エネルギー企業すげぇ!昭和シェル電気は、ガソリン代が-10円!
さて、今日は昨日のエネオスでんきからの流れで、同じエネルギー企業である、昭和シェル石油さんが、提供するドライバーズプランを解説していきます。
昭和シェル石油さんは、完全に 車ユーザー向け にサービスを絞ってきました。こういう戦略もアリですね。
ガソリンがリッター10円引きは、単純にすごい!ですよね。とはいえ、注意点もありますので、順番に見ていきましょう。
ドライバーズプランの特徴
その名の通り、ドライバー(運転手=ガソリンを入れる人)にとってメリットがでるプランです。このドライバーズプラン以外はありませんので、昭和シェル石油の電気=ドライバーズプランと考えてください。
まずは、ガソリン代が、-10円/リットル!!
ただし、制限があって、月に100リットルまでとなります。つまり、月に100リットル以上、ガソリンを入れる人は、1,000円の割引が受けられると言い換えることができます。
さらに、登録したカード以外では、-10円のメリットを受けることができません。ですので、家族全員で割引を受けようとする場合は、1枚のカードを使い回す必要があります。
そして、600kWh以上を使うと、電気代金が、1円/kWhも安くなります。ちなみに、600kWhというのは、月の電気料金が18,000円ほど(東京電力管内)です。
これを、いつもの価格表にしてみたのですが、基本的には各社、東京電力の設定をベースにしているのですが、昭和シェル石油さんは、オリジナルの設定にしているので、比較が難しいです。
ですが、201kWh以降は、従量課金の単価が東京電力と同じ価格設定になっていますので、600kWh以降の-1円は、単純に安くなります。他社の場合、東京電力の料金に対して、-0.2円とか、-0.5円などが多いので、-1円というのは、すごいことです。特に、600kWh以上を使う人は、毎月の電気料金が高い人たちなので、メリットは大きいです。
そして、いつものグラフを作ろうと思ったのですが、昭和シェル石油さんのサイト上にわかりやすいグラフがありましたので、そちらをお借りしたいと思います。
(出典:ドライバーズプランオフィシャルサイトより)
これは、わかりやすいですね。
つまり、200kWh以下の人は、電気代金が高くなってしまいます。ただし、車での移動が多く、毎月のガソリンが100リットル以上、給油している場合は、ここから1,000円引きが期待できますので、それを踏まえてもいいかもしれません。
ドライバーズプランの特典
(出典:ドライバーズプランオフィシャルサイトより)
昭和シェル石油のドライバーズプランでは、エネオス電気同様に、クレジットカードによるポイント付与があります。
エネオス電気は、Tポイントとの連携でしたが、昭和シェル石油のドライバーズプランは、ポンタポイントとの提携です。
自社カードを利用する場合は特典が多いのは、どこの会社もおなじですね。
ただし、クレジットカードを持ちたくない人は、シェルポンタカードでも、特典を受けることができます。これは、クレジットカードを持たない派の人にとっては、このサービスは魅力的なのではないでしょうか?
まとめ
こちらも、昭和シェル石油のドライバーズプランのオフィシャルサイトに、非常にわかりやすい図がありましたので、転用させてもらいます。
(出典:ドライバーズプランオフィシャルサイトより)
毎月の電気料金が
・6,000円以下の場合:電気料金が高くなる。(ただし、ガソリン代は、最大1,000円/月 安くなる)
・6,000円〜17,000円の場合:電気料金は変わらないが、ガソリン代が安くなる。
・17,000円以上の場合:電気料金も安くなり、ガソリン代も安くなる。
ということですね。
わかりやすい!
そして、気になる違約金などの縛りですが、こちらも
入会金:なし
解約手数料:なし
違約金:なし
契約期間:1年間の自動更新
となっています。
昨日のエネオス電気に続いて、昭和シェル石油も素晴らしいプランが出てきました!
車のユーザー(ガソリン代金を払う人)を取り込みながら、電気のヘビーユーザーをシンプルなプランで取りに行く作戦のようですね。すごく、面白いプランだと思います。
この条件だと、ちょっとだけメリットがある。とかじゃなく、この条件だと、明らかにメリットになる。という、シンプルなプランを設定している、エネルギーの両企業が、新しい電気プランの本命となりそうです。
はっきりって、現時点では、通信会社の電気よりも、エネルギー会社の電気の方がメリットが大きいので、携帯とのセット割は、まだ様子を見た方がいいと思います!
本日は、以上です。