【実録、本社移転シリーズ】Vol.3：税務署、都税事務所、年金事務所、ハローワーク、労働基準監督署での手続きをしよう！
今回は、本社移転シリーズの、公共機関への手続き編です。このエントリーでは、
・年金事務所
・ハローワーク
・労働基準監督署
・税務署
・都税事務所
の手続き編です。
いろいろとまとめて手続きするために、
法務局（登記移転が完了した上で）→ 税務署 → ハローワーク → 労働基準監督署 → 年金事務所 → 都税事務所 という流れにしています。
まあ、法務局で登記簿謄本をとった後は、どんな順番でもいいと思います。
では早速、いってみましょう！
法務局での手続き
法務局は、登記簿謄本や印鑑証明書などを取得する場所です。
会社の所在地が変わった際に、登記簿謄本を各所で求められますので、まずは法務局での手続きを最初に行います。
詳細は、下記のエントリーで書いていますので、ご覧ください。
【実録、本社移転シリーズ】Vol.1：本社移転が決まったら、最初にやることを公開します。
注意：登記簿での移転手続きが完了していないと、法務局へきても登記簿謄本がとれませんので、登記簿上での移転手続きが完了したことを確認の上、法務局へいきましょう。提出した法務局の担当者に聞けば、何日頃に完了するかを教えてくれますよ！
まずは、渋谷の法務局へきました。なんと税務署も同じ建物です。これは楽ですね。
印鑑証明カードを作成します。
このカードがあれば、登記簿謄本や印鑑証明書が手書きの書類でなく、現地にある端末などから作成可能です。
あとは、登記簿謄本などを取るときのスピードが早くなります。
税務署での手続き
続いて、同じ建物内にあった税務署へ向かいます。（あくまで渋谷区の場合、同じ建物にあっただけですので、他の地域では、異なります。）
この際に、登記簿謄本を添付する必要がありますので、先に登記簿謄本をとっておきましょう。
提出すると、控えをもらえて、１分程度で完了します。
渋谷区でもこの程度なので、他の地域も同様に、すぐに手続きは完了するでしょう。
ハローワークでの手続き
続いて、ハローワークへきました。労働基準監督署も同じ建物内にありますので、これも手続きが簡単でいいですね。
2016年1月より、マイナンバー制度が始まりましたので、手続きには、法人のマイナンバー が必要になります。
僕たちは、記載忘れで、再提出となりました。
また、ここでは登記簿謄本は、見せるだけで提出は求められませんでした。
そして、ハローワークはとにかく人が多いので（特に月初は１時間以上、待たされることがあります。）この間に、同じ建物の５Fにある、労働基準監督署へ向かいます。
労働基準監督署での手続き
実は、今回提出する書類は、あらかじめ各団体のオフィシャルサイトより、書類をダウンロードして、記入して持って行きました。（本来は複写式の書類も、３枚全部に記入するとか）
他は、それでも受付してもらえたのですが、労働基準監督署は専用の書類でないとダメなので、その場で書き直しました。
法人の実印を持って行ったので、その場で書き直せましたが、実印を持ち出せない場合は、先に書類をとっておきましょう。
こちらも、登記簿謄本は見せるだけで大丈夫でした。
年金事務所での手続き
続いて、年金事務所へ向かいます。ここまでは、渋谷駅のエリアだったのですが、一気に飛んで、二子玉川駅まで移動します。
こちらは、登記簿謄本を提出しました。
ここも、それほど混みません。ですから手続きはスムーズに終わると思います。
都税事務所での手続き
そして、都税事務所へ。渋谷区の場合は、恵比寿にあります。
こちらも、書類と登記簿謄本を提出して完了です。
まとめ
ここまでの手続きが、一般的な会社での移転手続きとなるでしょう。
渋谷区の場合、特にハローワークが混み合いますので、移動も含めると、半日〜１日作業になってしまいます。
面倒だと思う人は、司法書士さんにお願いすれば、簡単に手続きをしてもらえます。
また、登記簿謄本が何部必要になるのか？というのは、今回のエントリーだけでなく、他にも必要になるのですが、取り急ぎ、ここまででいうと、
・税務署
・都税事務所
・年金事務所
と、３部で足りました。
まあ、次回は、銀行などの手続き編ですから、もっと登記簿謄本は必要になります。
本社移転は、大変ですよ！
本日は、以上です。
【実録、本社移転シリーズ】Vol.1：本社移転が決まったら、最初にやることを公開します。
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【実録、本社移転シリーズ】Vol.3：税務署、都税事務所、年金事務所、ハローワーク、労働基準監督署での手続きをしよう！
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【実録、本社移転シリーズ】Vol.5：我々の失敗から学んで欲しい！法人のお引越しで、担当者がすべきこと。
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