電気・水道・ガスの使用停止と精算
電気やガス、水道は、事前に連絡しておくことで、原則として引越しの日に担当者が来て最終的な使用量を検針し、それぞれを止めるのに必要な作業をしてくれます。
元栓やメーターの場所まで担当者が自由に入れる場合は必ずしも立ち会いは必要ありません。当日、現金で使用料金を精算するのであれば、引越しの連絡をする際に「当日現金精算希望」の旨を伝えておいて、作業に立ち会った上で支払います。精算方法はそれぞれの供給元ごとにさまざまな対応が可能なので、事前に自分の都合のよい方法を決めておきましょう。
メーターの確認などに立ち会えない場合は、最終的なメーターの数値を、写真を撮影するなどして記録しておきます。
ちなみに、水道料金を精算した後で雑巾を絞りたいなどという場合、水道料金はおおむね1立方メートルまでは切り捨てる規定になっていることもあり、少量の使用であれば問題ありません。
また電気についても、精算してから引越し作業が終わるまで電灯を使用したり、簡単に掃除機を使ったりする程度であれば追加料金が発生するようなことはありません。荷物を運び出して住まいを後にする時には、忘れずにブレーカーを切っておきましょう。
ただし、ガスは精算時に元栓を閉めてしまうので使用できなくなります。