業者に依頼するかどうかを決める
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荷物の量と人手の確保が選択基準
さて、引越しの計画を立案するための最初の関門。それが、引越し業者へ依頼するかどうかの決定です。
業者に依頼するかどうかの選択基準は、言うまでもなく荷物の量に左右されます。たとえば、多くの荷物を積載できるレンタカーを借りて、1回で運搬できる程度の荷物の量であるなら、業者に依頼せずに引越しをするほうが安上がりになるケースが多いでしょう。
ただし、ベッドなど大きな荷物の運搬がある場合は、そもそも1人で引越しを行うことは不可能です。家族や友人など、手伝ってもらえる人手を手配できるかどうかも、重要な判断基準になりますね。
メリットとデメリットを理解しておこう
業者に依頼しない引越しの利点は、なんといっても「安上がり」という点です。ただし、レンタカーを借りる場合は燃料代などを含めてそれなりの費用がかかりますし、手伝ってもらった友人には5000~1万円程度のお礼をするのも礼儀です。慣れない荷物運びで、腰を痛めてしまうようなことがあるかもしれません。また、たとえば単身の引越しの場合でも、業者に依頼しない場合だと、レンタカーを借りたり返却したりすることまで考えると、丸一日はかかってしまいます。業者に依頼すれば、単身で近場の引越しであれば数時間ですべて終わってしまうことが多いですから、体力ばかりでなく時間がかかってしまうことも業者に依頼しないことのデメリットといえるでしょう。
業者を使わない引越しのデメリットも理解して、きちんと必要なコストを計算した上で、業者利用の有無を決定するのが賢明です。
いずれにしても、一度業者の見積もりを取り、比較検討するのがいいでしょう。
【業者に依頼しない引越しのメリット】
◆費用が抑えやすい(ただし事前に試算を!)。
◆引越しの日程が業者の都合に左右されない。
【業者に依頼しない引越しのデメリット】
◆全部自分で手配するのが面倒。
◆荷物が破損したり、壁や床を傷つけたりしても補償がない。
◆慣れない荷物運びが大変。
◆時間が取られてしまう。