引越し見積りの前に知っておいた方がいいことー現役オペレーターが答えるよくある質問ベスト3

こんにちは。引越ラクっとNAVIサポートセンター、オペレーターの山口です。

突然ですが、皆さんは「引越」についてどの程度の知識をお持ちですか?
僕は一年前に引越しラクっとNAVIを運営する、リベロに入社するまで、自分自身で2~3回引越しを経験していたので、「そこそこわかっている」と思っていました。しかし、引越ラクっとナビの業務に就いた結果、知らなかったことや、勘違いしていたことがたくさん出てきました。

このブログでも、引越しビギナーの方向けの記事がたくさんありますが、ここで改めて、僕がこの仕事に就いて初めて知ったことを中心に、初心者から中級者までのお引越しについて知っておくべきこと、意外と知られていないことを、過去ポストの紹介も交えてお伝えしていきたいと思います。

僕がこの仕事に就いて、たくさんのお客様のお引越しをサポートした上で思ったことは、安く、良質な引越しをするためには、そのための「マインドセット」を持っておくことが大事だということ。

このブログを通して何度か伝えていますが、おさらいの意味も込めて、僕なりにいくつか書かせて頂きます。

引っ越し見積もり料金 簡易シミュレーション

  • 1引っ越し時期
  • 2移動距離
  • 3引っ越し人数
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平均
 円
最安値
 円
最高値
 円
  • ※引越しラクっとNAVI ® の実際の引っ越しデータから算出しています。
    期間:2017年1月~2019年6月実績
  • ※引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。
    お引っ越しの際には、見積もり取得をお願いします。

1.荷物量だけで見積もりは出せない

あまり引っ越しにくわしくない方からの質問で、「ダンボールは20箱くらい、あとは冷蔵庫と洗濯機とテレビだけ!これ運ぶといくらになりますか?」というご質問を頂くことがあります。

まず、引っ越し料金というのは、単純に荷物量だけで算出されるわけではなく、その荷物量に合わせた「トラックの空き状況」によって決まります。つまり、物の量だけでは一概に料金を提示することはできないのです。

ですから、引越しの見積を出すうえで、「日程」は必須条件となります。

「料金を見て、日程はあとから決めます~」という方もいらっしゃいます。お気持ちは十分にわかりますが、まずは日程を決めたうえで見積を依頼しましょう。

とはいえ、日程が決まらないよ!という方は、〇/〇~●/●の間で、最安日程の見積もりを出す、という方法もあるので、大まかな日程だけでも先に決めておくと良いでしょう。

また、引越日直前でのお手配は、引越会社が見つからない可能性もあります。見つかっても料金が高い上に、梱包などもギリギリになり、焦って後悔する結果になりかねません。さまざまなご都合があるかと思いますが、出来る限り日取りは余裕をもって決めておくことをお勧めします。

そして、もう一つ知られていないのが、物件の種類や周辺の道幅によっても料金が変わるということ。タワーマンションや新築物件は、養生する箇所が増えたり、作業時間が限られていたりなど、特殊な条件が加わる為、料金が変わります。

また、道幅が狭いと、トラックを何台かに分けたり、作業員を増やしたりする必要があるため、こちらも料金アップにつながります。

これらについての詳細は、過去の引越しラクっとNAVIのブログのポストをご参照ください。

引越ラクっとNAVIでは、お手配の際に必ず、現住居、転居先共に部屋の階数、エレベーターの有無、トラック駐停車スペースの有無をヒアリングしています。

また、タワーマンションや新築の場合ではさらに詳しい情報(管理会社や指定作業時間など)までお伺いして、あらかじめ各引越会社さんにお伝えしているので、見積の段階でそれらをふまえた料金が提示されるようご案内しております。

2.荷物量が未定、もしくは把握できない場合

これは本当に多いのですが、お客様からいただく内容で、「荷物はまだ増えるかもしれないけど、とりあえずトラックおさえてください」というようなご要望があります。

こちらもお気持ちはすごくわかりますし、僕もこの仕事に就いていなかったらそのような頼み方をしていたかもしれません。

ですが、これは言い換えれば、「通販で洋服を買った後に、配送されるころには太っているかもしれないので、その場合は当日大きいサイズを下さい~」的な注文なのです。

在庫がなければ返品交換はできませんし、そもそも配送当日にサイズを選ぶなんてことできっこないですよね。そのサイズが入るように痩せるか、在庫があれば交換、ひどい場合は買い直しになります。

お引越しに話を戻すと、見積段階で荷物量にあったトラック、作業員が決定されるため、その内容で発注された後に増えた荷物がトラックに乗らない場合、もしくは暫定の作業員数では運べない場合、溢れた分はご自身でお運び頂くか、処分するか、追加でトラックを依頼する必要があります。

大きなお荷物の場合ご自身ではお運びできませんし、遠方であればなおさらです。そして、大事なお荷物なら処分はできませんし、処分するのにも大概お金がかかります。追加トラックも、空きがあれば依頼できますが、もちろん料金は追加になり、後日対応になる可能性もあります。

法人窓口である転勤ラクっとNAVIの場合、急な転勤に伴う引越のお取次ぎもありますので、荷物量がわからない、という状況は多々あります。

お気持ちはお察ししますが、見積が出せなければお引越しはできないので、今ないものは現地で揃える、もしくは転居前に購入して、転居先に配送してもらう、のどちらかに決めてしまった方が、引越手配もスムーズで、ご自身も何かと動きやすいかと思います。

また、短期赴任などで、家具家電付き物件になる可能性があり、引越ぎりぎりまでそれらを運ぶかわからないという場合は、運ぶ前提で見積を取っておいていいと思います。運べないリスクは避けられますし、一般的な単身の家具家電類であれば、積んでもそこまで料金に差は出ないはずですからね。

そして、ご自身でどれくらいの荷物になるか想像ができないという方は、ぜひこちらのポストを参考にしてください。

「本や衣類が多いので、ダンボールの数がどれくらいになるかわかりません…」

こちら、お客様から非常によくご相談頂きます。正直、僕はこの記事を参考にお応えしているので(笑)、どうにかしてもっと多くの方に読んでいただきたいです…。

面倒な方は、最後の「まとめ」の部分だけでも読んでいただければ、大方の内容は把握できますので、是非ご一読ください。

ついでにもう一つ。「ダンボール5個減らしたら料金下がりますか?」というようなご相談もよく頂きます。

ここでは簡単にお応えしておきますが、ダンボール数個程度では、料金は下がりません。荷物とトラックの関係については、こちらのポストをご覧ください。

3.配送にかかる日数について

お引越しに必要な日数については、僕もこの仕事をするまで知らなかったことが多いです。

これについては、まずこちらを参照ください。

冒頭でグーグルマップについての説明がありますが、実はグーグル検索で、「東京都渋谷区から大阪府大阪市」というように入れれば、すぐに距離と経路が出てきます。

引っ越しの移動距離を簡単に知る方法

もっと詳しく、番地まで入れても出ますし、逆に「東京駅から大阪城」のように施設名で入れてもしっかり出てきます。駅名~駅名で入れると自動で乗り換え案内が、住所や施設で入れると自動で道路情報が出ます。

それに縛られたくない場合は、「電車」「徒歩」「車」と付け加えることで、一度の検索でそれらの情報が出てきます。

googlemap

引越しの移動距離が遠ければ日数がかかるというのは、ある程度想像ができるかと思います。そのため、200km以上離れている引越で、「何とか当日中に運んでください」というご要望は意外と少ないです。

逆に多いのが、「もっと日を空けての配送はできないか?」というご要望です。たとえば、東京-大阪間であれば通常は翌日搬入ですが、仕事や移動の都合上、3日後に搬入してほしいという場合。

余分に空ける2日間は、引越会社さんで留置き(預かり)となるため、別途料金が発生します。時期や物量によって料金は変わりますが、場合によっては数万~数十万円上乗せというケースもありますので、個人的には日程を調整できるならした方がいいと思います。

とはいえ、一日くらいであればトラックの都合上、追加料金なしで運べたりするラッキーなパターンもありますし、安くやってくれる場合もありますので、一度相談してみてくださいね。

引越しラクっとNAVIでは、お客様で一社ずつ交渉せずとも、そのような追加料金がない、もしくはあっても比較的安く済む引越会社さんを探しますので、込み入った条件でも是非、お任せください。

最後に

まだまだ知らなかったことはありますが、ひとまずベスト3を挙げておきました。これらに共通して言えることは、「憶測で計画を立てない事」だと思います。

「とりあえずで見積は出せるだろう」
「日程はあとからどうにでもなるだろう」
「荷物は増えても大丈夫だろう」
「料金はこれくらいで済むだろう」

というような、「だろう引越し」は、予想を大きく裏切られたり、良い結果を生まない可能性が高いです。あらかじめ条件や荷物量をしっかりと決めておいたほうが、妥協や値引きなど、安くするための選択肢が増えます。

そして、

「追加料金がかかるかもしれない」
「道幅が狭くてトラックが入れないかもしれない」
「これくらいの日数がかかるかもしれない」
「引越しラクっとナビを使った方がいいかもしれない」
「知り合いにも、引越しラクっとナビを勧めた方がいいかもしれない」

のような、「かもしれない引越し」をお勧めします。そして、「かもしれない」と思ったことは、早めに引越しラクっとナビに相談しましょう。

だろう引越を思いついたがために、強引に「かもしれない」に持っていった挙句、蓋をするように宣伝をかぶせてしまいました。この記事はそろそろ終わりにした方がいいかもしれない…。

本日も皆様からのご依頼をお待ちしております!

ということで、ご精読ありがとうございました。

引っ越し一括見積もり(無料)
著者投稿者 横川
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