高層マンションの高層階は節税に役立つ?住んだ時のメリットデメリット
今日は、高層マンションについて考えてみます。
節税対策で購入される高層マンション
最近、高層マンションの上層階を節税対策で購入する富裕層が増えているようです。具体的には相続税の節税になるようです。
簡単な仕組みは、相続税は現金よりも不動産の方が評価額が低いので、現金ではなく、不動産として相続した方が、税金が安いんですね。
特に高層マンションの場合、3Fのお部屋と、15Fのお部屋と、45Fのお部屋は、占有面積が同じなら、同じ評価額になります。さらに、土地の分は、面積を居住戸数で割りますから、低層マンションよりも、土地の分の評価額が低いのです。
ですが、実際には高層階はプレミアムが付きますから、相続税の評価額が同じでも、貸し出したり、売ったりする場合の価格は全然違うわけですね。
まあ、相続するような財産のない僕には関係ないお話ですが(笑)。
住む際のメリットは?
全日本1階のお部屋をオススメする会の会長としては、高層マンションの高層階のメリットをお伝えすることに抵抗はありますが、ウソを書いても仕方がないので、いくつかメリットを挙げていきましょう。
・蚊が入ってこない。
これ、かなり魅力的じゃないですか?(笑)
・風通しがいい。
いいですね。
・洗濯物を外に干しても、他人から見られにくい。
いいですね。
・花火の特等席になることがある。
下々の民が昼間からゴソゴソ花火の場所取りをしている中、ベランダから優雅に見下ろすことができます。まるで王様のような気分を味わえますね。
・景色がいい
女の子を家に連れ込む際に、東京湾の夜景を一望できる場所があるんだけど、一緒に行かない?なんて言えば、簡単に連れ込めるかもしれません。
※ただし、イケメンに限る
住む際のデメリットは?
では、デメリットはないのでしょうか?ありますよね。デメリットのない物件なんて、ありえません。どんどん書いていきましょう。
・風が強い。
風通しがいいというか、風が強いというか、日本語の問題のような気もします。
・洗濯物が飛んでいく。
風が強いことと関係してきますが、上層階は風が強いので、洗濯物が飛んで行きやすいです。
・家賃が高い。
前述の相続税のところでも触れましたが、家賃は低層階よりも、高く設定されています。
・管理費も高い。
家賃同様、管理費も高く設定されています。
・エレベーターが止まると絶望する。
地震でエレベーターが止まった場合、45Fまでを階段で登る必要があります。地震は、いつ来るかわかりません。このデメリットは、備えていても、どうにもなりません。
・意外と空き巣に狙われやすい。
これ、1Fがいいよ!というエントリーでも書いたことなんですが、高層階は人目に付きにくいので、実は結構狙われやすいのです。逆に、低層階の方が、いつ誰が付近の道路を歩いてくるかわからないので、泥棒は入りにくいのです。
引越しの観点で考える
引越しラクっとブログですから、引越しの観点から考えてみましょう。
まず、高層マンションの高層階だからと言って、特に変わることはありません。
が!
注意すべきは、クレーンなどの吊り作業ができません。ですから、外から入れることが不可能ですので、全てマンション内を通して運ぶことになります。
つまり、お部屋の入り口を通らない家具は、出せないし入れれないのです。泣く泣く、分解して出すケースもありますから、あなたの家具(特に大型家具)は分解しなくてはいけないのか、分解せずともいれれるのか、注意が必要です。
まとめ
どうでしょうか?全日本1階のお部屋をオススメする会の会長だからというわけではありませんが、全体的にデメリットの方が大きいかなと思いますがいかがでしょう。単身者で、お金が有り余っているひとは、湾岸沿いの高層マンションの上層階を借りるのはいいと思います。日本経済のためにも。
逆に、ファミリーの人たちの場合は、高層マンションで高層階に入るよりも、低層マンションの方がいいと思います。地震が起こると絶望しますよね。あと、セキュリティ面においても、低層マンションの方がいいんじゃないでしょうか?
また、ここには書きませんでしたが、高層マンションだと、コンシュルジュ的な人がマンションに常駐してくれるケースもありますし、マンション内に住民用のフィットネスジムがあったり、高層階とか低層階関係ない部分のマンション自体の魅力があることは、お伝えしておかないと突っ込まれますね。
冒頭に書いたように、お金のある人は節税をしてさらに蓄財をし、お金のない人は搾取され。。。あれ、書きたいことが変わりました。
まあ、とにかく高層マンションなんか、べ、別に住みたいわけじゃないんだけど、どうしても住んで欲しいというならば、住んであげてもいいんだからね!
本日は、取り乱しましたが以上です。