さいたま市での一人暮らし、おすすめエリアや住み心地を徹底解説!

引っ越しの見積もりを安くする3つのコツ

さて、ここまで見てきて、「自分の荷物は専用ボックスに収まりそうにない」という方もいらっしゃると思いますが、そのような時に引っ越し料金を抑える方法はあるでしょうか?

結論から申し上げれば、引っ越し料金を抑えることは、少しの工夫や努力をすれば十分に可能。そこでここからは、単身者の引っ越しでなるべくお得な見積もりを取るための方法をご紹介していきます。

その前にまず、この引っ越し料金、実は一般の商品のように料金が決まっているものではなく、「引っ越し日時」「移動距離」「荷物量」という3つの組み合わせによってその都度決まる“時価”であることを覚えておいてください。

その上で、この「引っ越し日時」「移動距離」「荷物量」 それぞれについて、どんな工夫をすればいいか、見ていきましょう。

なるべく相場の安い引っ越し日時を選ぶ

何月に引っ越しをするのが一番安い?

先ほどの相場表でもご覧いただいたように、学校の新学期や企業の新年度が始まる4月、10月周辺は引っ越し料金が高騰します。


※引越しラクっとNAVI ® での引っ越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。
※引っ越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。

ご覧のように相場が安いのは、1月と8月ですが、タイミング的に合わなければ無理をする必要はないくらいの違い(数千円)です。

ただ、繁忙期の中でも特に3月は飛びぬけて費用が高くなる可能性があるため、できればこの月だけは避けることをお勧めします。

月初、月中、月末?

学校の新学期や企業の新年度は1日から始まりますので、その前に引っ越しを済ませておこうと考える人が多いため、月末に引っ越しの需要が高まります。

続いて月末に引っ越しを検討していたものの引っ越し会社の日程が埋まっていたり、料金が高かったりで、翌月の月初を薦められることがあります。

一方で月末に検討していた引っ越しを前倒しにすると、新居の契約を早める必要が出てきますので、日割りの家賃が発生することも。そのため、月の半ばに引っ越しを希望する方は比較的少なく、その分引っ越し料金も安くなる傾向にあります。

曜日は?

土日祝日は混みますので、平日に比べると割高になります。

NHK放送文化研究所で調査された「2015年国民生活時間調査」にある国民全体の「平日、土曜日、日曜日」の時刻別行為者率になります。

これは日本人の生活実態がどのようになっているかを5年ごとに調査するもので、「食事」「睡眠」「仕事」などの項目があり、その項目に対して、「平日、土曜日、日曜日」で国民のうちのどのくらいの人がその行動をしているかをパーセントで出しています。

このデータにおける「仕事関連」の時間は、平日が52.9%、土曜日が34.9%、日曜日が23.5%となっています。

つまりは、国民のうちの5割程度が平日に働いており、土曜日には3割程度、日曜日には2割程度の人が働いていることになります。

さらに、月曜日と金曜日は、土日と連休で休みをとって3連休にして、引っ越しをする人も比較的いらっしゃいます。

ですので、曜日ですと火曜日、水曜日、木曜日の引っ越しがおすすめになるのですが、「大安」の引っ越しは平日といえど高くなる傾向にありますので、ご注意ください。

時間帯は?

一般的に、引っ越し会社は一日の作業時間帯を「午前便」「午後便」「フリー便」の三つに分けていて、このうち一番安い見積もり料金になるのが「フリー便」です。

フリー便とは、引っ越しをする日にちだけを決めておいて、作業の開始時間は引っ越し会社の都合に合わせるプランです。

現場のトラックや作業員の状況に合わせるため、価格を抑えることができますが、作業の開始時間は午後からになることが多く、場合によっては夕方や夜からとなる場合もあるため、時間に余裕を持っておきましょう。詳細は下記記事でも解説していますので、もしよろしければご参照ください。

引っ越しフリー便はなぜ安い? 時間指定が割高な理由

長距離の引っ越しは「帰り便」等利用でよりお得に

引っ越しの移動距離については、日程や荷物量と違ってなかなか自分たちで調整することが難しいですが、長距離の引っ越しの場合は、「混載便」や「コンテナ便」「帰り便」などを使うことで、引っ越し料金がお得に可能性があります。

なおこれらのサービスは(1)取り扱っている引っ越し会社が限られている(2)引っ越し先(エリア)によってはそもそもサービスが提供されていない(3)運行スケジュールがシビアである、などの理由により、利用者側から利用を指定することが難しく、あくまで「タイミングが合えば利用できる」ものとお考え下さい。

費用を格安にしたいのなら「混載便」

引っ越しは一件あたり一台のトラックをチャーターしておこなうのが一般的ですが、荷物がトラックのサイズとピッタリ一致していない場合は、トラックの荷台に空きがある状態で運搬することになります。

こういったトラックの空きスペースに別の依頼者の荷物も積み込み、一緒に輸送することで運送費用を抑えるプランが「混載便」です。

荷物を混載することで、運転手の人件費をはじめガソリン代や高速料金などが”割り勘”になり、引っ越し料金が安くなります。

ただし、同じ方面へ引っ越しをする人がいなければ、この「混載便」は成立しないため、他の希望者が現れるまで待たなければならない場合もあります。特に転居する方が多い東京、大阪などの主要都市以外への引っ越しでは、希望者がなかなか集まらない可能性がありますので、引っ越し日時については柔軟に考える必要があります。

また、積み下ろし回数が多くなってしまうこともあるため、荷物に傷がついてしまう可能性もありますので、その点も注意しましょう。

大量の荷物を安く運びたいなら「コンテナ便」

コンテナ便とは、列車での運送です。コンテナと呼ばれる大きなボックスに荷物を詰め、貨物列車に運んでもらいます。人件費や燃料費を抑えることができるので、比較的格安なことがメリットです。

ただし、貨物列車の運行スケジュールに合わせないといけないため、引っ越しに日数が余計にかかってしまう可能性があります。引っ越すスケジュールに余裕がある場合におすすめです。

時間的に余裕があるなら「帰り便」

帰り便とは、片道運搬のことです。積み荷をおろした後のトラックの空きスペースを利用し、荷物を運んでもらうことを指します。「帰り道の途中でついでに運んでもらう」というイメージですね。

積み荷をおろしたトラックは、「空車回送」という空の状態で帰路につくことになります。この状態が非常に「無駄」ということで発案された帰り便ですが、取り扱っている引っ越し会社は多くありません。

うまく取り扱っている引っ越し会社を見つけることができれば、格安価格で引っ越しをしてくれる可能性は大きいといえるでしょう。

引っ越しの荷物量はなるべく減らそう

引っ越しの荷物量が増えると、見積もりの料金はその分高くなります。

というのも、荷物の量が増えると、荷物を運ぶために必要なスタッフの人数が増えたり、荷物を運搬するトラックのサイズが大きくなったりするからです。

現地スタッフは、1人あたりで人件費がかかっているので、必要人数が増えればその分人件費が増えてしまいます。

またトラックについては、少ない荷物量であればミニバンや軽トラックなどでも運べますが、運搬に必要なトラックのサイズが大きくなるにつれて、車両のチャーター料金が高くなります。

そのため、引っ越し料金を安くするためには、引っ越し前になるべく不用品を処分して、荷物の量を減らすことをおすすめします。

荷物を捨てる

一般ごみであれば、自治体のごみ回収日に合わせて処理すれば、追加でお金が発生することはありませんが、大型家電を処理する場合には注意が必要です。

1998年に制定された、家電リサイクル法によって「エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機」に関しては、メーカーがリサイクルして資源に戻すように法律で制定されています。

家電リサイクル法の概要

家電リサイクル法に当てはまらない大型家電や、大型家具の処理については、お住まいの自治体のホームページ等で確認して処理する必要があります。

荷物を売る

お金を払って荷物を処分するのであれば、お金にして引っ越し料金の足しにすることも一つの手段です。

実店舗を持つリサイクルショップ「トレジャーファクトリー」や「ブックオフ」に持ち込むのも良いですが、昨今ではフリマアプリ「メルカリ」「ジモティー」「ラクマ」を利用するケースが増えています。直接交渉ができるので、お店に持ち込むよりも高額で売れることがあります。

不用品を処分してくれる引っ越し会社を利用する

なお、上記の「トレジャーファクトリー」が運営していて、弊社提携先でもあるトレファク引越さんや、アップル引越センターさん、キタザワ引越センターさんのように、引っ越しと同時に不用品の買取や処分を行ってくれる引っ越し会社もあります。

「引越しラクっとNAVI」では、こうした不用品処分サービスを行っている引っ越し会社の見積もりだけをまとめて取ることもできますので、詳しくは弊社コンシェルジュまでご相談ください。

お見積もりのご依頼:引越しラクっとNAVI

引っ越し会社を使わない引っ越し方法

ここまで、引っ越し会社からの見積もり料金ををなるべく安くする方法について見てきましたが、そもそも引っ越し会社を使わない、という選択肢もあります。ここではいくつかその方法についても見てみましょう。

荷物を別途宅急便で送る

実家からの引っ越しなど、荷物が少ないケースでおすすめの引越し方法です。

https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/estimate/ichiran.html

ただ、上記のヤマト宅急便運賃一覧表にあるように、ダンボールの120サイズ(縦・横・高さの3辺計120㎝以内、かつ重さ15kg以内)を同じ関東内で送る場合でも、1,610円/箱となっています。

引越しラクっとNAVIの単身引越しの場合、通常サイズ(100~120サイズ)で20~30箱のダンボールのご用意を推奨していますので、ダンボールの数が30箱程度になる荷物量であれば、 かかる費用は1,610円×30で48,300円に。引っ越し先や荷物サイズによっては、引っ越し会社に依頼する方が安く済む可能性もあります。

車(レンタカー)で運ぶ

普通免許をお持ちであれば、2トントラックを運転することができます。単身の方の近距離引越しであれば、引っ越し先との往復を含めても12時間レンタルで事足りるはずです。

  • レンタカー代:13,750円(上記のニッポンレンタカーを利用した場合)
  • ガソリン代:2,600円(往復約300km、燃費がリッター約15km、ガソリン価格がリッター130円想定の目安)
  • 保険代:2,200円
  • 資材代(主にダンボール):5,000円(250円×20枚)
  • 手伝ってくれた知り合いへの謝礼:????円

知り合いへの謝礼次第ですが、20,000円~30,000円程度に落ち着きそうです。

人生に平均4回と言われているお引越し。一度は家族や友達に協力してもらって、レンタカーで引っ越しをするのもいい思い出になるかもしれません。

赤帽に依頼する

家族や友達に頼みづらい場合には、軽トラックとドライバーを雇ってしまうのも一つの手段です。下記はさいたま市ではありませんが、赤帽に引っ越しを依頼した場合の料金一例です。

運賃:25,000円

資材代(主にダンボール):5,000円(250円×20枚)

仮に引っ越しの移動距離を約150km(さいたま市からの距離では栃木県那須塩原市、群馬県渋川市、山梨県甲府市などが該当)とすると、宮崎市~鹿児島市内(159km)が該当しますので、25,000円程度となりそうです。ただし赤帽さんは、引っ越しのプロではなく配送のプロですので、引っ越しの段取りについては自分で指示を出す(ついでに荷物も運ぶ)覚悟で依頼しましょう。

相見積もりで引っ越し料金をさらにお得に!

以上、単身の方の引っ越し料金を安くする方法について、様々な角度から見てきましたが、もう一点とても重要なポイントがあります。

それは、引っ越し会社から見積もりを取る際、必ず複数の会社から見積もりを取ることです(これを相見積もり、と言います)。

引っ越し会社は、お客様から複数社の間で比較検討されている場合、他社との価格競争に打ち勝たないと受注ができないため、各社に個別で見積もりを依頼するよりも、安めの見積もりが出てくる可能性が高くなります。

また、引っ越し料金はいわゆる“時価”。1社のみの見積もりではその金額が安いのか高いのかわからないだけでなく、以前安かったA社が、今回も安いとも限りません。

同じ条件での引っ越しでも「その日なら、ちょうど帰りのトラックが押さえられるから、安く提供できる」という具合に、タイミングによっても引っ越し料金は異なるからです。

とはいえ複数社を相手に、一社ずつ見積もりを取るのは面倒くさいという方もいらっしゃるかと思います。そんな方には、弊社の「引越しラクっとNAVI」 がおすすめ!

引越しラクっとNAVI:https://hikkoshi-rakunavi.com 

「引越しラクっとNAVI」はここが便利!

こちらのサービスは、弊社のコンシェルジュにお電話1本でご希望の条件をお伝えいただくだけで、複数社の見積もりを一括で簡単に取ることができる便利なサービスです。

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お見積内容はWEB上で簡単に比較していただき、ワンクリックで発注も済ませることができる上に、発注を入れた会社以外には自動で失注が伝わるようになっているので、断りの連絡を自分で入れる必要もありません。

さらに、コンシェルジュがお客様の引っ越しにおける全ての窓口を務めさせていただくことで、引っ越し会社の窓口業務を一部削減!その分お客様に安価な見積もりをご提示することが可能となっています。

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まとめ

さいたま市で一人暮らしにおすすめのエリアと沿線を紹介してきました。さいたま市には東京の都心に繋がっている沿線が多くありどこでもアクセス良好です。特に大宮や浦和は賑わっているので、一人暮らしで自炊が面倒な時も、外食のお店選びに困らないでしょう。

治安の良さや駅の使いやすさ、買い物のしやすさなど様々な要素を踏まえたうえで慎重にさいたま市での一人暮らしを始めるエリアを決めてください。

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著者投稿者 引越しラクっとNAVI編集部
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