熱中症になっちゃった!もう二度と同じ経験をしないために対策を調べてみた。
こんにちは。引越ラクっとナビ新人スタッフの帆苅です。
あっという間に梅雨が終わって夏に突入と思ったらもう8月も下旬。でも暑い!今年の残暑は一体いつまで続くんだろう…。
埼玉県の熊谷市は国内で最高気温の41.1度を観測!!もう人が住める気温ではないですよね…。東京でも青海市で40度を記録したそうで、これは東京都内では観測史上初の40度台。
連日猛暑猛暑と言われていますが、そんな夏に気を付けなければならないのがそう!
熱中症!
・・・実は私も経験したことがあるのです。詳しくは後述しますが、本当に辛かったです。あんな体験はもう嫌なので、今回は熱中症について調べてみました。
『熱中症』って、そもそもどんな病気? 症状?
先日アップしたブログ、「転勤屋はミタ #033 〜7月はヌコが多めです編〜」でも少し熱中症について触れていましたね。
熱中症とは、気温や湿度が高いことで汗をかくことで身体の中の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れてしまい、体の調節機能が正常に動かなくなる症状の総称。
病名というよりは、症状のことを指します。
人は暑いと汗をかいたり皮膚から熱を逃すことで体温の上昇を抑えていますが、このような体温の調節機能が上手く働かず体内に熱がこもってしまい、体温が異常に上昇することで熱中症は引き起こされます。
気になって調べてみたのですが、ここ数年で熱中症で搬送されてくる人は約5万人。その中の死亡者数も増えていて、8年前の2010年にトータルで約1700人を超えたと言われており、かなり深刻な問題になっています。先日、総務省消防庁は、2018年7月16日~22日の1週間で熱中症が原因で搬送された人数は全国で約2万2647人に上り、うち死亡者数は65人であることを発表しました。1週間での死亡者数がこんなに多くなったのは、2008年以降で過去最多だそうです。
どんな人がなりやすいの?
主になりやすい人の特徴としては、
・脱水症状の人や体調不良の人
・運動不足の人
・肥満の人
・寝不足の人
・体力の少ないご高齢の方や子ども
と言われています。
この中でどれか1つでも当てはまる項目があった人は要チェックです。下痢や二日酔いなどのせいで気づかないうちに脱水症状になっている人もいますので気をつけてくださいね。
また、熱中症には『屋外が危険』というイメージが強いと思いますが、屋内や狭くて熱がこもりやすい車内でも熱中症になることが多いので要注意です。車内で置き去りにされた子どもが熱中症で死亡してしまうというニュースもよく聞きますよね。お子さんがいるご家庭は、もし車内でお子さんが寝ていても、エアコンを付けておいたり、お子さんも一緒に外へ連れて行ってくださいね。
私も熱中症を経験してしまいました
情けない話なのですが、実は私自身も以前熱中症になってしまいまして・・・。
発症したのは14歳の中学2年生の夏休み。今から8年前です。
当時、私は吹奏楽部に所属していたのですが、その日は窓を開けても風がなくとんでもない猛暑の日でした。(中学校にエアコンはなく、外からの風も熱風。)
練習を終えた午後、帰宅途中に段々激しくなってきた眩暈と過呼吸。歩くのがしんどくなっていきました。そして家に「ただいま~…」と同時に廊下にバタリ。
これまで熱中症になんてなったことがなかったので、最初は夏風邪で熱でも出たのかと思いました。体温を測ってみると38度超え。急いで病院行って診察してもらうと先生から出た言葉は風邪ではなく“熱中症”の診断でした。
今思えば炎天下の中、帽子もせずに歩いていたので当然です。もちろん食欲なんて出るわけもなく、夕飯が冷たいそうめんだったことをなぜか記憶していますが、口にすることもできず。寝ていることで精一杯。あの時は寝ていても視界がグルグルしていたことを今でも覚えています。
軽症だったので1日寝ていたらすぐに症状は改善しましたが、あの時に初めて熱中症の恐ろしさを痛感しました。
この時の私の反省点を挙げるなら、水分補給をあまりせず休憩もしなかったこと。今思えば他にもおかしな点がありますが、当時14歳の私は熱中症の恐ろしさをまだ知りませんでした。
どんな対策をしたらよいか
では実際熱中症にならない為にはどんな対策をしたらいいでしょうか。健康相談などを載せている健康ポータルサイト「healthクリック」によると以下の対策を推奨しているようです。
体調を整える
睡眠不足や風邪気味など、体調が悪い時は暑い日の外出や運動は控える。…ってこれ仕事とか学校行っている人はまず無理だよ!と心の中で静かにツッコミを入れましたが、睡眠不足の日に外を歩くのは危険。確かに頭が痛くなることがあります。
休日猛暑の日に無理に動くと私みたいに倒れてしまいますので、特に用がなければ涼しい部屋でテレビを見ている方がよさそうですね…。
服装に注意
通気性の良い服を着て、外出時にはなるべく帽子を被るといいそうです。日傘も効果的。
たまに日焼け対策で体を覆っている暑そうな格好をしている方を街で見かけますが、あれは体内で熱がこもってしまうから良くないということなのか…。日焼け対策はスプレーかクリームの方がよさそうですね。
こまめに水分補給
私が熱中症になった大きな原因の1つですね…。喉が渇いたと思ったら水分補給をするのは大前提として、喉が渇く前にも定期的に水分補給するのがベストだそうです。
夏場はお茶よりも、汗と一緒に塩分が失われることを考え、スポーツドリンクがお勧め。(個人的にはグリーンダカラが好きです。)
ちなみに、長時間外にいる場合大きいペットボトルを持ち歩くのは大変だと思うので500mlのペットボトルを2本用意しておいて、1本は凍らせてもう1本は普通に冷やしておくか常温で持っておくと便利ですよ。1本凍らせておけば、2本目を飲むときに氷がいい感じに溶けて冷たいまま飲むことができます。2年前、私も8月にコンサートへ行ったときは、コンビニで冷蔵されている飲み物と冷凍されている飲み物が売っていたのでそれぞれ1本ずつ購入しました(^^)/ 屋内のコンサートではありましたが、開演まで炎天下の下を歩いていることが多かったので、何とか倒れずに済みました…。
それでも熱中症になってしまったら…
それでも熱中症になってしまったらどのような処置をしたら良いのでしょうか。一般財団法人日本気象協会がしている活動「熱中症ゼロへ」のサイトに以下のことが記載されていました。
涼しい場所へ移動する
もし、熱中症になってしまったら、まずエアコンの効いた室内や車内に移動しましょう。先ほど私も少しお話しましたが、熱中症になるととても体がとても熱くなっているので、まずは体温を下げることが大切なんですね。(冷やしすぎもよくないですが…)屋外でそのような場所がない場合は、風通りのいい日陰に移動し、安静にするのがよいそうです。
衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げる。
上記にもありますが、まずは体温を下げなくてはなりません。衣服を緩めて、体の熱を放出します。それと氷枕や保冷剤で両側の首筋や脇、足の付け根などを冷やします。
衣服に水をかけて、うちわや扇子などで扇ぐのも、効果があるそうです。
うちわや扇子がない時も厚紙などで扇ぐなど、とにかく風を起こすようにしましょう。
塩分や水分を補給
これ本当に大事なので、ぜひ覚えておいてほしいです。先ほども推奨しましたが、できれば水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンクなどが良いとのこと。
しかし、嘔吐の症状が出ていたり意識がない場合は、誤って水分が気管に入る可能性があります。その場合は無理やり水や飲み物をを飲ませることはNGです。(さらに具合が悪くなってしまいますよ…)
ちょこっと豆知識!これ知ってる?
水分・塩分の補給に、実はスポーツドリンクよりも強力な飲み物があるんです! その名も経口補水液という飲み物。夏になるとCMでもよく見かけますね。
経口補水液とは別名、“飲む点滴”と言われており、体から失われた水分・電解質(特にナトリウムイオン)、非電解質を経口的に補う飲料のこと。含まれている成分は、水と電解質・炭水化物などがあります。
主な使用用途は下痢、嘔吐、熱中症によって引き起こされる脱水症状への対処。
脱水症状になっているときに多く失われるものは、水分の他に、電解質や塩化ナトリウムにカリウムなど。経口補水液にはこれらの成分が理想的な比率で配合されている為、脱水症状になったときに速やかに補うことができことから、別名 “飲む点滴”と言われているそうです。
ただ、この経口保水液、ジュースでもスポーツドリンクでもないのでやたら飲むものではなく、決して美味しいものではありません。
大半の人はこれを飲んで不味いと感じるらしいのですが、稀にこれを美味しいと感じる人がいます。美味しいと感じたらそれは危ないです!
脱水症状になっている人は味覚が鈍くなっているので、美味しいな~とゴクゴク飲んでいる人ほど脱水症状が進んでいるというサイン。あれ、私もしかして…と思った方は1口でも経口補水液を飲んでみると良いかもしれないですね。
ちなみに、この経口補水液はご家庭で簡単に作ることもできます。薬局で買うと少し高いですが、ご自宅にあるもので安く作っちゃうことができますよ。
*材料*
・水
・砂糖 大さじ4.5→約40g
・塩 小さじ1/2→約3g
作り方はこれらの材料を混ぜるだけ。
もはや作るに入らない気もしますが…。これだけで経口補水液が完成です。ちなみに、これが飲みづらくて飲めない人はこれにレモン果汁を加えるといいそうですよ。味が増して飲みやすくなり、レモンを入れることによってクエン酸やカリウムを摂取できるようになります。しかし反対に糖濃度が増え、浸透圧が高くなり水分の吸収が悪くなってしまうので、味が無くてもちゃんと摂取したい方はレモンを入れない方法がお勧めです。
※注意※ 経口補水液は飲みすぎると塩分過多になってしまい、体に支障をきたす場合があります。普段の水分補給は水やスポーツドリンクで十分なので、ご注意ください。(医師から勧められた場合や脱水症状が酷いときのみ利用してください。)
おすすめの熱中症対策グッズ!!
夏は暑さのせいで外に出るだけでも億劫ですよね…。休日の楽しいお出かけも、暑いと出かけるのをやめ てしまうほど。外を歩いているだけで熱中症になってしまう危険がある中、それでも私は会社へ行かなくはいけないので家から出ますが、一歩外に出ただけで噴き出る汗。
そんな時、少しでも快適に過ごせるお勧めグッズをご紹介します。
◦水に濡らすだけ! どこでも冷たくできるひんやりタオル
(引用元:楽天)
このグッズは水に濡らして、振るだけでひんやり冷たいタオルになる優れもの。私の実家にあったことを思い出しました。こういう形をした保冷剤タイプのものもよく見かけますが、あれって最初はとても冷たいけど溶けると一気にぬるくなってしまうんですよね…。また冷たくするとなると冷凍庫が必要だし…。でもこれは水さえあれば冷たくなってくれるので、本当に便利。暑い外でランニングやウォーキングをする人にお勧め!(^^)!
UVカットも備わっているので、特に女性には嬉しいですね。
◦衣服に吹きかけるだけでひんやり気持ちいい! 冷却ミスト!
(引用元:楽天)
こちらは衣服に吹きかけると冷たくなり、体感温度を下げてくれる優れもの。そして長時間続くそうです。私も以前使ったことがありますが本当にひんやりしてとても涼しくなるんです!最近は匂い付きのものもあるらしいですね。販売している会社によって違うとは思いますが、この商品は汗の臭いも消臭して除菌もしてくれるそうですよ!300mlと大容量だから、しばらくは使えそうな商品です。ただ、これかけすぎると逆に冷たくなり寒くなってしまうので、かけすぎ注意です⚠
◦手軽に持ち歩けて、折りたためる! 見た目もかわいいハンディ扇風機
(引用元:楽天)
最近街でも持っている人を見かけるので、ちょっとしたブーム(?)になっているのかなと勝手に思っているこちらの商品。持ち歩くだけでなく、折りたたんで置くこともできるようです。しかも3段階の調整が可能で、充電や外付けUSBやモバイルバッテリー、コンセントニリチウム電池充電と機能もとても豊富。軽量だから持っていても疲れない・カバン入れても重くならないんですね。なんとベビーカーに取り付けることもできるそうなので赤ちゃんもこれで少しは涼しくお出かけできそう。カラーもピンクやブルーなどがあってとてもかわいらしいですね。
他にも楽天やAmazonで探してみると、たくさんグッズが売っているので、興味がある方は探してみてくださいね。
ちょっと気になる! 夏の引越しってどうなの?
一般的に引越会社が忙しいと言われる繁忙期は春に差し掛かる1~3月。新生活を始める社会人や学生がいる関係で、大体この時期にお引越しをされる方が多いのではないでしょうか。私も去年の3月に新潟県から東京都へ引っ越してきました。
皆さんは『夏のお引越し』ってどんなイメージがありますか? 春先のお引越しと違って汗もかくし、喉も渇くし、なんか大変そう…とどうしてもマイナスイメージが付きがちですよね。
でもちょっと待った!! 実は夏のお引越しにはこんなメリットがあるんです!
何と言っても料金の安さ!
夏場の引越のメリットはなんと言っても料金の安さ。
夏休みが始まる7月下旬などの時期は料金が少し高く設定されていることもあるのですが、比較的に値段が低価格なのが帰省などで賑わうお盆の週。
この時期は料金が安くなる引越会社さんがとても多いんです。お盆は帰省する人が多く、引越をされる方が少ない。特別料金や割増なども特にないので価格をおさえることができるので、結構狙い目です。
ただ、「お盆に引越なんて縁起が悪い!」と考える人も中にはいるのではないでしょうか?私も気になって調べてみたのですが、お盆に引越をするとご先祖様が帰ってくる家が変わってしまうので、迷子になるからよくないという言い伝えが昔からあるそうです。ですので、こういう風習を気にする方はお盆の引越は避けた方がいいとは思いますが、引越会社さんはお盆でも普通に営業をしているので、気にしない方にはメリットがありますね。
お盆の引越ではないですが仏滅の引越についても詳しく載っているのでぜひ参考にしてみてください。
引越会社を使わずに自分で引越しをされる方は、軽い服装で動き回れることもメリットの1つ。 繁忙期の春の時期は、まだ気温も低く厚着をしなくてはいけないですから…( ;∀;)
ご自身で引越される方も、引越会社の作業に立ち会う方も、水分補給をこまめにして、汗を拭くタオルを用意しておいてくださいね。
その他、引越当日に気をつけて欲しいことは、こちらの記事で詳しく解説してますので是非ご覧ください。
合わせて読みたい!
まだまだ続く猛暑!残りの夏も熱中症にならず乗り切ろう!
8月も残りわずか、まもなく9月に入りますが今年の残暑は長引くと言われています。熱中症は一度引き起こすと、意識が朦朧としてしまい最悪、死に至ってしまう深刻な症状です。「もしかして熱中症かも」と思った方は速やかに対処をして、自分や周りの力ではどうしようもなくなった時は、速やかに病院で診察をしてもらってください。熱中症のときは無理に動かず、休むことが大事です!
気温が高い日に外出する時は、本当にお気をつけくださいね。
それでは、また次回お会いしましょう。