電話やネット回線の選択肢
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ひとくちに電話回線といっても、最近はさまざまな選択肢が広がっています。
NTT東日本の回線サービスを例にして、いくつかのバリエーションを確認してみましょう。
◆加入電話
NTT東日本・西日本が提供している従来型の固定電話サービスです。この回線を引くことで、「フレッツ・ADSL」(インターネット接続サービス)をあわせて利用できます。
◆INSネット64
1本の電話線で2回線を同時に利用できるサービスです。インターネット回線は「フレッツ・ISDN」が利用できます。
◆ひかり電話
光ファイバー回線を利用したIP電話サービスです。IP電話サービスのなかには、電話番号が「050」から始まる番号になってしまうサービスもありましたが、この「ひかり電話」のサービスでは電話番号も電話機も今まで(従来の加入電話)と同じものがそのまま使えます。光ブロードバンド「フレッツ光」を利用したIP電話サービスなので、インターネット接続も1Gbpsなど超高速のサービスを選べます。
どうでしょう。同じNTTのサービスだけでも、これだけの選択肢があるのです。さらに、加入電話やINSネット64には、初期費用を低めに設定した「ライトプラン」がそれぞれ用意されています。
また、家庭用の電話回線とネット接続のサービスを提供しているのはNTTだけではありません。KDDIやソフトバンクテレコムなどさまざまな電気通信事業者が参入して「直収電話」と呼ばれるサービスを提供しています。
激しい顧客獲得競争もあいまって、さまざまな割引システムなどが折り重なっていて……。電話やネット回線の最善の選択をするためには、まるで迷宮のように複雑な情報を自分なりに分析して判断を下す必要があるということです。
「1円でも安く」と得することにこだわりすぎても、半年から1年もすれば別のサービスが出現して混乱してしまう、なんていうことになりがちです。
自分の生活に必要不可欠な条件を整理して、使いやすそうなサービスを選択するのがいいでしょう。
さらに、たとえば、新居の地デジはどのような受信環境を想定していますか?
一戸建てならあなた自身がその方法を決めてアンテナを引いたりCATVと契約したりすることになりますが、集合住宅の賃貸契約の場合、オーナーがアンテナを入れているのかCATVを入れているのかで、地デジの視聴方法が変わります。光回線を利用した「フレッツテレビ」での地デジ視聴という選択肢もあります。
電話、インターネット、テレビなど、通信インフラの「選択肢」は、近年、ますます多様化しているのが現実です。
引越しは通信インフラを見直すチャンスなのですが、電話、インターネット、映像(地デジ)、さらにはモバイル(スマートフォン)まで含めて「総合的にお得な選択」を判断するのは、とても難しいことになっています。選択肢の多様化に加えて、各社の競争が激しく、毎月のように変わるキャンペーン……。もうお手上げですよね?
それをサポートするのが『引越しラクっとNAVI』の「インターネット環境お調べサービス」(無料)です。サービス名は「インターネット」になっていますが、通信インフラの総合コンサルティングを提供しています。『引越しラクっとNAVI』を運営している株式会社リベロは、今までに80万人以上の「引越しをする人」の通信環境をコンサルしている実績のある企業です。相談費用は無料ですから、ぜひ活用してください。