光の時代は終わるのか?全国のケーブルテレビを比較する、ケーブルテレビナビ始動。
ちょっと前の話ですが、OCNの光回線が速度制限を行うというニュースが、業界を駆け巡っていました。
光コラボレーションがスタートして、ちょうど1年が経過し、ユーザーがNTTとの契約から切り替えが進んだタイミングで、まさかの光回線の速度制限。
モバイルでは、3日間で1Gとか、1か月で7Gとか、制限があるのが通例ですが、固定回線での速度制限は、前代未聞で、業界内でも激震でした。
OCNの発表後、追随する光コラボ事業者は今の所いませんが、OCN同様、一部のヘビーユーザーが、トラフィックを圧迫している現実は、どこのコラボ事業者も同じでしょう。
となると、今後、OCN光同様に、固定の光回線が速度制限を行う可能性はゼロでは、ありません。
そこで!
今日は、光回線と対をなす、ケーブルテレビ回線について、チェックしてみましょう。
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ケーブルテレビでインターネット
ケーブルテレビ回線を利用したインターネットの接続は、珍しくありません。
ケーブルテレビの対象エリアは、全国の世帯の約85%をカバーしており、多くの人が利用できる環境にあります。
総務省のデータから抜き出すと、平成26年度末の時点で、全国に約3,000万世帯がケーブルテレビを利用しています。(テレビ、ネット、電話サービスなど)非常に緩やかではありますが、微増を続けています。
(出典:総務省ケーブルテレビの現状より抜粋)
そして、同じく総務省のデータでみると、平成27年3月末の時点では、インターネットのサービスは、643万件の加入者がいることがわかります。
(出典:総務省ケーブルテレビの現状より抜粋)
建物によっては地上波のテレビを視聴するための装置を、屋上に設置するアンテナではなく、ケーブルテレビを利用して、テレビを視聴するケースもあります。
つまり、このような建物へ入居する場合は、必ずケーブルテレビを利用することになります。(地デジを見るだけならば、無料で利用することができるケースが殆どです)
ですので、映像をケーブルテレビを利用して視聴するわけですが、そのケーブルテレビ網を利用して、インターネットや、音声通話もできるようにしたのが、ケーブルテレビを利用したインターネットなのです。
ついでに、アニメチャンネルや、スポーツチャンネル、映画チャンネルや、音楽チャンネルなどの有料放送が得意ですので、インターネットを契約したお客様は、まとめて有料放送を契約すると割引料金で有料放送を見ることができます。
さらに、最近は、ケーブルテレビでインターネットを利用する場合、auのスマートフォンとのセット割引を受けることができるケースが多いです。
いわゆるひとつの、auスマートバリューです。
これ、業界では、非常にヒットした施策と言われており、auスマホの契約数のみならず、ケーブルテレビの契約数を押し上げた施策だったりします。
デメリット
では、ケーブルテレビのインターネットを利用すれば、通信制限がない※1(2016年4月現在)、有料のテレビ放送や、電話とセットで安く利用できる。などのメリットがあることがわかりましたが、デメリットはないのでしょうか?
※1:2016年5月2日、追記。J:COM NETにおいては、上りの通信制限があります。1日あたり 30GB(ギガバイト) 以上の大量のデータを継続的に送信するお客さまに対して、制限を実施します。
つまり、Youtubeなどを見ることには、制限がありませんが、ファイルをネット上に送信する、ファイル交換を行うなど、大容量のアップロードを継続的に行う場合は制限がかかります。一般的なユーザーには、無縁だと思ってもらって結構です。
Twitterにて指摘を受けましたので、追記しました。
あります!
それは、ケーブルテレビ会社は全国に515事業者も存在します。
エリアが限られているので、同じ市区町村でも、丁目が違うことで、別のケーブルテレビ会社と契約する必要があるなど、一般人にはとっつきにくいのが現状です。
また、地域が限られている中で、ケーブルテレビ会社は、事業を独占しています。
競争が起こらないので、お客様を、お客様と思わないケーブル会社も多いのが事実です。
例えば、地域によってケーブルテレビの普及率は変わります。徳島県の88.6%をトップとして、大阪府87.5%、山梨県82.2%、東京都81.4%と、整備されている地域もあれば、福島県の4.1%、鹿児島県の8.2%と普及が進んでいない地域もあります。
(出典:総務省ケーブルテレビの現状より抜粋)
さらに、地方公共団体が運営するケーブルテレビもあり、サービスを期待するのが虚しい会社も存在します。
地域密着だからこそできるサービスもある
ですが、上記のデメリットを差し引いても、得られるメリットがあります。それは、地域密着だからこそ、トラブル発生時に、すぐに対応してもらえることです。
ケーブルテレビ会社は、各社とも、地域ごとに営業スタッフや、メンテナンススタッフが、常駐していますので、何かあればすぐに駆けつけてくれます。
そういった対応が面倒な人は、メリットとは言えないかもしれませんが、大手の通信会社は、北海道の地方も、鹿児島の先の方も、中には離島も対応エリアになっており、エリアが広く、とにかく柔軟な対応は難しいのです。
ですが、ケーブルテレビはエリアが限定されているからこそ、軽いフットワークでサポートしてもらえます。
ですから、サポート体制の整ったケーブルテレビ会社を利用する人が増えているのです。
そこで!
このブログを読んでくださっている、あなたは、引越し先ではどこのケーブルテレビ会社が利用できて、いくらで使えるの?
ということを知りたいはずですよね。
これまでは、新居のケーブル会社を自分で調べて、自分で問い合わせをするしか方法はありませんでした。
そこで!
この度、私たち株式会社リベロでは、「ケーブルテレビナビ」というページを作成し、そういった相談を受け付ける窓口を設けました。
もちろん、光回線、ADSL、WiFiなどとも比較したい場合は、今まで通り、引越しラクっとNAVIのインターネット環境お調べサービスを利用してください。
ケーブルテレビのみならず、トータルでコーディネート致しますよ!
新居でのインターネット選びで、失敗しないように、新生活を楽しみましょう!
本日は、以上です。