繁忙期の引越し業者はどんな状況?
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毎年、3月中旬~4月上旬は引越し業者が1年間で一番忙しい時期になります。繁忙期の引越し業者の中はどんな雰囲気だと思いますか?
引越し作業のスタッフは早朝に出発して事務所に戻るのは深夜になり、会社に泊まることも珍しくありません。営業マンは1日10件近くの訪問見積もりをこなし、お客様からの問い合わせで携帯電話が鳴り続けます。コールセンターでは、フリーダイヤルの営業開始時間とともに電話が鳴り響き、終了時間まで鳴りっぱなし。インターネットからの問い合わせも、ちょっと目を離した間に問い合わせ数が100件単位で増えていたりするのです。
そんな引越し業者のスタッフからよく聞くのが「昨日と今日の区別がつかない」「日付の境界線が分からない」という台詞。営業マンの失敗談で「お客様の家で見積もり中に眠ってしまった」という話や、コールセンタースタッフの「出勤して退社するまでお客様とずっと話し続けて、同僚とひと言も話さなかった」というエピソードも聞きました。
もちろん、無理をしてミスが起きないよう事前にスタッフを増員したり、対応できる範囲で受注したりするように調整するなどの対策はしているのですが、お客様から「他の会社に断られて困っている! お願いだから引き受けて!」と頼まれれば、つい無理をしてでも仕事を引き受けてしまうという実情があります。
でも、どんなに忙しくても「作業の品質は落とさない」「お客様への気配りを忘れてはいけない」という気持ちを忘れずに、笑顔で働くスタッフたちのがんばりこそが、私たちのスムーズな引越しを支えてくれているのです。
繁忙期に引越し業者へ問い合わせの電話をしたことがある人ならご存じでしょうが、引越し業者のフリーダイヤルはなかなかつながりません。急いでいるとついイライラしてしまいがちですが、その裏側で必死に働いているスタッフたちがいることを知っていれば、少しは優しい気持ちになれるのではないでしょうか。
また、そんな時でも『引越しラクっとNAVI』を活用すれば、スムーズに相見積もりを取ることができるのです。