新居が決まってなくても、見積もりは出せる?そう、転勤の引越しならね。

無事にお部屋は決まりましたでしょうか?お部屋が決まると、次はお引越しの手配となります。ここで、まず最初に確認すべきは、お引越し代金は、会社支払い?個人支払い?ということです。

会社によって違う、引越し料金の負担のルール

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転勤なのだから、当然、会社支払いでしょ?と思われるかもしれませんが、個人で立て替えて後で精算という会社もありますし、会社の規定に応じて、引越し代金が支給され、あとは自分でやってね(支給額より安く抑えれれば、ポッケに入る!)という会社もあります。ですので、まずは会社のルールを確認しましょう。

また、会社支払いの場合、どこまでを会社が負担するのか?も確認した方がいいです。例えば、妊婦さんがいる場合は、梱包スタッフを手配することを了承している会社もあります。特に、企業の判断が別れるのが、エアコンや洗濯機の設置工事です。

ここが個人負担の会社もありますし、1台までは会社負担という会社もあります。会社によってルールは様々ですので、まずは引越しの規定を確認しましょう。

もし、まだ引越しのルールが決まっていない!ということでしたら、私たちが使っている、引越し費用の項目一覧表をダウンロードして使ってみてください。どの項目が会社が負担してくれて、どの項目が個人で負担するのか、確認してみては、いかがでしょうか?こんなに細かく規定に書いてある会社は、見たことがないので、総務部の方は、この項目一覧を規定にしてしまえば、簡単に引越し規定ができますよ!

引越し付帯区分表

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このpdfは、ここからダウンロードできます!

引越し日を決めよう!

仏滅

続いて、お部屋が決まっていると思うので、引越しの日程を決めましょう。この日程が決まらない事には、引越し会社も見積もりを出しようがありません。ですので、必ず引越しの日程を決めた上で、見積もりを取りましょう。

ここで、転勤のお見積もりは2つのパターンに分かれます。

 

1)自分で見積もりを手配するパターン

1の自分で手配する場合、いくつかの引越し会社へ自分で電話をするか、一括見積もりサイト(お勧めしませんが)で見積もりを取る事になります。その中から1番安いところを選ぶわけです。このパターンの場合、引越し代金は、当日、転勤者が立替え払いを行い、後日精算というケースが多いです。

 

2)会社指定の引越し会社で見積もりを手配するパターン

2の会社の指定の引越し会社がある場合、そこへ自分から連絡するか、引越し会社から連絡が入りますので、対応しましょう。こちらも、基本的には相見積もりを取ることが多いので、複数の引越し会社とのやりとりになります。
ちなみに、この場合、引越し会社とあなたの会社で取引があるので、引越し当日に引越し代金を支払う必要はありません。(追加工事については、当日精算するケースもあります)

 

どちらにせよ、基本的には、相見積もりを取得するのが原則です。会社の費用負担なので、安く抑えるために相見積もりは、当然のことです。ただし、中には1社だけで大丈夫という優しい会社もありますが、たいていの場合、その優しい会社は辞令が発令してから、引越しまでの期間が他の企業に比べて短いという傾向にあります。ですが、そういう企業の割合は1割以下で、大半の企業は相見積もりが必要となります。

ですのでおおかたの場合、引越し会社とのやりとりは、見積もりを取る社数分、必要になります。3社の見積もりが必要ならば、3社と同じやりとりをしなくてはならないのです。

 

これってすごーく面倒ですよね。そんな時は、私たちの提供する、転勤ラクっとNAVIをご利用ください!と言いたいのですが、基本的には法人様に契約をしていただいてからでないと、ご利用できませんので、もしあなたの会社がまだ転勤ラクっとNAVIに登録してないようでしたら、担当の部署をご紹介してください。(笑)

話を元に戻します。複数社の引越し会社とのやりとりが面倒だと感じたあなた!転勤ラクっとNAVIの、個人版である、「引越しラクっとNAVI」を利用してみませんか?1度のやりとりで、複数社から見積もりを取得することができますよ!(電話見積もりの場合)ただし、注意が必要です。引越しラクっとNAVIは、個人の方を対象にしていますので、会社負担でお支払いされるお客様(上記だと2のパターン)は、対象外となってしまいます。申し訳ございません。

とまあ、このエントリー以外にも何度か書いていますので、このエントリーでのPRタイムは終了しまして、続けていきましょう。

見積りに新居の住所は必ずしも必要ではない

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引越しの見積もりを取得する際、まだ引越し日が決まらないとダメだといいました。ですが、決まっていなくても大丈夫なものもあります。それは、新居の住所です。

えっ?って感じですよね。そうなんです。新居が決まっていなくとも、例えば東京都世田谷区。とか、青森県八戸市のどこどこあたり。とかでも、お見積りは出せなくはないのです。

ただし、新居が集合住宅なのか、戸建なのか、トラックが建物の前に停めることができるのか?エレベーターがあるか?などが、わからないと料金が変動することになりますので、新居の候補が3つあって、どれもマンションで、トラックが停めることができて、エレベーターが付いてる。ということが分かれば、お見積りはだせます。(お部屋探しのエントリー内のチェックリストは、ここで活きてきます)

ただし、お部屋探しの時と同様で、上記のような条件でお見積りを出せるのは、法人対応に慣れた引越し会社限定と言ってもいいかもしれません。引越し比較サイトに登録されている中小の引越し会社(法人部がない)だと、住所が決まらないと見積りはだせないよーと言われちゃうかもしれませんので、あしからず。

なぜ、住所が不確定でも見積りを出すのでしょうか?それは、お部屋探しのエントリーでも書きましたが、転勤は時間との勝負ということを引越し会社の法人部は知っているからです。

引越し会社を決めるまでの流れとしては、

1)見積りを取得。
2)見積りを社内決済とる。
3)引越し会社決定。
4)ダンボールの手配。
5)引越し日

という順に流れていきますが、この2)の社内決済がクセものです。さっと取れればいいのですが、「部長が出張中で。」とか、「担当者がお休みで。」とかで思うように進まないことがあります。ですので、1)の見積り取得をなるべく早く取得して、早く業者を決めてしまうことが重要なのです。

また、秋の転勤時期ならまだしも、春の転勤時期は、一般の方々の新入学の季節とかぶってしまうので、引越し会社のトラックを抑えることが最重要です。そのためにも、先手先手で引越し会社の手配をしないと、着任日に引越しが終わっていない。なんてこともありえますよ。

会社にお願いしてみよう!

最後に、企業の担当者さんからは、怒られるかもしれないアドバイス。ここから先のお話は、転勤者さんと、会社側(主に総務部)の関係性による部分もありますが、転勤をするみなさんは、社命で異動なわけですから、引越し代金は会社が負担してくれるはずです。ならば、会社と交渉して、梱包代金を出してもらうとか、時間指定をした、引越し作業をお願いしてみましょう。

このブログでは、価格をお安くするために、フリータイム便をお勧めしていますが、まあ社命により移動するわけですから、可能ならば自分の好きな時間で引越し作業を手配してもらって、その日のスケジュールを立てやすくするのも手です。まあ、間違いなく引越し代金が上がるので、総務部に睨まれるとやっかいだ。という人はやめておきましょう(笑)

著者投稿者 横川
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