eo電気は、安いのか?eo電気 vs 関西電力 vs ソフトバンクでんきを比べてみた。
今日は、4月から始まる電力自由化における、新電力の1社、eo電気について、調べてみました。
eoといえば、関西電力グループのケイオプティコムが運営する、eo光が有名です。
関東の方々には、あまり馴染みがないかもしれませんが、関西ではCMも流れており、イメージキャラクターに、唐沢寿明さんや、相武紗季さんを起用するなど、かなりお金もかかってプロモーションされています。
そして、インターネットについては、プロバイダ一体型のサービスで、なんせ お安い! のが、特徴です。
さらに、スマートバリューの適用対象となっていますので、auのスマートフォンを使っていれば、さらに通信費が安くなる!という、関西地方では絶大なシェアを誇る、eo光です。
2015年3月時点でのシェアは、eo光が関西圏のみでの提供にも関わらず、全国を対象にした調査で、シェア率4.1%と、NTT東日本、NTT西日本、KDDI、ソフトバンクに次ぐ、5番手となっています。
(出典:総務省 電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成26年度第4四半期(3月末))より)
この下のグラフを見れば、関西地方の黄色いシェアが全てeo光ですので、その強さが、うかがい知れると思います。
特に、滋賀県は、NTTを抑えてトップシェアですね。
(出典:総務省 電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成26年度第4四半期(3月末))より)
そんな、eo光を提供する、ケイオプティコムが、電力自由化によって販売を開始する、eo電気。期待は高まります。
引っ越し見積もり料金 簡易シミュレーション
eo電気は安いのか?
eo電気の特徴は、シンプルな料金プラン です。
基本料金+従量課金で、電力量によって単価は変わりません。
まとめてみると、こんな感じになりました!
関西電力の従量電灯Aと、eo電気、あとは、ソフトバンクでんきのバリュープランの料金表です。もしかしたら、バリュープランの基本料金はちょっと違うのかもしれませんが、どこにも記載がないんですよね。。。
で、相変わらず、この料金表だと、わかりにくいので、グラフにしてみますと、こんな感じです!
なんと、eo電気は、440kWh程度を利用するユーザーでないと、あまりメリットが享受できなさそうです。
ですが、東京電力の場合と違い、たくさん使えば使うほど、料金差が生まれますので、電気をたくさん使う人は、eo電気の方がいいですね。
そして、今回、気を吐いたのが、東京電力管内だと、イマイチだった、ソフトバンクでんきのバリュープランです。
300kWh〜700kWhくらいの間の使用量の場合、メリットがでそうです。
eo電気の注意点
eo電気を利用する場合、注意事項があります。
それは、eo光の契約ユーザーでないと、申込ができません!
つまり、関西地域限定のサービスということです。(関東の人、ここまで引っ張ってごめんなさい)
ですが、eo光を使っていて、電気使用量が、多い人の場合、さらにはauのスマートフォンを利用していれば、eo電気は、メリットがありますよ!
ソフトバンクでんきは、あくまでソフトバンクの固定回線か、携帯電話の利用者でないと、利用できませんから。
まとめ
そんなわけで、今日はeo電気に注目してみました。
昨今の世の中、複雑なプランが氾濫する時代に、非常に シンプルな料金体系 をもってきたことは、素晴らしいと思います。
関西電力の100%出資子会社なのに、関西電力管内で、親会社よりも安いプランを提供するって、すごいことですよね(笑)
2016年3月31日までの事前申込で、7,776円(648円x12ヶ月)の割引が適用されますので、すでにeo光を利用していて、電気使用量も多い人は、事前に申込をしておけば、さらにお得になりますよ!
関西電力管内では、月の電気料金別でいえば、以下のような考え方でよさそうです。
・8,000円〜18,000円:ソフトバンクでんき(条件:ソフトバンクの固定回線、携帯回線契約が必要)
・8,000円以下:関西電力従量電灯A(条件:なし)
・13,000円以上:eo電気(条件:eo光の契約が必要 / ソフトバンクの契約がない人)
良い、電力自由化ライフを!
本日は、以上です。