引越し初心者向け!引越し会社と赤帽の違いを解説するよー
こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。
今年に入って、基礎に戻ろう!と思い、新人研修に参加しています。この新人研修では、引越しとは?といった本当のキホンからのカリキュラムとなっております。
今一度、初心者の人はどういったところを疑問に思うのか?を含めて、潜入してきました。
今日は、その第一弾として、赤帽でのお引越しと、引越し会社を利用したお引越しの違いについて、解説したいと思います。
赤帽とは?
過去に赤帽に関するエントリーも書いていますので、そちらも是非ともご覧ください。
上記のエントリーでも書いていますが、赤帽さんとは、個人事業主の集合体です。各事業主次第という部分もあり、クオリティーについては、ばらつきがありますが、価格は、抑えることができることもあります。
例えば、赤帽のサイトから、引越しの料金のお見積もりを取ることができます。東京を選択すると、
作業時間2時間以内・走行距離20Km以内の場合 13,500円
(1台1行程・ドライバー1名、土曜・日曜・祝祭日は2割増)
なんと、13,500円でお引越しできてしまいます!
オリコンランキングで、コストパフォーマンス部門5年連続第一位とのことで、さすがの安さです。
(出典:赤帽オフィシャルサイトより)
この金額を、引越し会社へお願いしようとしても、無理です。
では、赤帽と引越し会社は何が違うのでしょうか?もうちょっと詳しくご紹介します。
料金の考え方が違う
大きく違うのは、料金の考え方です。
引越し会社へ引越しを依頼する場合、お見積もり金額=引越しにかかる費用と言えます。
ですが、赤帽の場合、上記のように、◯◯時間でいくら。という料金形態になりますので、引越しの時間が長引くと、料金も割高になってきます。
そもそも、赤帽さんに引越しの依頼をする人は、軽トラックに乗る荷物量でないとダメなので、荷物量は少ないと思います。となると、お引越しの作業時間は少ないので、ある程度時間は読めると思いますが、移動距離が長いとか、移動ルートがいつも渋滞する。など、赤帽さんを拘束する時間が長くなると、割高になってしまうのです。
ですから、赤帽さんに依頼する人は、移動距離もしっかりと計算しておく必要があります。
例えば、先ほどの例で、作業時間2時間以内、移動距離20km以内とすると、どのくらいのエリアになるかというと、
渋谷駅を中心すると、たまプラーザ駅、赤羽駅、亀戸駅あたりが20kmや、移動距離が1時間のエリアと言えます。図にすると、こんな感じですね。
これくらいの移動距離で、荷物が軽トラックに乗るサイズであれば、赤帽さんに依頼するとお安く引越しをすることができます。
ですから、23区内のお引越しであれば、単身者が料金を抑えようと思う時は、赤帽さんを検討してみてはいかがでしょうか。
移動距離や移動時間を測るには、グーグルマップで車の移動で検索をすると簡単ですよ。
引越し会社を使う理由
とは言え、多くの人が、引越し会社に依頼をして、引越しをしています。なぜでしょうか?引越し会社へ依頼するメリットを考えてみましょう。
まず、大きなメリットは、金額の上限が決まっている!ということです。道路が渋滞して、通常は2時間で終わる引越しが、4時間かかったとしても、引越し料金は変更されません。これは安心だと言えますね。
続いて、引越し作業のスタッフが、最低でも2名はいるので、お手伝いをする必要がありません。
赤帽さんの場合は、ドライバー兼スタッフが1名しかいませんので、一人で運ぶもの以外は、お手伝いをする必要があります。中には、おじいちゃんのスタッフが来た時は、かなりのお手伝いをしなくては引越しが終わらなかった。なんてこともあるようです。
他にも、衣類をハンガーにかけたまま移動できる、ハンガーラックや、布団袋、養生のグッズなど、引越しに役立つアイテムをたくさん持っているのは、引越し会社の強みですね。
逆に言えば、赤帽さんは、荷物を運ぶだけ。とも言えます。
最後は、スタッフの熟練度です。引越し会社は、年間で数万件以上の引越しを行なっている会社も多く、引越しスタッフのスキルがしっかりとしています。
例えば、サカイ引越センターさんは、1日約2,000件のお引越しをしている計算になります。1日に2,000件のお引越しなんて、想像できませんが、そのくらいの件数をこなしているのは、安心ですね。
他にもアート引越センターさんは、作業スタッフの研修用のお家を建てて、研修を行っています。研修の様子は、こちらからご覧いただけます。
こういった、実績や取り組みを知っていると、安心して荷物の移動をお願いできる!という人もいるのではないでしょうか。
とまあ、コストの部分以外で引越会社を選ぶことも、多々あるということですね。
まとめ
というわけで、ここまでをまとめてみますと、
引越会社 | 赤帽 | |
---|---|---|
料金 | 1件ごとに金額が確定 | 時間によって金額が上がる |
スタッフ | 2名以上(基本) | 1名 |
お客が手伝いをするか? | しない | することもある |
引越専用グッズ | あり | なし |
荷物量 | たくさんでも大丈夫 | 軽トラックに乗るだけ |
利用すべき人 | 全ての人 | 近距離 単身(荷物少ない) 男性 |
このような形でまとめることができます。引越会社に赤帽と同じ料金を期待するのは、やめておいたほうがいいですよ。そもそもサービスが全く別物ですから。
赤帽さんの引越しでも大丈夫な条件の人は、赤帽さんがいいと思いますし、そうでない人は、引越し会社へ依頼をするべきですよ。ということが、ご理解いただけると嬉しいです。
では、本日はこれにて。