オフィスの引越しのポイント
オフィスの引越しは、多くのケースで個人の住宅と比べて大規模になります。また、業務上の取引先などとの関係にブランクを作らないために、引越し前後の連絡などに万全を期しておく必要が高まります。とくに留意しておくべき事項を整理しておきましょう。
◆綿密な計画と見積が不可欠
運搬するデスクの数や荷物も多いオフィスの引越し。さらに、移転先の物件で内装工事などを行うことも多いでしょう。やるべきことが多い分だけ、計画の立案や業者選びなどは、住宅以上に早めにスタートすることが重要です。
物件探しなども含めると、6カ月くらいの余裕をもって計画を進めるべきです。
◆信頼できる業者のアドバイスを得る
たとえば『引越しラクっとNAVI』を運営する株式会社リベロでは、移転先で最適なインターネット接続サービスのコンサルティングや、引越し業者の一括見積もりなど、オフィス移転をサポートするさまざまなサービスを提供しています。
引越し業者の中には、オフィスレイアウトなどオフィス移転に関するさまざまなサービスをオプションとして用意していることもあります。また、大規模なオフィス移転の引越しの場合、見積もり時の営業マンだけでなく、実際に当日の引越し作業を担当する作業リーダーも立ち会って打ち合わせをすることがあります。引越し業者を決めたら、事前に作業リーダーと打ち合わせができるか確認してみましょう。当日の打ち合わせを省略できるので、作業効率が大幅にアップします。
やるべきことが多く、しかも失敗が許されないオフィスの移転。信頼できるコンサルティングやサービスを上手に活用することも検討してみるといいでしょう。
◆社員(スタッフ)の意見もヒアリング
オフィスの引越しは、ただ移転するばかりでなく、社内の配置やインテリアなどを一新するチャンスでもあります。
経営者の独断ですべてを決めてしまうのではなく、社員(スタッフ)から勤務環境やオフィス配置への要望などをヒアリングして、より効率的に働ける環境を構築するように考慮してみるのがおすすめです。