新居レイアウト図作成のポイント
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新居のレイアウト図は、方眼の用紙を使って作成するのが便利です。建築用の設計図ではないのですから、それほど精密である必要はありませんが、大型の家具の配置など「いざ置こうとしたら入らなかった」では、引越し作業が滞ってしまいます。
作成するレイアウト図は新居の下見の際にも持参して、部屋の壁、出入り口の幅や高さなどを採寸して記入しておきましょう。大型の家具や家電などはレイアウト図の中にできるだけ寸法を正確に配置を記入し、その名称も書き入れておくと、運搬する時の指示書としてより便利に使えます。
レイアウト図を作成するための方眼用紙は、市販されているレポート用紙などで十分です。また、大手引越し業者であれば、レイアウト図の用紙を無料でくれたり、サイトからダウンロードしたりできるようになっているところもありますので、活用するといいでしょう。
新居や家具の採寸時には、洋服タンスなど高さのあるものに要注意。梁や窓、エアコンやコンセントの位置もちゃんと確認して、引越し当日、スムーズに配置できるようにしておきましょう。
2階建ての一戸建てなど、部屋数が多い新居への引越しの場合は、各部屋の番号が一覧できる全体図と、各部屋の家具配置などを詳細に記入した図の2種類を用意しておくと、よりわかりやすくなります。各部屋の配置図には「このオーディオは取り扱いに注意」とか「このテーブルは天板が外れやすいので注意」といった作業時の注意事項を書き入れておけば、トラブルを防ぐことにも役立ちます。
余談ですが、iPhone(iPad)のアプリに、写真を撮るだけで部屋の見取り図を作成してくれる『MagicPlan』というアプリがあります。無料なので、興味があれば活用してみるのもいいでしょう。