図面だけじゃわからない!内見しないで物件契約する際の注意点!と、その対策
こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。
転勤や、急な引越しで内見ができずに、物件の図面だけで引越し先を決めること、意外と多いのです。
新卒の人たちが会社の借上社宅に配属される際は、自分で決めるというよりも、会社ですでに決められた部屋をあてがわれているケースも多いんですけどね。
入居までの時間がない、遠距離で内見するだけのための費用がもったいない。など、の理由から、内見(内覧)をしないでお部屋を決める場合が意外とあります。
今日は、そんな内見をしないでお部屋を決める際に注意すべき点をまとめてみました。
内見なしで契約する場合の注意点
1階に飲食店がない物件にしよう!
1階に飲食店が入っている建物の場合、みなさんが苦手なゴキ○リが発生しやすくなります。
自分では、どうにもこうにもならないわけですので、非常にストレスがかかります。
さらに、飲食店の排気口が自分の窓の下にあると、匂いもすごいことになりますので、かなり注意が必要です。
というのも、僕の後輩が実際に、排気口が窓のしたにある物件に住んでいますが、窓は一切開けることはできない上に、とんかつ屋さんで油がすごい上に、Gさんホイホイは、必須だと嘆いていました。
しかも、購入した物件だから、簡単に引越しすることもできず・・・
これを避けるためには、事前に不動産屋さんに、1階に何があるのかを聞いておけば安心です。
飲食店ほどではありませんが、スーパーなどの食べ物を扱っている店舗がある場合も、匂いは大丈夫かもしれませんが、Gは出やすくなるので、極力住居だけの建物に住むのが好ましいと言えます。
大通りに面していないか?
お部屋が大通りに面している場合、2つの点で困ったことが起こる場合があります。
それは、騒音と排ガス。
あなたの新居が、車が絶えず通行している幹線道路沿いに面している場合、車の騒音だけでなく、排ガスも問題になります。
僕も実際に幹線道路の目の前の物件に住んでいましたが、窓を開けるとうるさすぎて、テレビなどの音はかき消されます。(そもそも、うるさいことを想定して、防音のお部屋になっていました)
さらに、洗濯物を外に干すと、黒いススのようなものがつくので、外には干せません。
ベランダなんか、真っ黒でしたしね。。。
ですから、大通りに面していて、お店もいろいろあって便利!なんて思っても、大通りに面した建物には、注意が必要です。
洗濯物は外に干さない、全て室内干しです!という人は、特に気にしなくてもいいかもしれません。
高速道路に面していないか?
これも僕の体験談ですが、ある程度、都心部に住む場合、高速道路が街中を通っていますが、これがマンションの4Fとか、5Fあたりの高さのケースがあります。
そうすると、目の前が高速道路なので、前述の騒音の問題が発生します。
救急車などの緊急車両も通ることが多いので、覚悟が必要です。
ですが、ちょっとだけいいこともあります。それは、家賃が若干安いこと。
僕が当時住んでいたマンションでは、2〜4Fよりも、5F(僕が住んでいた)の方が1,000円家賃が安く、6Fとは3,000円も違っていました。
僕の住んでいた5Fの目の前が、高速道路だったので、日当たりもイマイチ、空気は最悪、音もうるさいところでしたが、家賃が安いので、よしとしました。
使用感については覚悟しよう
図面や写真をみて、おおキレイ!と思って、内見すると、ちょっと古臭かったりすることも多いですよね。
写真が、新築当時のものを使っていたり、前回募集時の写真だったり、他の部屋の写真だったりで、現地に行けない場合の最大のデメリットはお部屋の使用感がわからないことではないでしょうか。
この使用感については、現地に行かないと、どうにもならないので、そもそも期待をしすぎないようにしましょう!
という期待値を下げることで、実際に入居した時の気持ちの差を小さくするという対応にとどめて置こうかと思います。
内見代行サービスを利用してみる
とは言え、できることなら内見をしてみたいという気持ちはありますよね。
交通費を使わずとも、内見代行というサービスを利用することで、地方にいながらでも、首都圏のお部屋を内見してもらえるサービスがあります。
どんなサービスかというと、実際のお部屋にあなたの代わりに訪問してもらい、写真や動画を撮ってもらえるサービスです。
時間が合えば、リアルタイムの動画を見ながら、風呂場や、クローゼットなど、気になるところに現地スタッフがカメラを持ったまま、ライブ中継してくれます。
以前にご紹介した、日本財託さんの内見代行サービスは、この引越しラクっとNAVIをみた!と言ってもらえれば、無料で依頼をすることができます。
図面以外の情報は、ネットで調べよう
内見なしのお部屋探しで、失敗する確率を下げる方法は、グーグルマップで検索することです。図面には、番地まで書いていないことも多いので、不動産会社さんに住所を教えてもらいましょう。
グーグルマップでチェックすることで、大通りに面しているか?高速道路が目の前にないか?くらいはわかると思います。1階に飲食店があるかどうかも、グーグルマップでチェックできますが、ぼかしがきつかったり、撮影時は飲食店だったけど、実際にはオフィスに変わった。なんてこともありますので、参考程度にしておきましょう。
また、マンションノートで口コミを調べておくのも有効です。まずは自分が口コミを書かなきゃ、閲覧するポイントをもらえないので、ひと手間かかりますが内見ができないので、口コミは大事な要素です。
まとめ
というわけで、今日のまとめですが、内見をしないで物件を決める場合、
・1階に飲食店がないか?
・大通りに面していないか?
・高速道路に面していないか?
をチェックして、
使用感については、期待を持たないようにしましょう。
そして、自衛策としては、グーグルマップや、マンションノートで事前チェックをできるだけやって、利用できるようなら内見代行サービスを利用してみる。という方法がいいと思います。
とは言え、内見代行サービスは、東京を中心とした首都圏エリアでしか対応していなさそうなので、もっといろんなサービスが出てくるといいですね。
それではまた。