家に付く「猫」は引越し嫌い?
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ペットで猫を飼っている人も多いでしょう。
よく「犬は人に付き、猫は家に付く」といわれます。家飼いの猫であっても、外には自由に出られて散歩は気ままにやっているというケースも多く、犬のようにリードを付けて散歩させている姿は見かけません。
テリトリーを守る本能が色濃く残っている猫は、環境の変化をとても嫌う動物といえるのです。つまり、猫が「引越し嫌い」というのは本当です。
猫を連れて引越しする場合の注意点をまとめておきましょう。
【引越し当日の注意点】
荷物の運搬などで、見知らぬ人がたくさん出入りする引越し当日。猫はパニックになりやすい性質もあります。脱走してしまうのを防ぐため、引越し作業を始める前にキャリーケースなどに入れて浴室などにいてもらいましょう。猫用のトイレやエサ、水などを一緒に浴室に入れて、ドアには「猫がいます。ドアを開けないで」などと張り紙をしておくのもいいですね。
それでも不安な場合は、引越しが終わるまでペットホテルなどに預けておくのが安心です。
【引越し後の注意点】
猫は、慣れない新しい環境にストレスを感じています。室内飼いの場合、ちょっとしたことで脱走してしまいがちなので、ドアの開け閉めなどに注意しましょう。また、脱走してしまった場合に備えて、あらかじめ首輪と迷子札を付けておくといいでしょう。
引越し後は、早めに猫が落ち着ける「居場所」を作ってあげましょう。また、新しい環境に愛猫が早く慣れてくれるよう、いつもよりたくさん遊んであげるのがいいですね。