なぜ、あれだけ叩かれてもアリさんマークの引越社は倒産しないのか?

こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。

今週火曜日に放送された、ガイアの夜明け。「密着!会社と闘う者たち 第2弾」というテーマで、いくつかの企業の労働者vs企業という構図で、番組が進行していました。

今回、取り上げられたのは、しゃぶしゃぶ温野菜のFCを運営するDWE社と、アリさんマークの引越社でした。

実は、アリさんマークのお話は、このブログでも過去に取り上げたことがあります。

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しゃぶしゃぶ温野菜でのお話は、この引越しのブログとは、ちょっと遠いので、今回は割愛します。

今回のガイアの夜明けでは、アリさんマークの引越社と、従業員間でのトラブルはおおきく2つありました。

・残業代の未払いがある
・配置転換は不当だ(遅刻2回でシュレッダー係へ配置転換)

この二点について、企業vs労働者という戦いが繰り広げられていましたが、まだ番組を見ていないひとのために、結論からいいますと、2つ目の不当な配置転換については、会社が全面的に非を認めました。

この番組を見た、ツイッターでの感想を拾ってみます。

会社が非を認めて、全面的に従業員の希望通りの配置転換を行ったにも関わらず、ツイッター上では厳しい言葉が多かったです。これは、この配置転換に至るまでのプロセスが、まずかったんだろうなぁと。。。簡単に時系列にまとめますと

・アリさんマークの引越社、元従業員による、組合が発足
・現役社員である、小栗さん(仮名)が、組合に加入
・小栗さんが、配置転換(営業→アポイント係)
・小栗さんが、遅刻2回で配置転換(アポイント係→シュレッダー係)
・配置転換不当として、争うと懲戒解雇
・懲戒解雇不当で争い、小栗さんの主張が認められ復職するもシュレッダー係
・会社から和解案として、小栗さんが営業部へ配置転換
(ただし、営業車両は使えない。公共交通機関か自転車のみ)
・事実上、営業ができないので、小栗さんはこの和解案を一蹴
・会社と小栗さんとで一部、和解が成立。小栗さんは営業職として復帰(営業車両も使うことができる)

という感じでしょうか。この流れを、番組ではざっと紹介されていたので、結果的に和解したものの、過程がひどいということで、ネット上では叩かれているのだろうと予想されます。

ただし、まだ残業代の未払いは決着していないので、ガイアの夜明けでも、このお話の続編があるでしょう。

なぜ、こんなに印象が悪いのに、会社はつぶれないのか

ネット上で炎上すると、業績が悪くなることがあります。ですが、ネットよりも多くの人にリーチできるテレビで、このような企業のマイナスなイメージを出されると、企業としては、存続の危機になってもおかしくないはずです。

ですが、今現在、アリさんマークは、通常通り営業していますし、もしかしたら増収なのではないか?とすら、考えています。ネットや、テレビの影響が小さいとは考えづらく、現金収入なので潰れにくいという側面もありますが、僕は引越業界の市況的にアリさんマークの引越社が潰れない理由があると考えています。

それは、引越業界が、 「需要 > 供給」という構図に、かなりなりつつあるからです。

今年の繁忙期、このブログでもなんども書きましたが、働き方改革による引越会社の労働環境の見直しが行われた結果、大手の引越会社は例年よりも少ない引越件数しか、受け付けることができませんでした。

僕たちの試算では、大手引越会社は、繁忙期間中だけでも、約50,000件以上のお引越しを、お断りしたと考えています。

その結果、中小の引越会社へ依頼が流れることとなりました。事実、お取引先の中小の引越会社は、特需だとよろこび、事業規模を拡大する会社が相次いでいます。

この大手を中心とした受注の抑制は、大手の引越会社の設備投資(人員体制も含める)が、準備できるまでの間は、続いていくことは明白です。繁忙期とは呼べない時期でも、需要が増えたというよりも、供給が減っているので、例年に比べて、トラックの手配が難しく、料金も上がっています。

その結果、アリさんマークの引越社を含めた、中小の引越会社は、大手が受け切れなかったお引越の受け皿となっているのです。

ちょっと余談ですが、アリさんマークの引越社が、中小!?と思うかもしれません。アリさんマークの引越社はエリアも広域で、テレビCMもうっているので、大手の引越会社と見られがちですが、大手引越会社とは、全国対応している6社を指すことが多いです。

・サカイ引越センター
・アート引越センター
・日本通運
・ヤマトホームコンビニエンス
・ハート引越センター
・ハトのマークの引越センター

まとめ

奇しくも「働き方改革」で従業員を守ろう!と国が動いた結果、従業員と紛争中の会社の業績を守ったという、笑えない結果になった気もしますが、一時的かといえば、そうでもないと思います。

ガイアの夜明けで取り上げられると、非常に大きな影響があると思います。さらに、内容が内容だったので、ネット上でもかなり賑わっています。

ですが、それでも業績が大きく落ち込まないどころか、上ぶれている可能性すらある状況が、いまの引越業界だと思います。

かっこいい業界ではないので、人材確保が難しく、ネット通販とのトラックの取り合いになっているので、引越し料金も下がらない引越業界では、需要に対して、供給量が減ったことは、各社実感しています。

ここぞとばかりに、引越料金も値上がり傾向にありますので、アリさんマークの引越社のように、中小の中でも大規模の引越会社には、依頼が入りますし、いま仮に潰れたとしたら、業界的にはさらに需給が逼迫する状況になるので、全体的な引越料金は今以上に上がります。

ですから、需給がいまの状況から大きく改善する見込みが少ないことから、この先、大きく業績が下がる可能性は小さいと考えています。

だからと言って、従業員に対して、ぞんざいに扱っていいわけではないことは、間違いありません。これからも、動向を見守っていきたいと思います。

また、引越料金は、足元をみられやすい状況にあることは、間違いありませんので、「御社以外に見積もり取ってないから、安くして!」なんて、言った瞬間に、値上がり確実なので、絶対に言わないようにしましょうね。

著者投稿者 横川
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