ローソン・三菱商事連合の「まちエネ」を検証。アリか、ナシか。
昨日の、エントリーは、本当に多くの方に読んでいただきました。
一目でわかる! お得な電力プランはこれだ!! 東京電力管内の主要な電力プランを11種類を徹底比較してみる。【電力自由化】
で、最後の方に書いてあるのですが、「まちエネ」はどうなんだろうと思っていたら、昨日、サービス内容が発表されていました。
そこで今日は、急遽、内容を変更しまして、この「まちエネ」のチェックしてみたいと思います。
まちエネの特徴
まちエネの特徴は、利用料金が、多くても少なくても、東京電力よりは安い ところです。
さらに、Pontaポイントが、他の電力事業者よりも多めに貯まるという点です。
では、具体的に、どの程度やすいのかみてみます。
オフィシャルサイトから、電力量料金を引っ張ってきました。
(出典:まちエネオフィシャルサイトより)
まあ、これだけだと、わかりにくいのでいつもの表にしてみます。今回は、東京電力だけでなく、昨日のエントリーで、オススメした電力事業者も併せて表記してみました。
まちエネの価格設定は、
0〜120kWh:東京電力より、9銭、安い。
120〜300kWh:東京電力より、9銭、安い。
300kWh〜:東京電力より、2円78銭(9%)、安い。
となっています。
これを見ると、特に低価格帯では、あまり安くないと感じます。
ですが、まちエネの場合、Pontaポイントが、電気料金に対して、1% 還元されます。
東京電力の新プランや、ソフトバンクでんきの場合は、0.5%の還元です。ですから、Pontaを貯めたい人は、まちエネでもいいのですが、そのために電力事業者を決めるという人は、あまりいないでしょう。
続いて、東京電力と比較したグラフを用意してみました。
確かに、東京電力に比べると、お安くなることがわかります。
では、ほかの電力事業者を入れてみるとどうなるでしょうか?
結構、ごちゃごちゃしていますが、300kWh〜800kWhをチェックしてみます。
300kWh:myでんき < HTBエナジー < ENEOSでんき < まちエネ < 東京電力
400kWh:ENEOSでんき < myでんき < HTBエナジー < まちエネ < 東京電力
500kWh:ENEOSでんき < myでんき < HTBエナジー < まちエネ < 東京電力
600kWh:ENEOSでんき < myでんき < HTBエナジー < まちエネ < 東京電力
700kWh:ENEOSでんき < myでんき < まちエネ < HTBエナジー < 東京電力
800kWh:ENEOSでんき < myでんき < まちエネ < HTBエナジー < 東京電力
900kWh:ENEOSでんき < まちエネ < myでんき < HTBエナジー < 東京電力
と、かなり 電気使用量が多い場合は メリットが出始めます。(それでも、ENEOSでんきは、安いのですが)
これに加えて、Pontaポイント還元ですので、だいたい月のでんき料金が20,000円を超える場合は、選択肢として考えてもいいかもしれません。
他にも特典として、ローソンでの優待を受けることができるようです。株主優待みたいな感じでしょうか。
また、詳細はまだ発表されていませんが、地球環境保全活動に売り上げの一部を使うようです。
エコロジーな電気という理由で、電力会社を選ぶ人もいると思いますので、いい活動ですね。
まとめ
では、「まちエネ」を検証した結果、アリか、ナシか、お伝えします。
アリ(以下、3つのポイントを満たす人)
・電気代金が毎月20,000円以上支払っている人
・ローソンをよく利用する人
・エコロジー活動に協賛したい人
ナシ
・上記以外の人
と言えると考えます。
単なる、料金だけで考えると、最有力とは言えませんが、Pontaを貯めている人で、エコロジー活動に協賛できる人は、選択肢としてベストではないものの、ベターと言えるでしょう。
本日は、以上です。