あなたは大丈夫?引越しをしてから3か月経過しないと、投票できないって知ってる?
こんにちわ。引越しラクっとNAVIの横川です。
今日は、選挙ネタです。タイトルにも書きましたが、引越しをしてから3か月経過しないと、投票できません。でも、この文章には大事な部分が抜けています。それは、「新住所で」という文字です。
つまり、タイトルを書き直すと、
「引越しをしてから3か月経過しないと、新住所で投票できないって知ってる?」
となります。
まあ、理由は簡単。選挙前に(選挙中でもいいですが)支援者が一気に引越しをして、投票後、元の家に帰ってしまうと、本当の民意を反映できませんし、かなりの不正がまかり通ってしまいます。
僕のお引越しを例にとると、引越しをしたのが5月30日です。つまり、8月30日までは新住所では投票することができません。つまり、今回の参議院選挙を新居の近くの投票所では、投票することができないのです。
厳密には、新住所で投票するためには、新住所に転入した日から選挙の公示日(選挙期日の少なくとも17日前)前日までに3か月以上、住んでいる必要があります。
では、つい最近、お引越しをした僕は、今回の選挙には、投票できないのか?といえば、そういうわけではありません。
旧住所に3か月以上、住んでいれば、旧住所にて投票をすることができます。僕の場合も、旧住所にて投票をすることができます。
僕の今回のケースでは、電車で30分程度の距離ですから、投票日に投票所へ移動することもできますが、中には長距離の引越しをした場合、そう簡単に旧住所に行けない場合もあると思います。
そんな時は、不在者投票という方法で、投票しましょう。
不在者投票の方法は総務省のページから拝借すると、
不在者投票の手続
①旧住所地の市区町村の選挙管理委員会に、直接または郵便等で投票用紙など必要な書類を請求します。
②交付された投票用紙などを持参して、新住所地市区町村の選挙管理委員会に出向きます。
【注意】
不在者投票は、書類のやりとりを郵送で行うため、手続きに時間がかかりますので
早めに請求してください。
ということになります。今週末の投票ですから、もしかしたらもう間に合わないかもしれませんが、不在者投票をしようと思っている人は、すぐに連絡してみましょう。
ちなみに、ここまで特に書いていませんが、このエントリー内での引越しというのは、住民票を移動することと同義だと思ってください。
仮に、住民票の移動をしていない場合、引越しをしてから3か月経過しても、新住所で投票をすることができません。
ですから、お引越しをした際は、住民票の移動を忘れないようにしましょう。
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引越し手続きのタイミングが最悪だと、旧住所でも投票できなくなる
僕と同じように引越しで選挙で困っている人はいないかな?と調べていると、出てきました。しかも、今回ご紹介する方は、旧住所でも投票ができないのです。本当にそんなことが起こりうるのでしょうか?
旅をするコピーライターさんのブログですが、コピーライターさんて、やっぱり言葉を扱うのが上手ですよね。こちらの方のブログを要約をすると、
転入届を出した日(4月7日)と、転入日(3月1日)の間の3月21日が、選挙に投票することができる自治体が決まる日だったので、その日(3月21日)にどこの自治体にも所属できていなかったので、投票ができる自治体がないという状況のようです。
つまり、転出届を出したら、なるべく早く転入届を提出しておきましょう。ということになります。転出届は、郵送での対応が可能なので、お仕事が忙しい人でも、対応できますが、転入届は、本人が行かなくてはならないので、かなり面倒臭いですよね。そして、今回のケースは、決して他人事ではなく、お引越しをするすべての人に当てはまる可能性のある事象です。
例えば、3月20日が転出日、3月31日が転入日として、転入届を出したのは、3月31日だとします。本来、転入届を提出するのは転出届を出した2週間以内ですから、問題ないはずですが、投票ができないことになってしまいます。
しかも、3か月後に選挙があるかどうか、なんてわかるはずもなく、見えない近未来に対して、なるべく早い手続きをしましょう。というのですから、早く動くインセンティブとしては、弱いです。
もう、この解決策としては、
転出届を出したら、すぐに転入届も出しましょう。
ということになると思います。
ですが、転入届は転出届と違って、本人が行かなくてはならない(郵送できない)上に、平日のみの受付だったり、(自治体によって土曜日の受付をしてくれている自治体もあります。)でハードルは高い上に、ぶっちゃけ、転入届を出していなくても、それほど大きな支障が出ません。免許の住所を書き換えなくても、車には乗れちゃいますしね。
ですから、面倒だとは思いますが、思いがけず投票できない!なんてことにならないようにも、転入届の提出は、お早めに!
Twitterで、引越しの時に投票できない人がいるのか、チェックしてみましたが、意外にも多かったので、引越しの際のあるあるネタだったりするようですよ!
わたし選挙行くの大好きで今まで引越しの関係で選挙権ない時以外は必ず入ってるから選挙行かないって話聞くとびっくりする……票入れる瞬間わたしが日本を変えてやったワハハって気持ちにならない!?気分は総大将なんだけど!!???うそでしょわたしだけがあんな快感を知っているの……🙄✋🏻
— em (@em_etv) 2016年7月5日
地元に引越ししてきて3,4日後に選挙だったとき、投票できなかったよ。
「今回は名簿に名前が無いので…出来ないかなぁ〜?あ、前の市で投票するとか出来ますか?」って当日、言われたよ。
本当だよ。
呆れたよ。ほっ○もっ○のお弁当が届いて、そっちに夢中になってたよ、
本当だよ。— mina (@0902mina) 2016年7月5日
そして今回の選挙ですが、上記の通り、3月21日にどこの自治体に所属しているのか?で投票をする場所が決まりますが、上記でご紹介した方のように、宙ぶらりんになっている人が多いはず。なぜなら、3月21日は、引越しの 大繁忙期 だからです。
国会議員の方々、せめてあと1か月先に選挙ができたならば、引越しの繁忙期を超えているので、投票できない!という人が減ったはずです。もうちょっと、なんとかしてもらいたいものです。
本日は、以上です。