町のカギ屋さんじゃ作れない合カギが急増中!無駄に待たされないための方法
横川 今回は、「俺の合鍵」というサービスを提供している、アスティ24の小林社長にお話をおうかがいします。よろしくお願いします。
小林社長(以下、小林) よろしくお願いします。
横川 まず、今回のタイトルにもなっていますが、町のカギ屋さんで作れない鍵が増えているということですが、本当でしょうか?
小林 そうなんです。一昔前に、ピッキングという犯罪が多発して、ピッキング対策のためにディンプルキーと呼ばれる、表面がポツポツと穴が空いたようなタイプ(ギザギザでは無い。)のカギが主流になってきています。このカギは、今までのものに比べると、セキュリティが高いので、いいのですが、町のカギ屋さんじゃ簡単に作れないのです。
(一番、右端がディンプルキー)
横川 なるほど。カギのセキュリティレベルが上がったことで、町のカギ屋さんがついていけてないのですね。ちなみに、町のカギ屋さんに持ち込んでも、「できません。」と返されてしまうのでしょうか?
小林 ほとんどの場合、「合鍵をつくると保障は出来ないけどそれでもやりますか?」と聞いてきます。つまり鍵穴が壊れるかもしれないと言う事です。
日本のシェア率No.1のMIWA(PR,PS)については店舗で100%できません。なぜなら、美和ロックさんがパテント(特許)を持っているからです。
横川 そうなんですね!では、小林社長の運営する「俺の合鍵」では、そういったディンプルキーも作成できるということでしょうか?
小林 もちろん、作成もできますが、むしろ、合鍵ではなく「新カギ」をご提供するサービスが、「俺の合鍵」です。
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合カギと新カギは何が違うのか?
横川 合カギではなくて、新カギとは何が違うのでしょうか?
小林 合カギは、オリジナルキーを模して作っているので、どうしても多少の誤差ができてしまいます。そのまま使うと、カギ穴が摩耗したり、ひどい時は、カギが折れてしまったりします。
小林 そこで、合カギではなく、オリジナルキーと全く同じものを提供することで、カギ穴の摩耗を防いで、カギが抜けなくなった!とか、回らなくなった!と言ったことを防ぐことがができるのです。
横川 なるほど。合カギは、劣化コピーなので、同じお金を払うなら、オリジナルキーと同じカギをもう一本作った方がいいということですね。
小林 そうです。
横川 「俺の合鍵」というサービスは、町のカギ屋さんに依頼した場合と何が違うのでしょうか?
小林 はい、ポイントは3つあります。
1)コピー品ではなく「新カギ」いわゆる、オリジナルキーが作成できます。
2)余計な中間業者を飛ばしていますので、短納期です。最短5日!最短納期に挑戦中です!
3)業界初の「新カギ保証」として、配送料無料、90日間完全保証、緊急駆付のサービスが付与されています。
横川 おお、すごい!配送料無料は嬉しいですね。でも、ネット上で注文するには、一旦カギを預ける必要がありますよね?
小林 いいえ、大丈夫です。我々はカギをお預かりせずとも、キーナンバーがわかる写真を送っていただければ、作成できます。
横川 え?!それだけで出来ちゃうんですか?
小林 そうなんです。非常に簡単にできてしまいます。
カギの写真で合カギが簡単にできる時代
横川 写真だけで合カギを作れるとなると、怖いものがありますね。。。
小林 はい、例えばSNSでカギの写真をあげてしまうと、他の人が簡単に同じカギを作れてしまうのです。
横川 怖すぎますね。自分もブログでカギの写真をあげたことがありました。気をつけなきゃダメですね。
小林 はい。絶対にやめた方がいいです。キーナンバーだけで、合カギを作れることを知らない人が多いので、是非とも、今日は皆さんに知ってもらいたいです。
横川 そうでしたか。。。キーナンバーを見せちゃダメなことは、わかりましたが、何かしら対策は取れないのでしょうか?
小林 一番簡単なのは、キーカバーをつけることです。「俺の合鍵」でもいくつか販売していますが、キーナンバーをカバーで隠してしまうのが、簡単です。同じ理由で、キーケースもいいと思います。
横川 なるほど。それならすぐに出来そうですね。
小林 または、カギ自体をもっとセキュリティの高いものに変えるという方法もあります。例えば、これはイスラエル製の「マルチロック」というカギですが、かなりセキュリティが高いです。
横川 ちょっと、普通のカギと違いますね。
小林 はい、カギには、キーナンバーが刻印されていません。キーナンバーはこのカードに書かれているので、カギだけ持っていても複製できないのです。
横川 なるほど、印鑑証明のカードみたいですね。話が脱線しちゃうかもしれませんが、なんでイスラエル製なのでしょうか?カギの先進国なのでしょうか?
小林 イスラエルは、治安が悪いのでこういった防犯グッズは進んでいます。例えば、これはイスラエルの南京錠ですが、日本のものと全く違います。
横川 すごいゴツイですね。
小林 サイズだけでなく、南京錠のこのカーブした部分がカギの中にかくれてしまうので、スパナやバーナーで壊すことが出来ないようになっています。
横川 おお、なるほど!すいません。話が脱線しちゃいました(笑)「俺の合鍵」でお願いするのと、町のカギ屋さんからメーカーに依頼する場合では、どっちが早く手元に届きますか?
小林 「俺の合鍵」ですね。前述の通り、余計な中間業者を省いていますので、少しでも早く、お客様にお届けできるような体制になっています。その結果、私たちも、お客様のカギは手にすることなく、お客様へお届けします。
横川 え?!御社にもカギは届かないのですか?
小林 はい、セキュリティ面を考えると、カギという重要なものは、あまり人の手を介さない方が安心されると思います。どこのタイミングで複製されるかわからないからです。
横川 確かにそうですね。先日も盗聴盗撮調査の方とお話ししましたが、引越しのタイミングはいろんな人が関わるので、全員終わった後、いわゆる引越しが終わった後に、調査依頼してもらうのが一番いいとおっしゃっていました。なるべく、人は介さない方がいいのですね。ちょっと寂しい気もしますが。。。
小林 そうですね。カギが複製されると、ストーカー被害や、生命への危害もありえますので、安心できるに越したことはないですね。
横川 確かにそうですね。
まとめ
というわけで、最近は、町のカギ屋さんでは、合カギが作りにくくなっており、依頼をしてもメーカーへの発注になることが多いとのことです。そこで発注しても、2,3週間待たされるという現実を教えていただきました。「俺の合鍵」では、最短5日!最短納期に挑戦中!とのことで、店舗に出向く必要もなく、ネットで手配が完了するのは、便利ですね。
「俺の合鍵」オフィシャルサイト
また、合カギを作るのではなく、オリジナルをもう一本作るというのは、目からウロコでした。
さらに驚くのは、写真でカギが作れてしまう世の中になっていること。これはかなり怖いことですよね。是非とも、みなさんにシェアしてください。
もっと、カギについて聞いてきましたので、また別のエントリーにてご紹介したいと思います。
Supported by Arisa Okamoto