私の荷物は、何トントラック?自分で引越しのトラックサイズを調べる方法
今日は、初心者シリーズの第二弾です。
引っ越し料金に大きく関わる『トラックサイズ』。引っ越し業者に見積もりを頼む以外に調べる方法はないのでしょうか?
引っ越し見積もり料金 簡易シミュレーション
引越しの料金は、
・荷物量
・移動距離
・日時
で決まります。
この辺りの詳細は、ここに書いているので、読んでみてくださいね!
そして、この料金を決める要素の一つである、荷物量。上記のエントリーでも書いていますが、ダンボールを数個減らしても、全然料金が下がらなかったりします。
多分、皆さんのイメージとしては、荷物量が増えると、引越し料金も上がると思うでしょうが、それはちょっと違います。
このグラフのように、荷物の量に比例して、料金が上がりそうなイメージを持っていませんか?
ですが、実際には、このグラフのように、階段式で料金は上がります。
この階段の部分で、何が起こっているかというと、トラックのサイズが変わっているのです。
つまり、トラックサイズが変わるほどの荷物量の変化がない限りは、引越しの車両代金は変わらないので、料金は上がることも下がることもありません。
ダンボールが2個減ったら、作業量が減るんだから、その分の値引きができるだろう?と思うかもしれません。ですが、ダンボール2個だと、他の荷物とまとめて運ぶことができるので、作業量的にはほとんど変わりません。ですから、引越し会社の見積もり金額に大きな影響はありません。
どんなトラックがあるのか?
では、実際に引越し会社にはどんなサイズのトラックがあるのでしょうか?
引越し会社によって、サイズは様々ですが、一般的なサイズをご紹介します。
・1.5トン車
・2トン車
・2トンロング車
・3トン車
・4トン車
ざっくりいうと、こんな感じです。
この中でも、特にメジャーなのは、
・2トン車
・2トンロング車
・4トン車
この3つでしょうか。
そして、同じ2トン車であっても、引越し会社によって容量が違います。
例えば、
A引越し会社の2トンロング車とB引越し会社の3トン車は、載せることができる荷物量が同じだったり、A引越し会社の2トン車よりもB引越し会社の2トン車の方が載せることができる量が少なかったりします。
さらに、同じ引越し会社でも、トラックを購入した時期や、メーカーによって、積載量が異なるので、一概にまとめることはできないんですね。
どのくらいの荷物を運べるのか?
続いて、各トラックサイズでは、どのくらいの荷物が運べるのか?をみていきましょう。
こちらもあくまで目安ですが、
・1.5トン車:約1.5畳分の荷物
・2トン車:約3畳分の荷物
・2トンロング車:約4.5畳分の荷物
・3トン車:約6畳分の荷物
・4トン車:約8畳分の荷物
となります。
ですから、8畳のお部屋が満載になるほどの荷物量であれば、4トン車が必要という感じですね。逆にいうと、8畳のワンルームに住んでいる人は、居住スペースがあるので、実際には3畳〜4.5畳分の荷物にまとまると思います。
最近は、1畳といっても、タタミに触れる機会が減っているので、どのくらいのサイズかわからない人もいると思います。平方メートルでいうと、1畳は、1.62平米です。
まだ、分かりにくいですね。地域によって畳のサイズは異なるのですが、大雑把にいうと、「1.8m x 0.9m」が1畳です。
このようにメートルで置き換えると、若干イメージしやすくなりませんか?
というわけで、自分の荷物がどのくらいのトラックに載せることができるのかを知りたい人は、
全ての荷物をまとめると何畳分に収まるのか?
を知ることで、大まかなトラックサイズを知ることができますよ。
トラックサイズ毎の引越しスタッフ数は?
続いて、トラックサイズ毎の引越しスタッフ数をみていきましょう。
こちらも、引越し会社毎に設定は違います。ですので、あくまで目安となります。
・1.5トン車:1〜2人のスタッフで引越し作業
・2トン車:2人のスタッフで引越し作業
・2トンロング車:2〜3人のスタッフで引越し作業
・3トン車:2〜3人のスタッフで引越し作業
・4トン車:3〜4人のスタッフで引越し作業
とはいえ、引越し会社の状況によっては、2トン車でも3名作業になることもあります。この辺りは、引越し会社の考え方による部分が多いのですが、あくまで目安として、上記の数値を知っておいてもいいと思います。
まとめ
というわけで、ここまでをまとめます。
引越し料金は、大きく3つの要素から決まります。
・荷物量
・移動距離
・日時
うち、荷物量による料金の変動は、荷物の増減による作業量の増減もありますが、トラックサイズが変わることが、料金に大きな影響を及ぼします。
ですが、普通の人は、自分の荷物がどんなトラックサイズになるかは、分かりません。
そこで、あくまで目安ですが、何畳分の荷物になるかで、トラックサイズを調べることができることをお伝えしました。どうしてもわからない場合は、前回のお引越しが、何名作業だったかでも、ある程度判別できるようにもしました。
そちらをまとめると、こんな感じになります。
トラックサイズ | 作業人員数 | 積載量 |
1.5トン車 | 1〜2人 | 1.5畳分 |
2トン車 | 2人 | 3畳分 |
2トンロング車 | 2〜3人 | 4.5畳分 |
3トン車 | 2〜3人 | 6畳分 |
4トン車 | 3〜4人 | 8畳分 |
というわけで、多少の荷物量の増減では、引越し料金は変わらないのですが、ちょうどトラックサイズが変わるギリギリであれば、大きく引越し料金が変わることもあるのです。
ちなみに、単身者であれば、2トントラックで収まることが多いです。ちょっと荷物が多い人でも、2トンロング車で間に合います。単身で4トントラックだと、1LDKなどに住んでいて、荷物がかなり多い人と言えますよ。
本日は、以上です。