電力会社への移転連絡
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引越しの際は、電力会社の担当者が最終の使用量(メーター)を確認するために訪問してくれます。引越しの日程が決まったら、1週間前までを目安に早めに連絡をしておきましょう。早めに手続きすれば、電力会社のインターネットサイトで手続きできるサービスもスムーズに活用できます。
電力会社に連絡する時には、以下のような内容を伝える必要があります。
(1)現在の住所
(2)契約者名
(3)お客さま番号(領収書などに記載されています)
(4)引越し日時
(5)引越し先の住所
(6)最終分電気料金の支払い方法
電気の使用停止の際、オートロックで建物内に電力会社の担当者が入れないとか、最終使用分の料金を現金で精算するようなケース以外では、とくに立ち会いは必要ありません。
最終のメーター確認は、引越しの翌日に担当者が訪問することもありますから、引越し当日、家を出る時には必ずブレーカーを切っておきましょう。また、引越し当日、最後のメーターの数字を写真やメモで記録しておくと、料金トラブルを防ぐのに役立ちます。
新居の契約アンペアは大丈夫?
新居の下見の際に確認しておきたいことでもあり、引越してしばらく生活してみてからの検討でもよいのですが、今まで住んでいた家の契約アンペアが50Aだったのに、新居では30Aしかないといった場合、電気製品を同時に使用した時にブレーカーが落ちやすくなってしまうことがあります。
また、今までも30Aの契約で、たびたびブレーカーが落ちていたなどという場合。あるいは「子どもの結婚などで家族の人数が減ったので、契約アンペアを下げて毎月の料金を節約したい」というような場合、引越しは電力会社との契約アンペアを見直すいい機会でもあります。
契約アンペアの変更には、ブレーカーの交換など工事が必要なケースがありますから、事前に転居先の電力会社に連絡して工事の予約をしておきましょう。
ただし、部屋ごとの分電盤のアンペア数が足りなくてブレーカーが落ちるような場合には、契約全体のアンペア数を変更するだけでは改善できません。あらかじめ、電力系統ごとの使用家電などを検討して対処する必要がありますので、電力会社に相談して対応を検討するのがいいでしょう。