スーパーマーケットが提供する電気、スマ電がすごいらしいので、調べてみた
こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。
今日も、電力自由化ネタです。前回の調査から、はや1年。いろんなサービスが出てきているんですね。
もう一回、チェックし直している状況ですが、これはっ!というものは、それほど多くありません。昨日ご紹介した、LOOOPでんきなんかは、基本料金がないので、単身にはいいサービスでしたね。
今後は、あるセグメントのユーザーをピンポイントで狙ったサービスや、プランを取りに行く企業が増えそうですね。
今日、ご紹介する電気は、スマ電という、スマートフォンと電気を組み合わせたような、ネーミングですが、スマホじゃなくって、スーパーマーケットでした。
狙っているターゲットは、ズバリ 主婦! です。
スーパーマーケットで買える電気
(出典:スマ電オフィシャルサイトより)
スーパーマーケットで買える電気として、販売しているスマ電ですが、実際に電気、1万円分。といった感じでレジで精算するわけではなく、契約の受付の窓口が、スーパーマーケットということになります。
スーパーマーケットで電気を契約するか?というと、ネットで検索する人たちは自分で情報を取りに行って、自分で比較したりするわけですが、そうでない人の場合は、誰かに相談したり、窓口がある方が、便利だったりもします。
例えば、これだけ格安SIMの方が無駄な通信費を抑えることができることが、わかっているにも関わらず、各通信キャリアのショップで相談しながら、高い通信費を支払い続ける人が多いのが、その証拠ですよね。
そんな、自分から情報を取りに行かないレイヤーのメインターゲットは主婦です。そんな主婦の戦場、スーパーマーケットでの取次販売を考えた、スマ電は、戦略がうまいと思います。
さらに、販売するだけでなく、各スーパーマーケットとポイント連携したり、会員優待だったりと、スーパーの顧客を守るための施策としても利用可能な商品設計となっています。
こういった、売り方は他の電気会社さんでは、見受けられない、面白さがありますね。
果たして、安いのか?
主婦をターゲットにしているということで、値段は結構シビアに設定されていると思うのですが、実際のところ、どのくらい安いのでしょうか?チェックしてみます。
(出典:スマ電オフィシャルサイトより)
基本料金の割引と、従量料金部分の割引という料金体系ですね。この方式であれば、常に東京電力の料金よりも低いので、安心なプランと言えそうです。
いつもの40Aで比較すると、こんな感じになります。
というわけで、東京電力に比べて、安いことはわかります。
どんなスーパーと提携しているのか?
と、ここで気になるのは、自分がよく行くスーパーと連携しているのか?ということでしょう。
ズバリ、2017年2月時点での提携スーパーマーケットは
8つのスーパーマーケットとなっております。
そして、エリアでいうと、
・東京電力管内
・中部電力管内
・関西電力管内
のエリアとなっています。
近くに、上記のスーパーマーケットがあって、メインのスーパーマーケットとして、利用している人は、いいかもしれませんね。
どんな人に向いているのか?
では、このスマ電どんな人に向いているのでしょうか?
まずは、メインターゲットである、主婦。これは間違いありません。
スーパーを利用しない人は、スーパーマーケットによる特典は得られませんので、単純に価格面による競争になるのですが、これが意外にも、安い! んです。
昨日、ご紹介したLOOOPでんきは、基本料金がかからないので、単身向けには安いよ!と言いました。ですが、今回ご紹介する、スマ電も結構(失礼!?)安いんです。
この2つを比べてみると、LOOOPでんきが、基本料金無料のため、お安いのですが、途中でスマ電の方がお安くなります。具体的には、260kWh(約6,500円くらい)からスマ電が安くなります。毎月、6,500円を超える電気料金の人は、スマ電がいいですね!
まとめ
というわけで、スマ電は、かなりお安い電気であることが、わかりました。
ですが、1点注意です。他の電力会社ではあまり無いのですが、契約期間の縛りがあります。とは言え、6ヶ月間で、違約金が2000円なので、それほど高額ではありませんが、そもそもの削減額が大きくないので、2000円の解約手数料は厳しいですね。
(出典:スマ電オフィシャルサイトより)
なんで、解約手数料なんかを設定しているのかと思ったら、各提携スーパーマーケットで利用できる特典を各スーパーマーケットが提供しているので、特典だけゲットして、解約する人を防止しているのではないかと予想されます。
(出典:オフィシャルサイトより)
提携スーパーマーケットが近くにあって、よく利用するならば、スマ電一択でもいいかもしれませんね。
近々、2017年版として、電力比較をしてみたいと思います。