引越し当日の予定を詰め込んだ結果 → やってしまった失敗

こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。

何というか、タイトルで全てを書いてしまった感がありますが、引越しのハイシーズンに入ってきて、街中でも引越し会社のトラックを見ることも多くなってきたのではないでしょうか?

この時期、初めて引越しをするという人も多いわけですが、そんな引越し初心者が陥りがちなミスが、引越し当日のスケジュールをびっしりと詰め込んでしまうことです。

二重家賃を避けるためだったり、会社から指定された引越し日に他にも複数の引越しの予定を組んだり、お休みが取れる日が1日しかないから、その日に全部まとめようとしたり。。。

よくありがちなお話ですよね。ですが、”引越し”をトラブルなく終えるという目的のためには、スケジュールを詰め込みすぎるのは、かなり危険です。

このあとよくある失敗例をお伝えしたいと思います。

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よくある失敗例

引越し経験数が少ない人が、よくやってしまう失敗が、退居日と引越し日を同じ日にしてしまうこと。例えば、午前中に引越し作業をして、午後から退去の立会いをするというスケジュールを組んでしまうというもの。

退居日と入居日を同じ日にすることで、2重家賃の発生も抑えることができるので、トータルで見た費用が抑えられると思いますよね?イメージとしては、こんな感じでしょうか。

このスケジュール通りに引越しが進むと、とても素晴らしい!と思います。とはいえ、現実は結構厳しいものがあります。引越し会社のトラックに荷物を積み込むということは、荷下ろしをして「荷物を積んで」すぐ、引越し会社は移動をして、新居で積み込み「荷下ろし作業」を行いたいのです。
※【2018.7修正】 画像と文章の一部に矛盾がある箇所を修正しました。

あなたのスケジュール通りに、旧居の立会い(引き渡し)が終わって、新居に到着するまで、引越し会社があなたの新居で待っていてくれるわけではありません。(まあ、お金を払えば待っててくれますけどね)

引越し会社の人たちは、旧居で積み込み作業が終わったら、すぐに移動して、すぐに新居で荷下ろし作業に取り掛かりたいのです。なぜなら、あなたのお引越しを終えた後で、他のお客さんのお引越しのお手伝いをしなくてはならないからです。

ですから、他のお客さんの引越しで得られるであろう、金額をあなたが支払えば、引越し会社は上記のようなスケジュールでも、新居で待っていてくれますが、それはあまり現実的ではありませんよね?つまり、現実的なスケジュールとしては、こんな感じになると思います。

一応、退居日と入居日で引越し作業と退居作業をまとめるという前提で書いていますので、旧居で引越し作業後、新居へ移動して引越し作業を終わらせた後に、旧居の立会い作業へ戻る。というスケジュールになっていますが、正直、このスケジュールも引越し先と現住所が近距離の場合でないと厳しいです。

できることならば、旧居の立会いは夕方ではなく、翌日以降に設定することが望ましいです。なぜなら、新居ー旧居間の移動が、渋滞で予定よりも遅れることで、いろんなことが、どんどん後回しになっていき、一番最後の予定が、当日に収まらないことが出てくるからです。

このスケジュールには記載していませんが、新居の鍵の受け取りだって、スムーズにいかないケースも多々あります。(管理会社の担当者が、ずさんな人の場合)

上記のようなスケジュールを組んでも、結果的にスケジュールが狂うことがよくあります。例えば、引越しの作業が午前中に終わる予定が、予想よりも荷物が多くて、午前中に終わらずに立会いの人が来てしまい、再度、立会いの日程を組み直さなくてはならない。なんてケースもあります。

他にも、引越しの当日に、管理会社から鍵を受け取って、そのまま新居へ荷物を搬入。と思っていたら、管理会社の担当者が外出中で鍵をもらえずに、いつまでたっても、搬入できずに、引越しの延滞料金がかかってしまうとか・・・

これ、どちらも問題は、引越しのスケジュールが他の人のスケジュールに依存しているところに、問題があるんです。

例えば、最初の図に戻りますが、

このうち、引越し作業は、引越し会社。退居立会いは管理会社(の委託先含む)のスケジュールに依存してしまいます。(ついでに言うと、新居の鍵の受け取りも、新居の管理会社に依存します。)

もちろん、彼らもプロですから、基本的には、お約束した日程でスムーズな引越しができるように対応してくれますが、とはいえ、引越し当日に大きな事故が起こって、長時間の渋滞が発生した。とか、大雪で、通る予定の道が大渋滞している。とか、電車が止まって、鍵を持っている担当者が出社していない。とか、想定外のことが起こるものです。

ですから、お引越しのスケジュールは、ちょっと余裕を持った、スケジュール組が必要なのですね。

お引越しは、スケジュールを他の人に依存しちゃうんです

例えば、

・8時に引越し開始(現住所)
・10時に引越し完了(現住所)
・11時に新居到着(鍵の受け取り)
・11時に引越し開始(新居)
・13時に引越し完了(新居)
・14時に現住所の退去立会い
・15時にガスの開栓(新居)
というスケジュールを組んだとします。

ここで、

・引越し会社が予定よりも遅くやってきた。
・引越し作業が予定よりも時間がかかった。
・新居への到着が、渋滞で遅くなった。
・鍵を受け取ろうとしたら、担当者が昼食で外出していた。
・引越し作業をしようとしたら、道が細くて横持ち作業が発生した。
・新居のエアコン工事が、通常よりも難しい位置に室外機置き場があったので、時間がかかった。
・引越し会社が新居の壁を傷つけて、補償の交渉をしなくてはならなかった。
・現住所の立会いのための移動が予定よりも時間がかかった。
・立会いのための人が時間通りにこなかった。
・退去の際の精算の負担割合でもめた。

という、引越しの時に起こりうる、様々な遅延要因が全く起こることなく、スムーズに物事が進まないと上記のようなスケジュールでは、お引越しできません。

それでも、あなたはこんなスケジュールでお引越しをしますか?

無理やり組んだスケジュールで、結果的に間に合わず、後半の予定のスケジュールを組み直すならば、事前に余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。

この時期、新卒の人たちは卒業旅行で海外に行ってて、会社の指定時期に引越しできない人がいますが、社会人のスタートから、失敗してますよ。人事の人たちは、結構チェックしているので、段取りよく引越しをしましょうね!

著者投稿者 横川
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