住んでいる街ランキングが納得できた件と、失敗しない引越し先を決める方法

こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。最近は、日経新聞による、引越しの記事が多くてびっくりです。有料会員向けの記事ですが、無料会員でも月に10本は見ることができます。

よければご覧ください。

 

さて、お話は変わって、住みたい街ランキングってありますよね。このブログでも過去に取り上げたことがあります。

実際のランキングと、個人的な感覚が結構乖離することも多く、ほんとかな?と思うこともしばしばありませんか?僕は、結構、住みたい街ランキングには、否定的です。だって、そんなに吉祥寺に住みたいか?そんなに恵比寿に住みたいか?そんなに横浜に住みたいか?ということなんです。僕の知り合いでは、ほとんど該当の3都市に住んでいる人はいません。

さて、そんな住みたい街ランキングとは違う、住んでいる街ランキングと呼べるような調査データが発表されたので、ご紹介します。

こちらのデータは、アンケート式ではなく、携帯電話の移動データから推計したデータのようです。東京近郊のデータしかありませんので、関西などはありませんが、ご容赦ください。

利用駅のランキングは、ドコモ・インサイトマーケティング(東京・港)の人口統計情報「モバイル空間統計」を活用した。分析したのは2017年5月の平日4日間の基地局データで、NTTドコモの携帯電話の普及率を加味して全数を推計している。分析期間内で最も長く滞在した場所を自宅、2番目に長く滞在した場所を勤務地と設定。東京の都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に勤務地がある人を対象に、自宅から半径1キロメートルにある駅を最寄り駅(利用駅)とした。なお、データは個人を識別できないように処理されている。

この調査結果ならば、それっぽい数値が期待できそうです。とはいえ、僕のように複数台の携帯電話を持っている人(個人と法人)はダブルカウントされてしまうので、複数台の携帯電話を持っている営業系の人が多いと数値としては、微妙になるわけですが、まあそれを差し置いても、傾向は読めそうなので、楽しみです。

会社に近い自宅を選ぶ傾向が強い

エントリー内でも書かれていますが、都心で働く人は、職場に近いお家を選ぶ傾向が強いようです。なんせ、平均通勤時間が16.1分(自宅の最寄駅と、会社の最寄駅の間の時間。ドアツードアじゃないことに注意)という短さです。

一位は「三鷹」。当社にも三鷹在住者は複数おります。1LDKで平均家賃が12万円と、新婚さんには住みやすそうな街といえそうです。続いて、「葛西」当社の場所柄か、あまり東西線沿いは従業員がいないのですが、大手町で働く人は、東西線沿線が楽でしょうね。続いて「中野新橋」「新高円寺」「阿佐ヶ谷」「南阿佐ヶ谷」と、中央線沿いや、その近くが人気なようです。この辺になると、結構な数の従業員がこのエリアに住んでいるので、納得感があります。

新旧ベッドタウン対決

また、こちらの調査では、旧ベッドタウンである、多摩地区や、鷺沼、たまプラーザ、あざみ野の田園都市線のベッドタウンと、武蔵小杉を比較しています。武蔵小杉は、新らしいベッドタウンなだけあって、20〜30代の住民が多い傾向がわかります。

とはいえ、この武蔵小杉、通勤するにも駅が乗車の行列が発生するなど、住民の数と駅の環境がまだ間に合っていない街でもあります。こういった人たちが、上記の三鷹や中央線沿いに流れているのかもしれませんね。

最後に

この調査では、新幹線通勤の実態なども記載されていますが、今まであまり見たことがなかったデータだったので、とても興味深く、楽しく見ることができました。

引越し先のエリアを決める際に、みなさんどうしますか?インターネットで色々と調べる人が多いと思いますし、あとは不動産屋に聞くという手もあります。ですが、一番のオススメは、同じ会社に勤める人に聞くことです。

不動産屋に聞くと、売りたい物件、仲介したい物件がある街を紹介されてしまうので、参考程度に聞けるならば、不動産屋に聞いてもいいと思います。

同じ会社の人に聞くことで、過去に誰かが住んでよかったエリアや、失敗したエリアなどを教えてもらうこともできますし、なんなら従業員さんが仲のいい不動産屋を紹介してくれたりもします。ですから、同じ会社に勤める人に聞くのが一番、納得ができるお部屋探しや、エリアを選ぶことができますよ。

 

著者投稿者 横川
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