繁忙期の引越しの意外な落とし穴。再見積もりは、高額引越しの第一歩。

こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。

今、引越しをしている人や、これから引越し会社を探そうと動き始めた人、どうでしょうか?

引越し会社のレスポンスが悪かったり、指定時間に電話して。と依頼したことすら、してもらえなかったり、歯がゆい思いをしている人も多いと思います。

ですが、この時期の引越し会社はどこの引越し会社もキャパオーバーとなっており、たった一本の電話すら時間通りにかけることができないこともあるくらい、依頼が殺到します。

 

1件の引越しを依頼から、引越し完了までの流れを大まかに書くと、

・新規の見積もり依頼
・見積もり中のお客様対応
・お値段交渉
・引越し受注
・ダンボールの手配
・配車の手配(協力業者を含む)
・引越しスタッフの手配
・料金の受け取り〜お金の管理

という流れになります。

 

で、今回のタイトルにもありますが、再見積もり。これが意外と結構あるんです。

例えば、
「引越し日を変更したい」
「荷物の量を増やしたい」
「立ち寄りで荷物を拾ってほしい」
「荷物を預かってほしい」
「時間を指定したい(元々フリータイム便だったのに)」
と言った具合です。

まだいろんな引越し会社との相見積もりの途中ならいいのですが、一度、引越し料金も決まった後に、上記のような変更があって、再見積もりを取るとなると、この時期は大きく料金が化けます。

繁忙期の引越し再見積もり事例集

前述の理由に対して、引越し料金が大幅に変わる理由を引越し会社に変わってお答えします。今回は、引越しラクっとシスターズの、やちよちゃんに引越しする人になってもらいます。

「引越し日を変更したいです!」

変更後の希望日のトラックの空き状況によっては引越し自体を受けることができないこともあります。また、料金も人気のある日程だと、高くなってしまいます。

 

「荷物の量を増やしたいです!」

トラックサイズが変わるほど荷物が増えると、別のサイズのトラックが手配できないことがあります。大きなトラックは台数が少ないので、取り合いになりますし、料金も大きく上がってしまいますよ!

 

「追加で、別の住所に立ち寄って荷物を拾ってほしいです!」

引越し当日のスケジュールが変わるので、他の人のお引越しを含めた引越し会社のスケジュールがギリギリの場合、あなたの引越しをお断りすることもありますよ!

 

「荷物を預かってほしいです!」

繁忙期には荷物を預かる場所がありません。トラックの中に置いておくという手段もありますが、その場合そのトラックは、他の人の引越しができないので、そのトラックが生み出す利益と同じくらいの料金が発生しますよ。

 

「元々、フリータイム便だったけど、やっぱり時間を指定したい!」

繁忙期には他の人の引越しもかなりパンパンに詰め込んでいます。引越しの時間を指定すると、引越し当日のスケジュールが変わるので、手配できないこともありますよ!

 

このように、お引越し自体をお断りされることがあります。繁忙期でなければ、いろんな代替案を出してくれますが、繁忙期は引越し会社にとっては、いろんな人のお引越し案件があるので、無理に受注を取らなくてもいいのです。

そして、料金が大幅に変更する理由は

・日程が変わる
・トラックサイズが変わる
・作業内容が変わる(増える)

この辺りになるかと思います。閑散期でも、この内容は変わりませんが、繁忙期は料金が変わる幅がすごいです。

 

下の見積もりは実例です。同じ引越し会社からのお見積もりで、4/1の最繁忙期から1週間引越しの日程を変えるだけで、約50万円も料金が下がっています。

これなら、ホテルに泊まってでも、50万円下がった引越しの方がいいですよね!法人の場合は、どうしてもその日までに引越し!というのがあるので、こんなに差があっても、日程優先する企業は存在しますが個人の人でしたら、絶対に日程を変更すべきです。

そして本題の、再見積もりへ

前述の通り、繁忙期の引越し会社の対応では、通常では起こり得ないことが、起こります。電話が来ないとか、ひどい時は、あなたの引越しを忘れられていたり・・・

そんな繁忙期に重要なことは、引越し会社とのやりとりを減らす ことが重要です。

つまり、伝えるべきことは、先に全部伝えてしまいましょう。

例えば、

自転車を持っていくか決めかねているけど、決まったら連絡しよう。

とか、

立ち寄りしてもらいたいけど、近所だから大丈夫だろう。

とか、

フリータイム便で申し込んで、午前じゃなかったら、ゴネよう。

 

という風に、引越し会社から聞かれないから伝えないのではなく、考えていることは、全部、引越し会社へ伝える必要があります。

見積もり金額が変わる場合、いくら変わるのかを再度、お見積もりとして出してもらうのに、1日かかって、他の引越し会社の方が安かったのに、ほかの引越し会社はすでに満車になって、仕方なく元の引越し会社に依頼しようとしたら、それもすでに満車になって、引越しをする会社がなくなった。

なんていう、ことも起こり得ます。

事実、この時期は午前中には空いていたトラックが、午後には空いていないことなんて、よくありますから、繁忙期の再見積もりは時間との戦いです。

まあ、そもそも論で言えば、再見積もりを行わないように、事前にまとめておくことが重要です。皆さんも、極力、繁忙期の再見積もりにならないように、気をつけましょう!

著者投稿者 横川
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