その防災グッズ、あなたにとって本当に必要?100円ショップでオリジナル防災セットを作ってみた【2018版】
2018年9月現在思うこと。今年は『災害が非常に多い!』
1月~3月 記録的大雪(珍しく東京に大雪が降った)
4月 大分県土砂災害
6月 大阪 震度6の地震
7月 記録的大雨
8月 関東 台風13号上陸
9月 関西 台風21号上陸 / 北海道胆振東部 震度7の地震
など…。
8月末頃に発生した台風21号の影響が広範囲で起き始めたころ、「何かあった時のために、そろそろ防災グッズを用意しないとマズイ。」と、新人スタッフである私(川瀬)は過去のブログ記事を読み漁りました。
そこで見つけたのが、2015年夏の『防災セットを自作してみて分かった、買って準備をすることよりも大事なこと。』という記事。それは、元々セットになっている防災グッズを買うよりも、自分で一つずつ揃えた方が、安いし内容も把握出来るので良い!というお話でした。
私は防災グッズが欲しいと思った時、Amazonでセット販売されているものを買おうとしていました。それこそ過去の記事にもあった、グッドデザイン賞受賞の「地震対策30点避難セット」。
すぐにでも購入しようと思いましたが、よく考えてみると、同居している家族の人数分、同じ内容のセットは必要ないのではないかと思いました。というのも、例えば絆創膏。1箱にたくさんの枚数が入っているのに、それが複数個あってもそんなに大量には使わないと思うのです。だったら自分で集めた方が総額は安くなるんじゃないかと判断しました。そのため、今回も自分で揃えてみることにしました!
前回の記事が書かれたのが2015年。2018年の今、同じ内容で集めてみたらどうなるのかを検証してみます!
引っ越し見積もり料金 簡易シミュレーション
防災セットを自分で揃えてみよう!(2018年版)
まず買い出しに行く前に、前回同様、『グッドデザイン賞受賞 地震対策30点避難セット』の内容を確認してみます。
このセットのお値段は、¥19,800!!
気になるセット内容はコチラ。
(1) 携帯電話充電ダイナモ多機能ライト
(2) 災害備蓄用5年保存水 500ml×4本
(3) 5年保存カンパン 110g×3個
(4) 食品加熱袋
(5) 発熱材
(6) 非常用簡易トイレ ×3個
(7) アルミブランケット
(8) アルコール除菌スプレー
(9) ナイフ
(10) エアーまくら
(11) アイマスク
(12) 耳栓
(13) スリッパ
(14) 非常用給水袋 3L
(15) 水のいらないシャンプー
(16) 緊急用呼子笛
(17) レジャーシート
(18) 軍手
(19) 非常用ローソク、
(20) マッチ
(21) 布ガムテープ
(22) レインコート
(23) カイロ×2
(24) 三角巾
(25) 乾電池 単三×4
(26) マスク
(27) 救急ポーチ(綿棒 カット綿 ピルケース 絆創膏)
(28) ウェットティッシュ
(29) 緊急時連絡シート(アドレス帳)
(30) 防災アドバイスブック
書き出したリストを見て、『意外とすぐに買い物終わりそう!』と思った私は、後で痛い目をみることに…。
前回と同じく、まずは100円ショップ(100円均一)へ行って、もし不足物があれば、その時はamazonで買う作戦でいこうと思います。
と、そこで私、ふと思いました。
ん…? ダイナモ多機能ライトの『ダイナモ』ってなんだ…?
買い出しに行く前にまず第一歩、Wikipediaから「ダイナモとは、発電機のこと」ということを学びました(笑)。無知だったことが恥ずかしいですが、この機会に覚えられてよかったです。
つまり『ダイナモ多機能ライト』とは、物によりますがライトやラジオ、携帯充電機能などを備えた発電機ということになります。
その他、ついでに他にもわからなかったものを調べてみました。
(5) 発熱材
火を使わず水を注ぐだけで缶詰などの食材を温めることができるもの。
(29) 緊急時連絡シート(アドレス帳)
避難場所や連絡先などを記載するシート。
これで準備は万全。
いざ買い出しへ。
8月30日。思い立ったが吉日。まずは100円ショップへ
今回は荷物も沢山あるだろうとのことで、助っ人を呼んで2人で買い出しに行きました。
DAISO(ダイソー) 渋谷センター街店 編
向かったのは、DAISO渋谷センター街店
2階建てで広い! ここなら全部揃うかも! と期待を胸に、いざ出陣。
まず探したのは防災コーナー。
災害だらけの今、てっきり特設コーナーを設けているだろうと思って入店しましたが、コーナーは・・・なし! ありませんでした。仕方なくリストの(1)から順番に探していくことに。
広い店内。どこに何があるのかさっぱりわからず、探すのが大変でした。
店内を周回すること、早数十分。これだけのアイテムを集めることができました!!
⇩DAISO渋谷センター街店で購入できたもの⇩17点/30点 総額¥2,052
(6) 非常用簡易トイレ ×3個
(8) アルコール除菌スプレー
(10) エアーまくら
(11) アイマスク
(12) 耳栓 → アイマスクにセットで付属
(13) スリッパ
(16) 緊急用呼子笛
(17) レジャーシート
(18) 軍手
(19) 非常用ローソク → アロマキャンドル
(20) マッチ
(21) 布ガムテープ → 紙製ガムテープ
(22) レインコート
(25) 乾電池 単三×4
(26) マスク
(27) 救急ポーチ(綿棒 カット綿 ピルケース 絆創膏) →それぞれ個別で購入
(28) ウェットティッシュ
意外と揃いませんでした…。これはまずい。
Can Do(キャンドゥ) 渋谷井ノ頭通り店 編
思いのほかリストのグッズが集まらなかったので、DAISO渋谷センター街店の隣の隣にある、CanDo 渋谷井ノ頭通り店に行ってみました。
キャンドゥでは、棚の上部に商品ジャンルが書いてある看板があったので、割と探しやすかったです。
こちらも店内をくまなくチェックして・・・見つけられたのはこちら。
⇩CANDO渋谷店で購入できたもの⇩3点+@/30点 総額¥432
(7) アルミブランケット
(9) ナイフ
(24) 三角巾
★プラス@:反射シール
反射シールは、自分のバッグに貼り付けるために購入しました。
100円ショップの戦果
(23)のカイロは、季節的に夏だったこともあり、どちらのお店にも置いていませんでした。また(19)ローソクも、一般的な白いものではなく、アロマキャンドルしかありませんでした。災害時、穏やかな気持ちに少しでもなるかな?と、ラベンダーの香りがするキャンドルを購入。(9)ナイフに関しても、「地震対策30点避難セット」はマルチツールナイフでしたが、これも販売しておらず、一番機能的に近しいフルーツナイフを購入しました。
一瞬頭をよぎったのは、「カンパンとか、缶切りないと開けれないんだっけ・・・?」という不安。早速、Amazonでカンパンなどの非常用食品を調べてみたところ、調べた限りのものは全て手で引っ張れば開封できるタイプだったので安心しました。そもそもナイフを使用する背景が思い浮かばず、マルチツールでなくてはいけない理由など全くわからなかったので、私はフルーツナイフでもしもの災害時乗り切ろうと思います。
結果、100円ショップを2店舗はしごして、集められたリストのグッズは20点/30点。
この時点で体力の消耗具合が激しく、足が疲れ切っておりました。「残り10点もある…。」と悩んでいたところ、一緒に買い出しに付き合ってくれていた同僚がLOFTをオススメしてくれたので、残りの体力を振り絞って行ってみることに!
防災グッズを求めて、バラエティショップへ行ってみた
渋谷LOFT(ロフト) 編
・・・すごい!!!!!
さすがの渋谷LOFT。防災コーナーがしっかり常設されていました。なんて探しやすいんだ。正直、感動しました。
思わず目に入ったのが、たくさんの非常食。LOFTでは「賞味期限が楽しみになる非常食」をコンセプトとして、非常食・保存食を販売しているそうです。たしかに色々な非常食がおいてあり、今この場で食べてみたくなるようなメニューばかりでした。
店員さんにお話を聞いたところ、毎年9月1日の防災の日に「防災イベント」を開いているそうで、その時にこの棚に陳列されている非常食を全て味見されたそうです。そんな店員さんに特に美味しかったものを伺い、オススメの非常食を全て購入しました。
非常食・保存食は「5年間」の保存期間のものほとんど。私はこの「賞味期限が楽しみになる」のコンセプト通り、「何も災害が起きずよかった。お役目ご苦労!」という感謝の気持ちで5年後に開封する時のことを考えると、今からすでに楽しみです。様々な種類の非常食を選んでいる時間が、この日一番楽しい時間でした。
また、LOFTの店員さんは非常食の保存方法として、『ローリングストック法』をオススメしてくれました。ストック(備蓄)をローリング(回転)する意味で、防災用食品を定期的に消費し、買い足すことを言うそうです。そういえば、このブログでもローリングストック法をご紹介したことがあります。
合わせて読みたい!
備蓄量は一定に保たなくてはいけませんが、これを行うことにより、その食品の味見を兼ねることも出来るのでオススメだそうです。この方法だったら長い賞味期限が来る前に食べられます! そしてまた新しい非常食の補充ができるので、さらに楽しみが増えますね。 LOFTのHPにも紹介されていました。(ロフトの防災用品~非常食編~)
昔は、「非常用食品といえばカンパン」なイメージでしたが、今ではカンパン以外にもたくさんの非常食があるので、栄養のことも考えて購入するべきだと思いました。店員さんによると、おおむね3日程度の食品が備わっていれば良いそうです。というわけで3日分の非常食を購入。
非常食・保存食を購入するなら、私は渋谷LOFTを強くオススメします!
⇩渋谷LOFTで購入したもの⇩1点+@/30点 総額¥4,503
(3) 5年保存カンパン 110g×3個
プラス@:非常食(きつねうどん、デニッシュ、煮物、生姜焼き、きなこ餅、牛丼)
東急ハンズ 渋谷店 編
ロフトですっかりテンションの上がった私たち。だったらせっかく渋谷にいるのだから! と、東急ハンズもチェックしてみることに。フロア案内図を見ると、B1C階に『防災グッズ』の文字が。(店内が広すぎて、フロア案内の看板から「防災グッズ」の文字を探すが大変でした(笑))
B1C階に着くと、目の前に広がる防災コーナー!
おぉ、東急ハンズには、実用的なものが数多く取り揃えられている・・・!特に感動したのが、写真の下部に写っているトイレタリー用品です。
そもそも「水のいらないシャンプー」自体、店頭においてあるのか不安だったのに、口内洗浄などにも使用できるウェットティッシュや、ファルウオッシュというおしり洗浄水までありました。
またヘルメットやシュラフ、ストロー浄水器など、防災の必需品でありそうなものの品揃えが本当に素晴らしかったです!
かなり品揃えが充実している東急ハンズですが、その中でも東急ハンズで買える一番のオススメが『東京防災ブック』。
以前、こちらの記事(東京都の「東京防災」ブックが、予想以上に良かった件。)で大絶賛していた本が、全国の東急ハンズで購入できるようになったんです! 東京都民以外の方も書籍で手に入れることができるようになりました。
東京都のホームページからも無料の電子書籍がダウンロードできますが、やっぱり本で持っておきたい私は早速購入。価格も税込140円。気軽に購入できます。
⇩東急ハンズで購入したもの⇩3点/30点 総額¥1,186
(2) 災害備蓄用5年保存水 500ml×4本
(15) 水のいらないシャンプー
(30) 防災アドバイスブック → 東京防災ブック
3COINS OOOPS!(スリーコインズ/スリコ) しぶちか店 編
そういえば、家にリュックというものがなかったため、最後にリュクサックを探しに出かけました。そこで見つけたのが、3COINS。 さすがのスリコでもリュックはないだろうと思いましたが・・・しっかりありました! すごい。こちらは¥300ではなく¥500の商品。それでも安い。キャンドゥで購入した反射シールを貼ってみようと思います。
⇩3COINSで購入したもの⇩1点/30点 総額¥540
★プラス@:リュックサック
購入できなかったもの・しなかったものについて
⇩購入できなかったもの・しなかったもの⇩6点/30点
(1) 携帯電話充電ダイナモ多機能ライト
(4) 食品加熱袋
(5) 発熱材
(14) 非常用給水袋 3L
(23) カイロ×2
(29) 緊急時連絡シート(アドレス帳)
実は、(29) 緊急時連絡シート(アドレス帳)以外は、全て東急ハンズにありました。しかし今回、できるだけ安価で揃えたい!という気持ちもあり、一旦買わずにAmazonで比較・検討することにしました。
そしてこちらが、私が買うことに決めたグッズです!
(1) 携帯電話充電ダイナモ多機能ライト ¥1,899
手回し充電のみのタイプは疲れそうな気もしますし、電池式だけのタイプも長年置いておくと液漏れしてしまう可能性があるので、他に充電出来る方法のものが付いているものがいいと思いました。ソーラーでも充電出来るのは魅力的。私はこれを買おうと思います!
(4) 食品加熱袋 ¥1,046
これは以前キャンプで利用したいと検討していたので、食品加熱袋といえば私はこの商品一択でした。実は過去の記事でも、このモーリアンヒートパックを使った調理実験にチャレンジしてるんです。
Amazonのレビューも非常にいいので、使うのが楽しみです。
(5) 発熱材 ¥2,248
上の食品加熱袋に付属している発熱剤。何個あってもいいと思います。先述しましたが、保存食は3日分用意しておけばまず安心とのこと。3食×3日分の9個あれば足りる計算なので、こちらの商品を購入予定です。
(14) 非常用給水袋 3L ¥752
リストでは3Lとありましたが、少ないのでは…?と不安になり、10Lで752円なら良い!キャンプでも活用できそう! とこの商品にしました。収納は少しかさばりそうですが、実用性はありそうです。袋だとへなへなしてしまい、使いづらそうと判断しました。何より、ベストセラーの称号を得ており、カスタマーレビューも非常に高評価なため、こちらに決めました。
(23) カイロ×2 ¥386
初めての試みですが、私はこの通常タイプより高温を売りにしているこの商品を常備しておくことにしました。というのも、私は毎年スノーボードに行っているのですが、普通のカイロの暖かさでは満足いっていないのです。寒すぎるところではちからを発揮していないように感じるのです。藁にもすがる思いです!
(29) 緊急時連絡シート(アドレス帳)
これはもう購入するのではなく、自作してしまおうと思います。
・氏名
・血液型
・性別
・生年月日
・連絡先(自宅・勤務先・実家等)
・住所(自宅・勤務先・実家等)
・通院医療機関
・疾病名
・常備薬
・緊急連絡先氏名
・緊急連絡先電話番号
・避難先
この内容を記載しコピーして、防災グッズと日々持ち歩くお財布に常備しておけば、いざというとき役に立つはずです。最近ではiPhoneの『メディカル』にも、詳細を登録することができます。
追加(プラス@)で購入した防災グッズたち
今回、自分の足で探し回ったからこそ発生した、追加で購入した防災グッズをまとめてみました。
・反射シール
・非常食(きつねうどん)
・非常食(デニッシュ)
・非常食(煮物)
・非常食(生姜焼き)
・非常食(きなこ餅)
・非常食(牛丼)
・リュックサック
非常食が多いですね…。つまり、『グッドデザイン賞受賞 地震対策30点避難セット』には食料が極端に不足してしまっているのです! 「3日分」の食料を備蓄しなければなりませんので、この量でやっと1人分だと妥当、小食な方なら充分な量かと思います。
2018年『自作防災セット』、いくらで揃えられた…?
こうして私は『グッドデザイン賞受賞 地震対策30点避難セット』とほぼ同じ内容+@ を手にすることが出来ました!
「川瀬作、オリジナル防災セット」にかかった費用は・・・総額¥15,044!!(税込)
『グッドデザイン賞受賞 地震対策30点避難セット』との差額はなんと、-¥4,756!
我ながら素晴らしい結果!!! 購入した品数を目の前に全て並べた時、かなりのボリュームだったので絶対に30点セットの値段¥19,800は超えていると思ってました。嬉しい。
記事をここまで読んでいただいて分かる通り、私は多くのプラス@な買い物をしておりました。それにも関わらず、約5,000円もコストカット出来たのですから、もう皆さんにオススメするしかありません!
今回買い物をした感想は、「とにかく大変!疲れる!」 しかし、それ以上に得たことがたくさんありました!
自分で探すと、「どうしてこの商品が必要になるのか」「どんな時に使うのか」と、1点1点に対して『もしものこと』を想像して購入することができます。だから、その『もしも』に出くわした時、きっとセットで購入した人よりも、自分の防災セットに入っているグッズをすぐに思い出せると思います。それは非常時に、とても心強い気がしました。
さらに、『もしも』を想定しながらする買い物は、自分だったらこれが必要、という自分オリジナルな要素を足したセットを作ることができます。私の場合は、コンタクトと昔使っていた眼鏡を入れました。就寝中に災害が起きた場合、コンタクトを着用したりバッグに荷物を詰めたりする時間など、1秒たりともないかもしれません。私は目が極度に悪いので、コンタクトや眼鏡がないと生活できません。これは、命にかかわる必需品といえます。
以下は、『グッドデザイン賞受賞 地震対策30点避難セット』には入っていないけど、私が思いつく限りの入れておいた方がいいかもしれないリストです。参考になると嬉しいです。
・非常食・保存食
・眼鏡
・コンタクト
・家族の写真
・生理用品
・携帯充電コード
・トイレットペーパーやティッシュなど
・下着
・現金
・油性ペン
・ジップロック
・免許証や通帳のコピー
特に「家族の写真」については、被災時に離れ離れになった家族を探す必要がある時のためにも、防災セットの中へ入れておいた方が良いと思います。また、辛いときに心を奮い立たせることが出来るのは、きっと『家族に会いたい!』のような強い気持ちだったりします。思い出の写真を入れておくといいかもしれないですね。
今、私が思いつくものはこれだけでしたが、日々の生活の中でも、『もし今、災害に見舞われた時に何が必要か』ということを考えて生活していこうと思います。普通に何も考えず生活していたら気づかなかったことを、今回この記事を書いたことによって、たくさんのことを学ぶことが出来ました。
そして9月1日。防災の日、当日。
災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する日。
Amazonで買うもの以外は、防災グッズを揃えることが出来たので、満足感たっぷりで迎えることができた9月1日。この日は、「もし何か起きたらどこに避難するか」と避難場所を確認をしたり、液状化しやすい周辺の地域を調べたりして過ごしました。
また今回、自分のために購入した品々をもう一度確認してみて、大切な人へ、その人のことを考えて揃えたオリジナル防災グッズをプレゼントしたら喜んでくれるかな・・・と想像しておりました。今度、何かのタイミングで両親へプレゼントしようと決めました!
9月4日。台風21号。
この日、台風21号が日本へ上陸。全国的に被害を多く出し、特に四国や近畿地方では猛烈な雨風が吹き荒れました。
京都駅の天井崩落の瞬間が目の前で。
まさか、、台風の力すごい。気を付けて!! pic.twitter.com/EGQ6P92T9g— 森山和彦(Kaz) CRAZY (@CRAZY904Kaz) 2018年9月4日
京都駅では天井が落下しました。衝撃的な映像です。私は台風を甘く見ていました。「台風上陸。危ないから気をつけて!」とニュースで何度も見てきましたが、ちょっと風が強く吹くだけだし大丈夫でしょ、と今まで生きてきてそう思い続けていました。しかし、ここまでの猛威をふるった台風を初めて感じ、恐怖しかなくなりました。自然のちからを甘く見てはいけないと、反省した日になりました。
9月6日。北海道胆振東部地震。
かなりやばい#北海道地震#地震#北海道#札幌 pic.twitter.com/IfnKhqhLf0
— 空夢 (@sorasapporo51) 2018年9月5日
買い出しにいったちょうど1週間後、北海道で大地震が発生しました。
私の知り合いが札幌市に住んでおり、朝起きてすぐに連絡しましたが、ずっと連絡が返ってきませんでした。不安で仕方なかったです。幸いにも、携帯の充電が切れてしまっていただけのようで、それを聞いたときは全身のちからが抜けるようにホッとしました。 知り合いは、とにかく停電でなにも出来なかったと言っており、でも出来ないなりに出来ることを探したり、星を見たりと気持ちを前向きにしていたそうです。
知人は、何も災害が起きた時のことを想定しておらず、この時とても後悔したそうです。
知人の後悔が無駄にならないように、このブログを読んでくださった人が一人でも多く災害の準備をしてくれたら… と強く思っております!
備えあれば本当に憂い無し!!!
日本中、どこにいても日々何が起きるかわかりません。『今、何ができるのか』を考えて、もしもの時に備えることが大切だと実感しました。
最近の日本は災害続きです。どうか今すぐ出来ることをして下さい。災害が起きてからでは遅いです。ライフスタイル、性別、年齢、地域によって、なにが必要かを日々…とまでは言いません、1年に1度でもいいので、防災の日を機に見直してみてくださいね。
今回は、引越ラクっとナビ新人スタッフの川瀬が筆を取らせて頂きました。ではまた٩(๑òωó๑)۶