使うカードはこれ1枚。面倒くさがりな人向け、ポイントカード攻略術。
ちょっと前ですが、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで、日本人の92%以上の人が、何かしらのポイントを貯めているというニュースを見ました。
確かに、ファミリーマートで嫌というほど聞かれる、「Tポイントはよろしいですか?」をはじめとして、ローソン陣営の「PONTA」、ドコモの「dポイント」など、共通ポイントが氾濫しています。
でもこの3つのポイントですが、僕の場合は、Tカードは以前に作ったことがあるのですが、ほとんど利用なし。ポンタは今回のエントリーのために作りましたが、dポイントは保有していません。
さらに、これだけでなく、楽天商圏で貯めることができる、楽天スーパーポイントや、先日も20%ポイント還元していた、Amazonポイント、ANAやJALのマイレージなんかも、一種のポイントですよね。
と、確かに92%以上の人は、何かしらのポイントを貯めているんだろうなーと思いました。
そこで、本格的にポイントを貯めれば、引越しでかかる費用を少しでも浮かせることができるかも!と思い、どれがイチバンお得なのか?と、いろいろと調べていたのですが、調べれば調べるほど、
面倒くさい。 ことがわかりました。
例えば、このコンビニでは、このカードを利用するのが、お得だ。とか、この書店では、このブランドのカードを使うとか、状況によってカードを使い分ける必要がある上に、ポイントカード、プリペイドカード、クレジットカードが混在していて、本当に大変。
特に、マイルへの換算を考えると、どこのポイントを経由するかによって、還元率が変わるので、素人には手を出せない世界があることがわかりました。(笑)
ポイントを貯めることに執着心があれば、そのハードルを越えることができるのかもしれませんが、それほど執着心がない僕のような人間には、ちとつらいものがあります。
でもね、おなじ労力ならば、多少のポイント優遇は受けたいじゃないですか。
そこで、今回は僕のような面倒くさがりな人でもできる、超かんたんなポイントカードの使い方をお伝えします。
使うカードはこれ1枚
前述の通り、状況によってカードを使い分けることがお得なことはわかりますが、やはり面倒です。財布に何枚もポイントカードを入れていると、厚みがすごいことになりますしね。
そこで、今回ご紹介するカードは、こちら。
LINE Payカードです。
このカードを利用するには、事前登録が必要ですので、LINEのアプリ内から、申請をしましょう。だいたい、1週間〜10日程度で手元に届くはずですよ。
このLINE Payカードの特徴は、ポイント還元率が、2% であることです。
還元率の良いポイントカードやクレジットカードでも、1%還元が多い中、LINE Payカードは、倍の2%です。
さらに、使用用途としても、スタンプの取得(LINEコインを経由)はもちろん、電子マネーへの変更(1,000円単位)や、友達との割り勘の際の送金への充当など、使い切ることが簡単 な点が魅力的です。
クレジットカードのポイントなどで、商品と交換することができたりしますが、全然魅力のない商品ばかりで、ポイントを貯める魅力がないケースもありますしね。
使い方や、メリットを調べる
使い方は、非常に簡単。
LINE Payカードは、プリペイドカードですので、SuicaやPASMOと同じで、チャージをして利用するだけ。
これだけなんです。
ね?簡単でしょ。
ちょっと比較してみましょう。
出金時期 | 判定 | ポイント | 判定 | |
プリペイド+ポイントカ−ド | 事前に支払い | × | 2〜3% | ○ |
現金+ポイントカ−ド | 購入時に支払い | △ | 0〜1% | × |
クレジット+ポイントカ−ド | 後日支払い | ○ | 0.5〜2% | △ |
この表では、ポイントカードで1%分のポイントが付く計算をしているので、現金や、プリペイド、クレジットでのポイント付与は、1%を引いた数値となります。
(例:クレジットカードで2%のポイント付与は、ポイントカード1% + クレジットカード1%といった組み合わせで合計2%という計算をしています)
このように、キャッシュフロー的には、後日支払いのクレジットが最強です。カードによっては、ポイントも付きますしね。(ちなみに1%還元のポイントは、還元率が高い方ですので、通常は0.5%程度です)
ですが、ポイント還元の観点で見ると、プリペイドカード(というか、LINE Payカード)が最強になります。キャッシュフローが悪くなるというデメリットもありますが、そもそもカードを持てない学生や、使いすぎが怖い人は、プリペイドで入金した金額までしか使わない!というルールを作り、自己管理できるという面でも、プリペイドは価値があります。
さらには、どこのコンビニエンスストアであっても、2%のポイント還元を受けることができるのは、大きいです。ローソンだとPONTA、セブンイレブンだとnanaco、ファミマだとTカード、サークルKサンクスだとRポイント、といった感じで、使い分ける必要がないのが、ものぐさには重要です。
さらにさらに、ポイントカード = 決済カードですから、ポイントを貯めつつ、支払いができるのです。ポイントカードと、決済用のカードを2つ出すのは、面倒じゃないですか?ポイントカードと、現金を出すもの面倒じゃないですか?僕はかなり面倒だと思っているので、財布の中のTカードは、ファミリーマートでほとんど出すことはありません。
ですが、LINE Payカードであれば、支払いをしつつ、自動でポイントが貯まるので、特にポイントを貯めている感覚がないまま、自動でポイントがたまるのが嬉しいです。
デメリット
とはいえ、デメリットもあるでしょ?と思い、調べてみました。
すると、現時点でのデメリットは、チャージ方法にあると言えます。
チャージの方法は、
銀行口座
コンビニ
Pay-easy
オートチャージ
の4種類あります。が!
銀行口座
みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、横浜銀行、の6行しか対応していません。本来、親和性の高いネット銀行が軒並み入っていませんので、ちょいと面倒です。
コンビニ
コンビニでのチャージは、セブンイレブンとデイリーストア以外の大手コンビニでは対応できるようです。
ですが、チャージの方法が、各コンビニにある発券端末を利用する必要があります。
いわゆる、ローソンでいう、ロッピーや、ファミリーマートでいう、Famiポートです。
これ、いろんなことができすぎて、どう使っていいのかわかりにくいので、非常に使いにくいんですよね。。。
駅の券売機でチャージできるSuicaやPASMOと同じで、簡単にチャージできるようになれば、もっと使いやすいのですが、、、
Pay-easy
Pay-easy(ペイジー)でも利用可能ですが、どのくらいの人が、ペイジーを知っていて、利用しているのでしょうか?
僕は、まったく利用経験がありませんので、ペイジーを利用している人はチャージの際に使ってみてはいかがでしょうか?
程度のコメントで収めたいと思います。
新しいLINE Payの仕組みを理解するだけでも大変なのに、さらにペイジーまで理解してアカウント持って。というのは、ハードルが高すぎます。
http://www.pay-easy.jp/index.html
オートチャージ
オートチャージは、前述の銀行口座から、指定金額を下回った際に、自動でチャージがされる機能です。
これは、楽でいいですよね。ただし、利用出来る銀行は前述の6行に限りますが。。。
ですから、メガバンクをメインバンクに利用している人にとっては、まあいいのかなぁと思います。
というわけで、LINE Payカードは、チャージに難があると言えます。
ですが、それを補うほどの、ポイント還元率である事も確かです。
デポジット(プリペイド)や、クレジットについての考え方(メリットと取るか、デメリットと取るか)は、個人個人で違うと思いますから、一概には言えませんが、デポジットをデメリットと捉えなければ、プリペイドのLINE Payカードも利用しやすいですよね。
まとめ
そんなわけで、今回は、ものぐさな人向けの、ポイントカードとしてLINEカードをご紹介してみました。前述の通り、これ1枚で、コンビニ各社で、等しく2%のポイント還元を受けることが可能です。
利用シーンによって、カードを使い分ける必要がないのが、嬉しいですよね。JCBのカードが使えるお店ならば、コンビニだけでなく、スーパーや飲食店など、どこでも利用出来るのも、プラスです。
今回のメリットをまとめると、
・1枚のカードで支払いとポイントをためることができる
・ポイント還元率が最高水準
・JCBのカードが使えるお店ならばどこでも利用出来る
・LINEのスタンプや、電子マネーに交換できるので、ポイントを使いきれる
という点です。
言い換えると、
1枚で支払いとポイント取得ができて、いろんなお店で利用できて、ポイントがたまりやすく消費もしやすい。
とも言えます。
そして、これはプラスアルファとしてですが、LINEカードで支払いをする際に、ローソンならばPONTAカードでポイントをゲットすることもできます。
つまり、LINE Payカード(2%) + PONTAカード(1%)の合計3%ゲットすることが可能なのです。
まあ、ものぐさには、このプラス、ポイントカード提示が面倒なのですが・・・でもできるけど、やらない。というのと、できない。というのは違うので、できることに越したことはないですね。
LINE Payカード+ポイントカードでの決済は、現金で購入するよりも、3%もお得になるって素晴らしい。僕なんかは、ほぼ毎日、コンビニでご飯を買っていますので、1日1,000円としても、月に20,000円は利用しているはず。すると、20,000円の3%で、600円分のポイントが毎月、貯まるわけですから、スタンプに交換してもよし、好きなあの子にスタンプをプレゼントしてもよし、と最高ですね!
もっと言えば、自分が保有しているクレジットカードでオートチャージができれば、最強の1枚となるので、LINEさん、よろしくお願いします!
ものぐさな人向けの、ポイントカード攻略法、いかがでしたでしょうか?
2016年5月現在では、こんな状況だと思いますが、またどこかのタイミングで、ポイントについても考えてみたいと思います。今回のエントリーが気に入れば、ものぐさポイントライフを試してみてくださいね。
あと、引越しでもポイントは貯まります。そんなことをまとめたエントリーがこちらになりますので、良ければこちらもご覧ください。
本当にお得?引越し会社が対応するポイント一覧と、ポイントの仕組みについて考える。
本日は、以上です。