他人事じゃない?! これが引越し会社が保険を適用した実例を3つご紹介!!

昨日のエントリーでは、引越し会社は保険の契約をしているものの、全然使用しませんよ!というお話でした。

引越し屋さんの「保険に加入しているから大丈夫!」は信じてはいけない。

でも、全く使わないわけではありません。実際に、保険を適用した事例を教えてもらいましたので、ご紹介していきます。どれも結構なトラブルですよ!

トラック炎上事件

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トラックに積み込んだ荷物の中に、ライターがありまして、輸送中にオイルが漏れて、そこから発火しました。

そのままトラックも家財も全焼しまして、警察が原因を調べると、荷物の中のライターではないかという話になりました。

すべての家財を補償するわけですが、そもそもの原因がお客様の荷物に危険物が入っていたことが原因ですし、引越し会社もトラックが燃えてしまい、損害を被っています。

お客様も、燃えた後なので本当かどうかわかりませんが、積み込んだダンボールの中に、ブランド品が異常に多い申告をしていました。

結果、引越し会社もお客様も、譲らずに裁判になりました。

トラック代+お客様の家財代ですから、保険を適用させた方が翌年の保険料の値上げを含めても、お安いと判断して、保険を適用させたようです。

あなたの荷物に危険物は、ありませんか?炎上しないように、トラックに積み込む荷物には、危険物は入れないようにしましょう。

アロワナが、死んじゃった!

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お客様が飼っていた熱帯魚のアロワナ。

アロワナと言っても、体長や種類によって料金が大きく異なります。熱帯魚ガイドというサイトで、価格を見てみると、2万円〜1,000万円!!までと、幅広いわけです。

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引越し会社は基本的に、生体の移動は受付ていません。

ですが、このお客様は、保証大丈夫だから運んでくれ。と言われまして、運んだところ、数日後、アロワナが亡くなったようです。

お客様は、大激怒して引越し会社へ連絡が入りました。

現場での言った言わないが始まって、100万円のアロワナだということで、補償を求められました。

引越し会社も、保険を適用して、保険会社へバトンタッチしたのですが、保険会社の査定では、どんなアロワナでも一律5万円という査定になり、ここでもお客様は大激怒。

こちらも、訴訟沙汰になりました。

家を建て替えました!

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引越し作業というよりも、電気工事のお話です。

新築の一戸建てに入居した際に、エアコンの取付工事を行いました。エアコンの取付工事の際に、電気工事屋さんが、何を血迷ったのか、主柱に穴を開けて、取付をしてしまいました。

当然、強度の問題が発生しまして、柱を交換する必要があるのですが、主柱なので交換する場合、建物を解体する必要があります。

いろいろと検討した結果、補強では対応ができないことがわかりまして、結果的に、新築の一戸建てを建て替えることになりました。

お客様の仮住まいの手配も必要ですし、工事費用も莫大になりました。

作業をやってしまったのは、電気工事屋さんですが、電気工事屋さんって、個人事業がほとんどで、今回の場合、すぐに廃業したようです。。。

ですから、その辺りも含めて引越し会社が補償することになりました。

お客様も受難ですが、引越し会社も、ちょっとかわいそうな気がします。。。

間違っても主柱に穴を開けないようにしましょう(笑)

まとめ

昨日のエントリーでも書きましたが、引越しの保険は適用してしまうと、翌年の保険料が上がるため、全然補償してくれません。

ですが、一度補償をしてもらえれば、「その年は」保険をどんどん使ってくれます。

どんどん使ったら、どんどん翌年の保険料が上がるのでは?と思いますが、翌年は、別の保険会社と新規契約するようです。(笑)

引越し会社もしたたかですね。

ですから、大きなトラブルが発生した引越し会社は、保険を使ってくれる確率は上がりますよ!

それにしても、引越しのトラブルは、新生活の出鼻をくじかれてしまうので、残念すぎますね。

自分たちでは、守りようがありませんので、荷物の搬出、搬入作業をチェックするくらいしかありませんね。

そして、アロワナの件でもありましたが、保険会社が補償をしてくれるのは、購入金額というわけではなく、現在の価値だったり、種類によって一律いくらという査定だったりします。

これが、保険が適用された時でも、さらなる怒りを増幅させる状況になっているようです。トラブルは避けたいですね(涙)

本日は、以上です。

著者投稿者 横川
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