これだけは知っておこう!引越しコールセンターに良く来る質問トップ10+α
3月の繁忙期も終わりに近づきました。今年は例年になく、大手引越し会社が、軒並み対応できません。という状況になり、焦りましたが、中小の引越し会社に穴埋めをしてもらえました。
これから3月中のお引越しを考えている人は、はっきりと言いますと、
諦めた方がいいと思います
(そのくらい、逼迫していますので、ご希望の日程が取れなくても、ご理解ください。)
ちなみに、引越し会社にとって手配が大変な順番で言えば、
単身近距離 < 家族近距離 < 単身長距離 < 家族長距離
この順番で、手配が難しくなります。近距離の単身者であれば、まだ無理やり詰め込むことも可能ですが、長距離で家族の引越しとなると、引越し会社単体ではなく、複数の協力業者と連携が必要になるので、手配が難しいのです。
そんな繁忙期のお引越しですが、基本的なお話を中心に、いろんな質問をいただきます。これまでは、ブログで項目ごとに掘り下げて書いてきましたが、今回は横断的に、いろんな良くある質問をまとめてみました。
引っ越し見積もり料金 簡易シミュレーション
よくある質問トップ10
Q1.衣装ケースの衣類はどうしたらいいのでしょうか?
A.衣装ケースの中の衣類は、そのままで大丈夫です。引き出しタイプの衣装ケースであれば、養生テープなどで引き出しが出てこないように止めておきましょう。
蓋をするタイプのものも、念のためテープなどで止めておく方が安心です。
Q2.クローゼットの中の洋服はどうすればいいのでしょうか?
A.クローゼットの中の洋服は、10〜15着ほどをまとめて掛けることができるハンガーボックスと呼ばれる資材を引越し会社のスタッフが 当日 、持っていきます。
ですから、引越し当日にハンガーボックスに移しましょう。
よく勘違いされる方がいますが、ハンガーボックスはダンボールと一緒には届きませんので、引越し日、当日に引越し会社のスタッフが持ってきます。
Q3.メタルラックは分解しなきゃダメ?
A.メタルラックは分解しなくても大丈夫です。
トラックに分解していない状態で、そのまま積み込んで、ラック内にダンボールを積み込みますので、そのままで大丈夫です。
もちろん、これを機に分解して新居で組み直すのであれば、それはそれで構わないので、分解しても大丈夫です。
Q4.必要なダンボールの数量がわからない
A.荷物の少ない単身者で、約10箱くらいです。一般的な単身者では、15箱程度。ちょっと多めの荷物量だと、20箱程度です。
ところが、単身者でも1LDK以上の間取りのお部屋に住んでいると、ダンボールで40箱とか、50箱とか出てくるケースがあります。
このダンボールの数量の場合は、電話による見積もりは難しく、引越し会社が訪問してお見積りを出すことになります。
また、ダンボールの箱のサイズは、実は引越し会社によってちょっとずつ違います。もし、気になる人がいれば、このエントリーでまとめていますので、チェックしてみてくださいね!
Q5.引越し料金はどうやって支払うの?
A.引越し料金は、引越し前に現金で 支払うことが、原則です。
引越し会社によっては、クレジットカードに対応している会社もありますので、その場合は、引越し前にクレジットカードで支払いとなります。
稀に、後日、振込で支払いたい。と言う方がいらっしゃいますが、現金商売の業界ですので、難しいでしょう。というか、無理だと思ってください。
ただし、法人の支払いの場合は、掛けによる支払いが可能になります。私たちの転勤ラクっとNAVIでも法人の場合は、月末締めの翌月末支払いとなっています。
Q6.引越し当日、私は何をすればいいでしょうか?
A.何もしなくて大丈夫です。いや、むしろ
何もしないでください。
過去にもお伝えしましたが、プロのスタッフさんがテキパキと作業する中で、素人のあなたが手伝ったとしても、邪魔になるだけです。
作業スタッフは、あなたの荷物を当日チェックして、頭の中で、作業の順序を組み立てていきます。そこにあなたが加わると、イレギュラーが発生してしまうので、何もせずに見守ってください。
運搬中に、壁にぶつけるとか、柱にぶつけるとか、後で引越し会社ともめないために、作業中に家具を壊されないか、チェックしておくのがいいと思いますよ。
Q7.入居日と退居日の関係で、荷物を預かって欲しいのですが
可能です。ですが、留置料金が発生します。特に、繁忙期の場合、トラックを開けないと他のお引越しが対応できなくなるので、お断り されることもあります。
1日くらいならば、トラックに積んだままで保管しますが、3日保管して欲しい。となると、一度トラックから荷下ろしをして、再度、トラックに詰めてから、搬入作業を行いますので、留置料金は、莫大な金額になります。
Q8.二箇所から荷物を運びたい(二箇所に降ろしたい)のですが
A.可能です。結婚される方は、まとめて見積もりを取った方が、安いだろうと考え、まとめることが多いのですが、まとめたからといって、特別安くなるとは限りません。
むしろ、別々に手配した方が、お安くなることもありますので、両方のパターンで見積もりを取ることをオススメします。
Q9.車も運んで欲しい
A.車は引越し会社の外注先の陸送業者が配送します。
基本的には、料金を抑えるために、船便 で配送します。
船便の場合、引越しの日程と合わせることは困難です。どうしても日程重視で、チャーター便で、新車を輸送するようなトレーラーで運ぶことも可能ですが、料金は数十万円かかります。
無理やりチャーター便で手配する方がいいのか、間に合わない部分は、タクシーで乗り切るのか、冷静な判断が必要です。
Q10.洗濯機の設置をお願いしたい
A.引越し会社に依頼すると、電気工事会社を手配してもらえます。
稀に、引越し作業スタッフにお願いする人もいますが、水漏れなど起きた場合に補償してもらえませんので、引越し作業スタッフではなく、引越し会社が手配する電気工事会社に依頼しましょう。
繁忙期でたて込む場合、引越し日、当日に電気工事会社が訪問してくれないケースもあります。
これは、洗濯機に限らず、エアコン工事でも全く同じことが言えます。電気工事は、引越し会社にとっても外注ですので、手配を忘れてしまうと、大変ですよ!
その他の質問
Q11.どこの引越し会社が安いの?
A.引越しの料金は、あなたの希望する引越し日に、他に組み合わせることができる案件を持っていれば、安くなりますし、そうでない場合は、それほど安くはなりません。
また、長距離の引越しの場合、帰り便を空っぽで帰ってくるか、他の案件があるかによって、金額は10万円変わることもあります。
ですから、各引越し会社に見積もりをお願いして、その時その時で、一番安い引越し会社を探すことになるのです。
Q12.引越し会社ごとに、特徴はありますか?
A.物流系の引越し会社は、長距離の単身のお引越しはお安くなりがちです。選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?
大手は、引越しの案件を多く抱えていますので、長距離の引越しの帰り便の案件も持っていれば、お安くなります。
近距離であれば、固定費の安い中小企業が、お安く提供できることが多いです。
ただし、時期によって、各社の混み具合が違いますので、忙しい会社に無理やり引越しをしてもらうよりも、まだ余裕のある引越し会社に対応してもらう方が、荷物の運搬作業一つでも、丁寧に対応してくれますので、暇な会社を探しましょう。
Q13.見積もりの依頼は、引越しのどのくらい前にすればいいの?
A.時期と、希望の日程によりますが、あくまで目安として、以下のスケジュールで考えてください。
土日を希望する場合
繁忙期:引越しの3週間前
閑散期:引越しの2週間前
平日を希望する場合
繁忙期:引越しの2週間前
閑散期:引越しの1週間前
まとめ
引越しのコールセンターでは、いろいろと質問を受けますが、初めてだと不安なこともたくさんありますよね。
わからないことは、各社のコールセンターに聞いてもいいですし、私たちのサポートセンターを利用してもらってもいいですよ!
今年の繁忙期も終盤に差し掛かってきました。
冒頭に書いた通り、これからの手配は、かなり厳しい状況です。
もし、手配するならば、料金については目をつぶる必要があります。
この辺りは、別途お伝えできればと思います。
本日は、以上です。