これはびっくり!家ごと引越しをする国があった。
こんにちわ。引越しラクっとNAVIの横川です。つい先日ですが、テレビで他国のお引越しについて、紹介されていたようです。
僕はその番組を見ていないのですが、その国は、ニュージーランド です。
どういった紹介をされていたかというと、なんと、今住んでいるお家ごと、まるまるお引越しをするのです。
その放送がyoutubeにあがっていたので、内容を見てみると、おお!本当だ。とびっくりしました。どうせ削除されそうなので、該当youtubeは直張りしませんが、もし、見たい人がいれば、
アメージパング2016年8月2日 知ってよかったあんまり知らない国!ニュージーランドSP
これで検索してもらえれば、著作権を無視した動画が上がっているはず。。。
と、ここでyoutubeで他にもニュージーランドのお引越しについて、アップしていないかな?と見てみると
あれ?この動画見たことあるなーと思ったら、上記のテレビ番組内で使われていた動画は、youtubeの動画であることがわかりました(笑)
まあ、テレビの1コーナーの数分のために現地まで行くのは予算的に難しいのでしょうね。
念のため、上記の動画がアップされた日付を確認すると、1年前〜4年前なので、テレビ番組が先に撮影したわけではなさそうです。
他にも、こんな動画もあがっていました。ニュージーランドでは一般的な光景のようです。
でもって、このようなお引越しになる理由としては、テレビでは「道が広い」ということを挙げられていました。もちろん、その通りだと思いますが、僕が思うに「平屋が多い」ことも理由だと思います。
東京のように、土地の価格が高いと、購入できる土地が狭くなるので、居住スペースを確保するために、2階、3階建てと、上に伸ばしていく必要がありますが、土地が安いと、建物を横に伸ばしていくことができるので、工事費の安い平屋でいいのです。
そして、建物を建てた(新築)時から、どんどん価値が下がっていく日本に住んでいると想像できないかもしれませんが、諸外国では古いものに価値を見出す文化もありますし、どんどんリフォームした建物は、車と同じで愛着が湧いて、引越しでも持っていきたい気持ちになるようです。
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日本で同じことができるのか?
果たして、日本で同じような引越しをすることができるのでしょうか?
3つの問題が考えられます。
1)建物の高さが高い
2)輸送方法
3)電気水道ガスのインフラ接続
まず最初は建物高さの問題について考えます。前述の通り、日本は平屋が少なく、建物の高さが高い家がほとんどです。そのため、移動させるにしても、受ける風の抵抗が増えますし、移動時の振動に耐えうる構造である必要があります。
続いて輸送方法ですが、こんな輸送ができるのは、日本では日本通運さんのみでしょう。とはいえ、電柱が乱立して電線がいたるところに張り巡らされている日本で戸建ての家を移動させるのは、日本通運さんをもってしてもかなりの難易度です。
さらに、水道、都市ガスなどは地下に埋まっていることが多く、接続をすることが簡単とはいえません。
つまり、この大きなハードルをクリアした上で、運ぶ必要があります。
ハードルが高ければ高いほど、コストも割高になっていきますので、そこまでして家ごと引越しをする必要があるか?という考えが出てきます。
まあ、日本は建物は古くなればなるほど建物の価値がなくなる国なので、引越しで家を持って行って使うという発想自体、生まれにくいですよね。
というわけで、国ごとの事情でいろんなお引越しがあることがわかりました。ニュージーランドに限らず、他国の引越しをチェックしてみたいですね!