引越し料金はどう決まる?
「まだ段ボール箱がどのくらいの荷物になるかもわからないのに、どうやって見積もりを取ればいいのか不安」と思う人もいるでしょう。
はたして、引越し業者から見積もりを取るためには、何がわかっていなければいけないのでしょうか。つまり、引越しの料金は、どんな条件によって決まるのかということです。
荷物の量については、現在の住まいの広さを言えば、引越し業者の側でおおまかな荷物量(段ボール箱の数)を割り出してくれます。ピアノなど特別なものがある場合はそれを告げることが必要ですが、引越し業者は引越しのプロ。不慣れな素人があれこれと思い悩むより、新居が決まり、道路状況や荷物の搬入状況などを確認したら、早めに見積もりを依頼するのがおすすめです。
【引越し料金が決まるおもな要素】
◆人件費
荷物の運搬やトラックの運転などに関わるスタッフの人件費は引越し料金の中でも大きなウエイトを占める費用です。
◆荷物の量
どのくらいの荷物を運ぶかによって、段ボール箱などの資材の量、使用するトラックの大きさ、さらにはスタッフの人数などにも差が出ます。
◆運賃
現住所から新居までの距離。使用するトラックのサイズや台数によって運賃も大きく変わってきます。高速道路を使用する場合はその通行料。また、ユーザーの都合で長時間(2時間以上が目安)留め置くような場合は、追加料金が課せられることがあります。
また、距離に加えて時間制の運賃を採用している業者もありますから、見積もり時に確認しておきましょう。
◆割り増し料金
休日や早朝、深夜などの引越し、また地域によっては冬期などの割り増し料金が設定されていることがあります。
◆オプションサービス
ピアノの運搬や自家用車の陸送、エアコンの取り付けサービスなど、業者によってさまざまなオプションサービスが用意されています。見積もり時にどんなサービスがあるか確認し、利用するかどうかを決めましょう。
◆その他
荷物の搬入に階段やエレベーターが使えず、クレーンを使用しなければいけないケースなど、その他の追加料金が発生することがあります。