の中の流れですから、仕方がありません。
これを解消するためには、引越しのトラックを増台して、作業員数も増員するしかありませんが、世の中的にはお引越しの件数は、横ばいから下降気味なんです。(2015年はちょっと増加しましたが)
出典:総務省統計局 住民基本台帳人口移動報告 平成27年(2015年)結果より
ですから、各引越し会社も積極的な投資は難しいんですね。
じゃあ、どうするか
では、引越し会社のいいなりになって、単価の上がった引越し料金で我慢するしかないのでしょうか?
まだ対応策はあります!
大きくいうと、3つの方法があります。
1)中小企業の引越し会社を狙う
2)とにかくたくさんの見積もりを取る
3)時期をずらす
順番に説明します。
中小企業の引越し会社を狙う
そもそも今回、寝上がるかもしれないという理由が、「労働基準法のコンプライアンス遵守」となっています。コンプライアンスを重視するのは、基本的には大手の引越し会社です。
逆を言えば、中小はまだまだイケイケで、繁忙期でもなんとか引越しを詰め込んで対応してくれる可能性があるということです。これ自体が、いいことか悪いことかという是非は置いておいて、料金を下げる。という一点においては、有効な手段になります。
とにかくたくさんの見積もりを取る
これは、物量作戦ですね。引越しという商品の特性上、あなたの引越し会社を受けたい!と思った会社は、とにかくギリギリの価格を提示します。そんな、ギリギリの価格を出してくれるような引越し会社に出会うまで、見積もり依頼をし続けるということになります。
かなりの根気と労力がかかりますので、オススメはしませんが、とにかくやすく!という人は、頑張ってみてはいかがでしょうか。
時期をずらす
これは、転勤など引越しの時期が決まった人は難しいのですが、可能ならば3月より2月、3月より4月へずらしてみましょう。
日程によっては、倍近くの料金差がでることもよくあります。あとは、家財を小分けにして宅急便なんて方法もありますよ!
まとめ
というわけで、コンプライアンス遵守の世の中で、Amazonをはじめとした通販の取り扱いが増えている現在、引越し代金はどうしても上がりがちと言えそうです。
そんな場合の対応策として、中小の引越し会社を狙うとか、たくさんの見積もりを取るとか、言いましたが、どっちにしても大変です。
そんな時の対応策として、
・引越し会社を自分で選べる(任せることもできる)
・複数の引越し会社に一括で見積もり依頼ができる
・とは言え、いろんな引越し会社とそれぞれやりとりしたくない。(忙しくてできない)
こんな引越し一括見積もりサービスを利用してみてはいかがでしょうか?