お盆は実家のことを考える。週刊ダイヤモンドとプレジデントが企画でカブった件
こんにちわ。引越しラクっとNAVIの横川です。今日は、コンビニに行ったら週刊ダイヤモンドさんと、プレジデントさんが、同じ企画で「実家」について特集されていました。
まあ、時期的にはぴったりですから、両方買って、どんなものかな?と実家で読んでみました。
持ち家あるなら、週刊ダイヤモンド
ざっと読んだ感じ、週刊ダイヤモンドの方は持ち家を中心として、お墓についてや、相続、空き家対策など、固定資産を中心とした構成になっています。
また、2033年の住宅価格についても特集されており、渋谷の住宅価格は2033年には、2016年にくらべて、48%ダウン!という恐ろしい試算がされていました。
もっと詳しく知りたい方は、週刊ダイヤモンドをご購入ください。(笑)
一方、プレジデントの方は、老人ホームの話や、見守りサービス、病院など、実家という固定資産についても触れていますが、もっと広く高齢化社会について、親子で話そう。というテーマになっています。
今の僕の立場だと、プレジデントの方が役に立ったなという感じですが、人それぞれですから、自分がどこの立場に立っているかで、週刊ダイヤモンドの方が役にたつという人もいると思います。
でもって、今回は、両方の紙面で取り上げられていましたが、生前から整理をしよう。という特集を掘り下げたいと思います。
不用品業者に足元をみられないように
週刊ダイヤモンド内でも書かれていますが、一部屋分の処分品を業者に任せる場合、2トントラック1台で20,000円ほどかかります。物置や、納屋などのモノを含めると、一軒家で20万円ほどの請求がくることもあります。悪質な業者につかまると、足元を見られ、100万円をこえる費用を請求されることもあります。この処分費用、誰が負担しますか?親御さんが亡くなられたら、葬儀費用だの、生前の借金だの、相続だの、かなり忙しくなります。相続前の費用として計上しますか?そんなにうまく、関係者でまとめることができますか?
家に残っているモノも、なにが必要で、なにが不要かもわからなくなります。ですから、余計な費用を発生させず、また残すモノと処分するモノの区別をするために、親御さんと会話をする必要があるのです。
この辺の生前の整理については、いくつかのポイントがあります。こちらについては、以前、ハート引越センターさんの高齢者向けサービスでも聞いていたので、知っていたのですが、改めてご紹介しましょう。
高齢者が生きてきた時代は戦後のモノが無い時代でした。ですから、モノを所有することに意味をもっている世代の人たちですから、簡単に捨ててくれません。
「処分する。」とか、「捨てる。」なんて単語はNGワードです。そういった、後ろ向きな話し方ではなく、前向きに「孫がつまづいて転ぶと怖いから片付けよう」なんて言い方から、片付けを始めて、不要なモノを聞き出すところから始めましょう。
我が家での処分品
幸いにも、我が家の親はモノを持つことにこだわりがないので、実は実家に帰るたびに、いろんなモノを処分しています。
今回も、いろいろと出てきまして、写真、給与明細、記念硬貨、8ミリビデオ、テレホンカードなんて出てきました。
僕の場合はすでに、漫画などの本や、服、机に椅子などの大物家具やテレビ、ステレオコンポなどの家電など、かなりの部分の処分が完了しているので、僕の部屋(正確には僕の部屋だった部屋)は、猫の部屋に変わっています。
ですので、万が一のことがあっても、処分については特に気にする必要はなさそうです。
ですが、そんな家庭は珍しいと思います。ですから、実家のモノについて、親御さんが健在のときに、ちょっとずつでもお話をしておくことが大事なのです。
まとめ
今回、重要なことは、処分品を安く処分するためには事前の準備が必要ですよ。ということではありません。
万が一、親御さんがいつどうなるか?というときに対しての対策を、親子で話すことが重要です。
まだまだ、そんな歳ではない。なんて思っている人も多いと思いますが、千代の富士が61歳でなくなったように、僕の父も52歳でなくなりました。
自分の親が元気だと思っていても、どうなるかはわかりません。もしかしたら交通事故という可能性もありますしね。
親御さんともっと生前話をしておくべきだった。と残された家族が思う比率は、非常に高いようです。特に、それほど頻繁に帰省できない人は、なおさら、親御さんと顔を合わせて、お話をする時間が必要なのです。
まずは、電話でもいいのでお話をするところから始めてみませんか?