おうちに来た引越しの営業マンが信用できなかった場合の対処法
引越しに関する口コミや、体験談がインターネッツ上には、あふれています。◯◯引越センターは、対応がいい!という一方で、◯◯引越センターは、最悪だった。といった具合にです。(◯◯は同じ会社)
人生で引越しを数多くこなす方は、あまりいらっしゃらないので、それぞれの主観での口コミとなりますが、良かった!という口コミよりも、最悪だった!という口コミの方が、書き込むケースが多いので、ネガティブな内容の方が目につきやすいですよね。まあ、引越しの口コミに限った話ではないのですが。
以前のエントリーでも書きましたが、営業社員と現場スタッフは別の人間が対応しますので、営業は感じがいいのに、現場は。。。とか、その逆もあったりします。
前回の対応が良かったから!という理由で次の引越し会社を選ぶという人は、残念な結果になりがちな件
そんな中で、「見積もりが適当だった!」とか、「見積もりに来た営業マンに口説かれた!」とか、おうちに訪問で来る営業マンとのエピソードがあります。
後者はどうしようもないので、本社に文句を言いましょう(笑)で、前者のクレームをたまにみかけますが、前者の中には2種類のケースがあると思うんですよね。
1)営業マンのやる気がない場合
2)荷物をパッと見て、容量がわかっちゃう場合
多分、クレームをだすお客様のほとんどが1のケースだと想定して、怒っていらっしゃるんだと思いますが、実は2のケースだったということが、よくあります。
営業マンも、1日4件ほど、お客様先を訪問してお見積もり出します。月に100件程度のおうちを回っているわけです。自分たちのトラックのサイズは頭に入っていますから、ああ、この荷物量だとあのトラックでいけるな。とか、一瞬でわかっちゃうわけです。
ですが、しっかりやっていることを見せなきゃ信用してもらえませんので、しっかりとチェックしてますアピールをするわけです。チェックしているようにみせつつ、頭の中は、どうやってあなたを口説き落とす(契約を取る)かで一杯なはずです。(笑)
例えば、あなたのお引越しの家財の量が2トン車で十分だなぁという場合、「あとこれを持っていくかどうか、迷っているの。」というお話をされたとします。
あなたにとっては、そのお荷物を持っていくかどうかで料金が上がるか下がるか気になると思うのですが、営業マンにとっては、持って行こうか行くまいが、2トン車であることが変わらなければ、どっちでもいいのです。料金も変わりませんしね。
だったら、そう説明してよ!と感じると思います。トラックのサイズが変更なければ、料金の変更はありませんよ。っていうと、お客様が勝手に荷物量を増やした結果、積めないというクレームが怖いので、営業マンはあまりこの辺の説明はしません。
積めるだけ積んで、残りは自分でやるから。という風に考えるかもしれませんが、引越しの作業を行う場合、トラックへ積み込む順番があります。あなたにとって、優先順位の低いもの(残してもいいもの)であったとしても、引越しの作業的に、最初の方に積み込むべきなものがあったりしますので、そんなに簡単なものじゃないんですよね。
そして、このお見積もり時の対応を、そっけなくやってしまうことで、上記の1のように見られて、クレームになるわけです。そこが営業マンとしてのスキルなわけですが、残念な営業マンはそっけなくやってしまうわけです。
しかも、そのそっけない態度にも関わらず、偶然にもあなたのお引越しの条件が魅力的で、低価格でのお見積もりを出せちゃうと、余計にイライラしますよね。そして、本当に大丈夫なのか?と感じてしまうと思います。
ところが、荷物量がトラックギリギリにも関わらず、パッと見て大丈夫と判断しちゃう営業マンが存在します。まあ、こういう営業マンはどんな仕事をしてもダメな人だったりするわけですが。。。
そんなダメな営業マンに当たった際の自衛策としては、荷物リストをこちらから提出するということです。「引越しする前に絶対読んでおきたい本」の中にも記載されていますが、荷物リストを用意することで、自分自身でも持っていくもの、廃棄するものが明確化し、すっきりします。[PR]
でも、営業マンがダメダメかどうかなんて、会ってみないとわからないじゃない。というお客様もいらっしゃると思います。そんな時は、ダメな営業マンが帰ったあとに、荷物リストを作成し、ダメ営業マン以外の営業マンに聞いてみましょう。同じ会社でもいいですし、他の引越し会社に聞いてみてもいいと思います。
ちょっと面倒だな。と感じると思いますが、当日、荷物が乗らなくって、後日自分で運んだ。なんてことが起こるよりはマシでしょうし、自分で運べない距離の場合は、失敗できないので、保険はあってもいいでしょう。
まとめ
そんなわけで、営業マンに不安を持った場合、多分、あなたの不安は正解の可能性が高いので、遠慮せず見積もりをとった引越し会社へ確認してみましょう。
ですので、自衛策として荷物リストを作成し、コピーを営業マンに渡してしっかりと見積もりをしてもらいましょう。不安ならば、別の引越し会社を呼んでみてもいいと思います。
あとは、トラックのサイズを聞いて見るというのも一つの手です。不安な営業マンの見積もりでは、2トン車と書いてあって、他の引越し会社では4トン車となると、トラックサイズがギリギリの可能性が高いです。当然、4トン車で見積もりを提示している引越し会社の方が料金は高いのですが、積めないというトラブルは回避できます。
みなさんが考えることで、自分で作った荷物リストを基に、おうちに訪問せずにお見積もりを出してくれる引越し会社を探してもいいのですが、97%くらいは断られるでしょう。実際に荷物を見ないと、積めるかどうかわからない。というよりも、おうちに行って営業したいので、お客様が作った荷物リストではお見積もりを出さないのです。
本日は以上です。