Airbnbは、リロケーションにとって代わることができるのか。

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こんにちわ。引越しラクっとNAVIの横川です。昨日一昨日と、転勤の際の自宅をどうするか?というお話をしてきました。

空き家は絶対にダメだから、せめて清掃などの管理を任せるか、月にいちどは清掃に行けるような体制をとりたいという内容を2回にわたって書いてきました。

ですが、これはいわば、「守り」の策です。この策の場合は、お金が入ってくることはなく、出る一方です。ですが、今回の「攻め」の策は、お金が入ってくる策になります。もちろん、デメリットもありますが、メリットが上回りそうなら、検討してみてください。

これまでの「攻め」のスタイルは、リロケーション

これまでは、転勤で自宅をあける場合、賃料収入を得るためには、不動産会社に管理をお願いして、貸し出すという選択肢しかありませんでした。

明確に、転勤期間が決まっていて、3年後に帰ってくるといった人であれば、不在期間のみを貸し出す、「定期借家契約」が良さそうです。

ですが、変化の早いこの時代に、3年後のことや2年後のことが決まっている人は、どのくらいいるでしょうか?3年くらいの異動だから、2年間だけ貸して、多少は空室でも仕方ない。と割り切れるなら、それでもいいかもしれません。

なんにせよ、大企業だからとして安泰な訳ではないご時世ですから、あんまり期間を固定した契約は、できれば避けたいですよね。

また、定期借家契約は基本的にはあまり喜ばれません。ですので、入居者が入りにくいという問題もあります。

新しい「攻め」のスタイルは、民泊

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もう、民泊=Airbnbとなっていますが、この民泊、いまだに法律上はグレーゾーンのままです。ですから、あんまり良く思わない人もいらっしゃいますが、ホテルや旅館の空きが少なく、宿泊料金が高止まりしている状況では、民泊にも頼らざるおえない状況だと僕は考えています。

そこで、このAirbnbを使った、新しいリロケーションを考えてみましょう。これまでのリロケーションでは、前述の通り「定期借家契約」でないと、帰ってきたときに、自分のお家に入居できないという問題がありました。

このAirbnbを利用した場合は、帰ることが決まったら、Airbnbでの提供をやめればいいだけですから、急な異動にも対応可能です。また、これまでの賃貸は、入居 or 空室の2択です。つまり、0(ゼロ)か100かです。

Airbnbだと、0か100という2択ではなく、もっとファジーな部分がでてきます。それは、リスクが小さいということになります。そして、賃貸の100くらいの売り上げをAirbnbだと、60くらいで達成することができます。

ですので、Airbnbで80くらいの稼働率を達成すれば、賃貸で貸すよりも売り上げはあがるのが一般的です。

イメージとしては、小分けにすることで収益率があがったお菓子のような感じでしょうか。

ですが、素人がAirbnbを始めるにはちょっと抵抗ありますよね?海外のお客でしょ?英語できないし。掃除くらいはやるけど、、、鍵を渡すときに英後で質問されたらどうしよう?など、悩みは尽きません。

大丈夫か?Airbnb代行

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そんなあなたのために、Airbnb代行業者がいます。ですが、この代行業者、いるにはいるんですが、、、

話がいきなり変わりますが、僕はホリエモンさんのメルマガを毎週読んでいます。その中で、Airbnb関係の質問が非常に多くなってきており、みんなビジネスチャンスとして、Airbnb関係の仕事を考えているようです。

そんな、Airbnb周辺サービスを一括で請け負ってくれるのが、Airbnb代行サービスです。ですが、この代行業者、誰でもできるサービスですから、雨後のタケノコの様に、代行サービスが乱立し、ひどいところは、社名すらかかれていないページまである有様です。

儲かる!誰でも参入できる!という観点から、一気にレッドオーシャンとなりそうです。(すでになってる?)

ですが、いくつかのサイトでは、東京での代行業務の受付を、月間数件までと抑えていたり、東京の募集をストップしていたりと、東京界隈は高稼働率を出していそうな雰囲気です。(あくまで雰囲気です)

もしかしたら、家事代行会社とマッチングさせているだけ。とかもあり得ますが、もし、気になる場合は、試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

ここまで、Airbnbいいじゃん!今までの賃貸よりもリスクが少なくリターンが多めになってるんだし、いいことしかないじゃん!と思いますか?

やっぱりデメリットもあります。それは、賃貸に比べて、お部屋を利用する人の数が圧倒的に多いということです。

賃貸の場合、入居者が変わるといっても、1年くらいは住んでくれるでしょう。ですが、Airbnbの場合、入れ替わり立ち替わりで新しい入居者がやってきます。

入居者も、レーティング(評価される)ので、ある一定の評価以上の入居者以外はお断り!ということもできますが、それでもいろんな人が入居します。

そういった部分が嫌な場合は、Airbnbはやめておいたほうがいいでしょう。日本人は特に潔癖性というか、自家用車にしても、所有して大事に大事に使う風習がありますよね?ちょっとぶつけただけでも、板金屋さんにお願いして修復してもらう人が多いはず。

ですから、Airbnbのような民泊は、日本人の性質にはあまりそぐわないのではないかと思いますが、ターゲットがインバウンドの外国人向けであることと、日本人があまり手を出さないからこそ、チャンスがあるとも言えるでしょう。

Airbnbは、リロケーションの代わりにはなると思います。が、実行する人は少なそうだなと感じます。

本日は、以上です。

著者投稿者 横川
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