引越しコールセンターのスタッフがよく聞かれる、わかりづらい引越し用語集

こんにちは。引越しラクっとナビオペレーターの山口です。

残暑を越え、だんだんと肌寒くなってきましたね。9月は半期という事もあり、月末~10月月初を中心にかなり引越が混み合いました。一旦その波も落ち着きつつあるので、年内の引越しをお考えの方は、この10月~11月がねらい目かもしれませんね。

さて今回は、引越の手配をする前に知っておきたい、「引越専門用語」の中で、みなさんによくご質問頂くものをいくつかご紹介します。
これを知っておけば、引越会社が言ってきた内容をより深く理解でき、値引き交渉やトラブル回避などにも一役買ってくれるはずなので、まだ引越予定のない方も是非チェックして下さい!

◆横持(よこもち)

こちらは見積の料金に深くかかわる用語の一つです。

引越当日のトラック停車位置から、出し入れするお家までの往復作業のこと指します。見積時の使い方としては、「横持ち○○m」というように、距離がセットで付く場合もあります。これはつまり、トラックの場所から、荷物を出し入れするお家までの距離がどれくらいあるかを示します。

この距離が長いと、往復に時間がかかったり、中継の作業員を増やす必要が有ったりするので、引越料金が上がります。道幅が狭い、一方通行などでトラックが停まれるところまで数十メートル~数百メートルある場合は要注意です。

最初に出た見積から、グッと高くなる可能性が有るので、周辺の状況についてはあらかじめ確認して伝えておきましょう。引越しラクっとナビでは、料金が上がる可能性がある事項はあらかじめオペレーターがヒアリングいたしますので、ご安心ください。

◆留置き(とめおき)

一時預かり、などとも言われます。ご自身の移動やお仕事の都合で、搬出から搬入まで、本来かかる日数以上にお日にちが必要な場合、引越会社で一定期間荷物を預かってもらえるサービスです。

日数や荷物量、または時期によって料金が異なりますので、ぜひ、引越しラクっとナビにてお見積りをとってみてください。

◆梱包/開梱(こんぽう/かいこん)

引越以外でも使う言葉ですが、荷造り、荷解きのことです。通常ご自身で行うこの作業を、引越会社のオプションで作業員にお任せするプランがあります。

お時間やお荷物量の都合上、ご自身では間に合わない場合や、お体の不自由な方、産前産後の奥様がいらっしゃる場合などは、このサービスをご利用をお勧めします。

引越しラクっとナビでは、概算が知りたい、見積をとってから判断したい、というようなご要望も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

◆養生(ようじょう)

こちらも引越以外でも使う言葉ですが、引越しでは主に建物側の保護という意味で使われます。搬出入作業の際に通る廊下やお部屋の壁、床、ドアなどに傷がつかないよう、作業前に布やプラスチック製のパーテーションのようなものでカバーをします。

特に新築や高級物件の場合は、養生する部分が多かったり、建物側から養生箇所の指定があったりするので、作業員の人数が増え、料金が上がる可能性があります。トラブルを避けるためにも、そのような物件に該当する場合は、引越会社に伝えておきましょう。

◆吊上げ(つりあげ)/クレーン作業

大型の家具家電類を2F以上のお部屋に搬出、搬入する際に、ドアや階段、廊下を通すことが物理的に不可能な場合にこの作業が発生します。クレーンを使ってベランダから吊り上げて搬出入作業を行うことになり、こちらも追加料金が発生します。

 

よくあるお荷物で、特に吊り上げ作業の可能性がある家具類は…
・ベッド(ダブル以上)
・ソファ(4人掛け以上)
・冷蔵庫(4ドア以上)
・大型の食器棚やタンスなど
・アップライト/グランドピアノなどの大型楽器

 

これらのお荷物がある方は、現住所、転居先の廊下やドアのサイズも気にしておくとよいでしょう。解体してお運びできる場合は、解体作業も引越会社に依頼することができます。ただし、IKEAなどの海外製、特殊な工具が必要なものに関してはご自身での解体組立が必要です。

◆立寄り作業

一部のお荷物を、現住所とは別の場所から搬出したい、転居先とは別の場所に搬入したい、という場合は、それもいっぺんに引越会社に依頼することができます。もしも立ち寄り先が引越ルート内、もしくはルート外でも現住所や転居先と近い場合は、文字通り立ち寄りとなりますが、まったく別の地域へのお運びの場合は、別のトラックでの手配となります。

引越しラクっとナビでは、少量のお荷物であれば宅急便の方が安い場合もあるので、そのようなご提案もさせていただいております。ぜひ一度ご相談ください。

◆陸送(りくそう)

お車やバイクの運搬のことを指します。距離的にご自身での走行が難しい場合や、何らかの事情で運転が困難な場合は、引越しと一緒に依頼することができます。

お車もバイクも、距離や排気量によって料金が変わります。また、ご依頼される際に注意していただきたいことがございます。

・運搬には7日~10日間ほどお日にちがかかります。また、時期によってはご希望の日程でのお運びが出来ない場合があります。
・故障や破損などで自走できない車はお運びできません。
・運搬時は、車の中に荷物を入れることはできません。また、普段から入っている小物類についても全て空にしていただく必要がございます。
・お車の長期間の預かりは、基本屋外で無人での管理となり、その間の盗難や破損は保証されない場合が多いので、お勧めいたしません。
⇒保証対象外の旨を了承いただき、書類にサインが必要です。

◆立米(りゅうべい/㎥)

=立方メートルです。引越では主に、お荷物量の体積を表す際に用いられます。面積を表す平方メートル(㎡)を平米(へいべい)、と略すのはご存知かと思います。それの体積バージョンということですね。

メートルは日本語で「米」なので、このような略し方になっているようです。お荷物が何立米になるかで、引越の料金が決まるので、この単位は覚えておいて損はないかと思います。

 

あとがき

使用頻度の高い用語をいくつかご紹介いたしましたが、みなさんはいくつご存知でしたか?中でも、「横持」や「吊作業」など、ご自身では把握しづらく、料金に影響があるものについては、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね。

それでは、本日もご依頼をお待ちしております。ご精読ありがとうございました。

著者投稿者 横川
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