セルフチェックで余計な労力をカット!あなたの荷物は単身パックで運べるのかを確認する方法
今日は、長距離引越しの強い味方、単身パックについてご紹介したいと思います。持っていく荷物によっては、単身パックを利用できないケースもありますので、確認してみましょう。
単身パックと単身のお引越しの違い
(ヤマトホームコンビニエンス:単身引越サービス)
まずは、単身パックは、単身のお引越しと何が違うのかを確認してみましょう。
単身のお引越しは、いわゆる一般的なお引越しです。トラックをチャーターしますので、手配したトラックに乗る分ならば、持っていくことができます。
単身パックは、宅配網を持つ運送会社が行うサービスで、他の荷物と一緒に宅配のトラックに載せる配達に近い形のサービスです。各社規定のカーゴのサイズと、距離によって料金が決まることが多いです。
どこの引越し会社でも単身パックを行っているわけではなく、宅配網が整備されている、宅配事業を行っている、ヤマト運輸、日本通運、佐川急便、福山通運などの会社さんの関連会社が、単身パックのサービスを行っています。
メリットデメリットは?
(日本通運:単身パック)
■メリット
単身パックのメリットとデメリットを探ってみましょう。まずは、メリット。やっぱり、一番のメリットは、価格がお安い!ということですね。特に沖縄へ移住の際のエントリーでもおっしゃっていましたが、長距離の場合は金額差が大きくなりますので、単身パックはお得になりやすいです。
このエントリーだけ見れば大丈夫!沖縄のお部屋探しから引越しの攻略法をお伝えします。
■デメリット
では、デメリットはどうでしょうか?列挙すると、以下の3つのポイントがあります。
・小規模な引越しのみで適用可能。大型家具は運べない。
・ダンボールなどの資材は別売りの場合が多い。
・家具の分解組立は無し。セッティングも無し。洗濯機の取り付けも無し。
(有料オプションなら可能の場合あり)
ということですね。つまり、単身パックは「引越し」というよりは、「宅配」に近いので、カーゴを新居まで届けてくれるだけと思うのがいいと思います。それ以上のサービスを求める場合は、オプションで別料金になったり、対応不可と言われるケースがあります。
また、家具類のセッティングがありませんので、昨日のエントリーでもありましたが、洗濯機の設置は自分で行う必要があります。家具の組立も、自分自身で行う必要があります。
単身パックを利用できるかどうかを調べてみよう
それでは、あなた自身で簡単に単身パックが利用できるか?簡易的ですが、チェックする方法をお伝えします。
以下のチェック項目に対して、該当する項目の個数を確認してください。
■チェック項目
・ダンボール5〜10箱分以上の小物がある。
・中型以上の冷蔵庫、洗濯機がある。
・自転車がある。
・ソファー、ベッドがある。(分解できても、140〜170cm以上の長さのものがあるかどうか?)
■Yesが、0個の場合
おめでとうございます。単身パックをご利用できますので、極論、引越し会社への見積もりは取らなくてもいいでしょう。
■Yesが、1〜2個の場合
単身パックが利用できるかどうか、ギリギリラインです。ですので、オススメの方法としては、単身パックで送れるだけ送って、あとは宅配で送ってしまいましょう。条件にもよりますが、家具の宅配は1万円前後で送ることができます。
例えば、洗濯機がドラム式でそれ以外は大した荷物じゃない。といった場合は、ドラム式洗濯機のみを宅配し、それ以外を単身パックで送るという複合技がオススメです。
■Yesが、3〜4個の場合
単身パックは諦めましょう。各引越し会社へ見積もりを依頼するのが、いいと思います。多分、無理やり単身パックで送ったり、宅配と組み合わせても、引越し会社のトラックをチャーターする方が安くなると思います。
ただし、長距離のお引越しの場合は、単身パックと宅配を複合的に組み合わせる方が安い可能性もありますので、注意が必要です。(前述の沖縄のケースなど)
まとめ
以前も掲載しましたが、お客様が求めるポイント(優先するもの)によって、お引越しの手段はいくつかに分かれます。単身パックもあくまで、ひとつの手段として、広い目で見ながら、自分にとって最適な引越し手段を選びたいですね。
また、単身のお引越しで、お部屋に荷物を見に来る引越し会社もいると思いますが、単身パックで対応できる荷物量とわかった瞬間に、テンションが下がります。なぜなら、料金では単身パックに勝てないことを実感しているからです。
ですので、単身パックで引越しを考えている人は、まずセルフチェックをした上で、単身パックが利用できそうなら、引越し会社を呼ばない方がいいと思います。
もちろん、引越し会社を利用した引越しも検討しているなら、いいと思いますが、単身パックよりも安くなるかな?という淡い希望は、希望で終わります。
本日は、以上です。