転勤における、メリットデメリットを真剣に考えてみた
こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。
昨日、タイムラインでもシェアしましたが、こんな記事を見ました。
出産よりも高リスク!「夫が転勤したら会社を辞める」が女性の7割 https://t.co/iDsdd3s5Hn @ZUU_ONLINEさんから
— 引越しラクっとNAVI【公式】 (@hikkoshinavi) 2017年5月25日
僕たちも転勤される方々と日常的に接しているため、転勤は当たり前のように感じていますが、実際には人生における非常に大きなターニングポイントだったりします。
上記の記事のタイトルにもある通り、夫が転勤になった場合、妻は現在の職場を退社するという人が、7割という記事でした。
その他にも、結婚を機に扶養の範囲内での労働を考える人が、52%と、どっちとも言えない状況だったり、出産を機に退社する人は57%と、それほど強い労働意欲があるようには感じません。
100歳まで生きる時代なので、共働きでのダブルインカムの期間が長ければ長いほど、金銭面においては、安心が手に入ると思うのですが、理想は仕事を早期リタイヤして、子育てに専念したい!ということなんだと思います。
専業主婦は、とても大変なお仕事ですが、それ以上に稼いで、家事代行サービスで家事を賄うとかできますから、世の女性のみなさんは、働けない状況になることだけは、避けたほうがいいかなぁと個人的には思います。
ちょっと話が脱線しているので、本題の転勤のメリットデメリットを見ていきましょう。転勤と一言で言っても、転居を伴わない転勤もありますので、このエントリーでいう転勤は、転居を伴う人事異動として、書いて見たいと思います。
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転勤によるメリット
転勤のメリットとしては、
・所属企業の意思決定に従う従業員と認められる
これが、一番ではないでしょうか。人生でも長い時間を過ごす会社という組織において、会社のルールに従うことができるというのは、プラス評価になるかどうかは別として、マイナス評価はないでしょう。人によって、栄転なのか、左遷なのか、わかりませんが、転勤のある企業で働く以上は、転勤を避けることはできません。
ちょうど、僕たちの会社を担当してくれている営業マンが海外転勤になりまして、まさしく栄転ですね。というと、喜んでいました。同期の中でも、転勤が早い人は、出世コースに乗っていることが確認できますし、今の自分のポジションをチェックする上でも、転勤というのはわかりやすい指標なのだと思います。
まあ、「社畜乙」と言われることもあるかもしれませんけどね(笑)
仕事面以外で言えば、新しい場所へ引越しをするわけですが、食べ物、レジャー、生活で、刺激を受けることができると思います。
例えば、東京に住んでいると、灯油を購入する機会はあまりありませんが、寒い地方に住む場合は灯油を使った暖房器具は当たり前だったりします。旅行ではわからないことが、実際に住んで初めてわかることも多いので、そう言った刺激を会社のお金を使って、引越しをできるなんて、いいですよね!
僕は、転勤のない会社に勤めていますが、過去に所属した会社では、転勤が稀にありました。皆が嫌がっているなか、いきます!と言って、東京に出てきたので、ちょっと変わった人だったのかもしれません。
そんな性格なので、転勤=新しい場所での体験と言えるので、僕はプラスのイメージが強いですね。
転勤によるデメリット
転勤によるデメリットと言えば、
・子供がいる場合、転校しなくてはならない
・住所変更の手続きが面倒
・周りの人間関係がリセットされる
と、メリットよりも、デメリットの方が目立ちます。あと、家庭をもつ人は、単身赴任という選択肢も発生しますね。
子供にとって、転校で友達関係をリセットするのは、得手不得手があると思います。いい面で言えば、全国に友達ができるとも言えますが、悪い面でいうと友達を作るのが下手だと、ストレスがすごくかかってしまいます。
お子さんの性格などを判断して、単身赴任をするのか、家族帯同で引越しをするのかを決める人は多いです。
また、住民票の移動や、クレジットカード、銀行などの住所変更など、住所変更が面倒ですね。よく転勤による転居が発生する人は、つどつど変更せずに、自宅の住所のまま。という人もいます。(このタイプは単身赴任が多い)
異動が頻繁に発生する(数年ごとに)場合、家を購入することに勇気が必要になります。だって、定住できるわけじゃないのに、数千万円の買い物をするなんて、勇気が必要ですよね?
ですから、マイホームを早く購入したい!という人にとって、転勤はデメリットですよね。
余談ですが、都市伝説のように言われている、「マイホームを購入すると、転勤の辞令がでる」という噂。マイホームを購入した人は、ローンが残っているので、そう簡単にはやめないから、転勤で飛ばしても大丈夫。みたいな考え方が、会社側にあるという説ですが、少なからず会社はそういった部分も勘案して、人事異動を決めているように思います。
また、転勤が多い人は、引越しが多いわけで、家具や家電を移動させることが多いわけです。ここで、高級な家具、高級な家電を購入しても、移動の際に傷がつく可能性が高まります。
別に気にしないならばいいのですが、人がやることですので、絶対に傷つけることなく、引越しをできるわけではありません。ですから、高級な家具や家電はちょっと買うのも躊躇しちゃうかもしれませんね。
ですから、転勤は単身者にとっては、メリットの方が多いような気もしますが、家族ができるとデメリットの方が大きくなりそうです。
ここで、ついでと言っては何ですが、海外転勤のメリットデメリットも考えて見ましょう。
海外転勤のメリットデメリット
海外転勤は、もちろん場所にもよりますが、
・手当がつく
・外国語を必然的に勉強できる
という大きなメリットがあります。
アジア系に行くと、メイドさんがついてくれたり、国によっては専属の運転手さんが付いてくれます。(外国人が運転しちゃダメな国など)家族帯同であれば、家族(特に子供)の英語をはじめとした外国語を勉強するいいチャンスと言えます。
また、ほとんどの場合、海外転勤=栄転ですから、出世した証とも言えます。
さらに、海外手当がつく会社も多く、社会情勢が不安定なところ(危険度が高いところ)ほど、手当が多くなったり、国内に残された家族のための手当が出たり、いろんな形で海外転勤を手当でフォローしてくれます。
海外転勤で、ちょっとした財産を作って、自宅を購入する際の頭金にした。なんて人も、少なくありません。
デメリットとしては、日本よりも危険度が高い国に行くわけですから、国内にいるよりも、死のリスクは高まります。また、国内のように簡単には帰ってこれませんので、万が一の際は駆けつけることができないというデメリットもあります。
とは言え、メリットデメリットを足し算しても、メリットの方が大きい人の方が多いのではないでしょうか。
僕も海外転勤してみたいです。
海外転勤の際の引越し会社
最後に、海外に引越しをする際は、どこに頼めばいいかというと、日本通運さんが、圧倒的に強いです。
NHKのプロフェッショナルという番組で、日本通運さんの海外引越しの部門の方が、紹介されていましたが、海外転勤=日通と言えるくらい、強いです。
単純に、自社ネットワークが、他の引越し会社よりも広かったり、現地の協力業者の数も多いので、日通さんにお任せする企業は多いです。このエントリーを見てもらえれば、日通さんのエリアの広さがわかると思います。
まとめ
というわけで、転勤によるメリットとデメリットを考えてみました。
家族がいる人と、単身者によって、考え方も違いますし、同じ家族でも、持ち家を持っているかどうかで、考え方は変わると思います。
とは言え、辞令をだす会社の立場から考えると、安くない費用を負担して、わざわざ転居してもらうほど、転勤する皆さんに期待をしています。
今まで培ったものを新天地で発揮してもらったり、業績の思わしくない店舗の立て直しを期待していたり、新規店舗の立ち上げなので優秀なあたなに任せたりと、かなり費用を投資して、あなたに辞令を出しています。
その期待に応えられるように、お仕事を頑張ってくださいね!なんて、気負う必要もなく、会社のお金で引越しをして、いろんな経験して、自分の人生に活かせればいいんです。
一つの会社に縛られる時代でもないですしね!と、サラリーマンの必須能力である、根回し力がゼロに等しい横川がお届けいたしました。