【実録】単身近距離引っ越しの作業時間と荷物量は?

この記事はこんな人におすすめ

  • 引っ越し当日にかかる作業時間を知りたい方
  • どうすれば短時間で引っ越しを済ませられるか知りたい方
  • 単身(一人暮らし)の引っ越しで持っていく荷物料がどれくらいか知りたい方

こんにちわ。
人生において、引越しの平均回数「4回」と言われている中で、
9回目の引越しを迎えた「引越しラクっとNAVI」担当のハギワラです。

今回は、【実録】都内1人暮らしの引っ越しの所要時間と題して、僕が都内3km圏内の引っ越しでどれくらいの時間を要したのか、そしてそのためにどういったことをしたのかをレポートしたいと思います。これから引っ越しを考えている方の参考になれば幸いです。

引っ越し作業時間を予測してみよう!

ここで質問です。
引っ越しの所要時間は、どれくらいかかると思いますか?

僕の場合は、こう考えていました。
引っ越しの見積もりを、引っ越し業者に相談する際に、必ず聞かれる「引っ越しの時間帯」

  • 午前
  • 午後
  • フリー便(時間指定無し)

という選択肢から考えると、引っ越し業者は午前中1件と午後1件、つまり1日の引っ越しの取り扱い件数は2件。
終業時間が8時間であることを考慮すると、1件当たりの引っ越しの作業時間は4時間ではないか?(一人暮らしと家族引っ越しとでは荷物量が異なりますので平均的にという意味合いです。)

と考えていました。

3km圏内の単身引っ越し作業時間は?

↓結果はこちら↓

  • 搬出(荷物の積み):29分
  • 移動(準備含): 19分
  • 搬入(荷物の降ろし):59分

引っ越し作業時間:1時間47分

予想の4時間に対して、結果は2時間を切り!!
単身引っ越しといえどこれは早いのではないかと思い、 作業スタッフに訪ねてみると

「早くはないですね。1人暮らしの引越しの場合、2名体制で、積みは30分、降ろしは60分を目安にしています」

とのこと。
つまり今回の僕の引っ越しは予定通り。 さすが引っ越しのプロフェッショナルと言ったところですね。

となると「1人暮らしの引っ越しの所要時間」で、大きな違いがでてきそうな要因は「移動時間」になるわけです。

移動時間が長くなると

  • 人件費がかかる
  • ガソリン代がかかる

ですので、移動時間が長くなればなるほど、引っ越し費用が高くなってくるというわけです。
移動時間は、GoogleMAPなどの地図検索サービスに、現住所と転居先の住所を入力すると所要時間がわかりますので、単身引っ越しの作業時間を見積もってみてみてはいかがでしょうか?

単身引っ越しの荷物料の目安は?

単身引っ越しの荷物料は、「2トントラック」で収まる程度と言われています。しかし「2トントラック」と言われてもピンとこないですよね。僕は前回の引っ越しで「2トンロングのトラック」を 使ったことを覚えていたので、今回の引っ越しでは断捨離をして「2トントラック」で引っ越しができるように準備を進めました。自分の荷物料がどれくらいになるかは、引越しラクっとNAVIの「WEB引越し予約」で 荷物料を測ることが可能ですので、是非ご利用ください。ちなみに荷物料を測るだけでなく、引越しの予約することも可能です。

荷物の積みと降ろしを、90分で終わらせるためにしたことは?

今回作業いただいた「 株式会社A.S.Nひっこしサポート 」さんは、弊社で提携をしている引越し業者さんなので、スムーズに準備できていないと、格好がつかないので、自分なりに考えて実践した「準備」についてご紹介いたします。

  1. 荷物の仕分け(粗大ごみが出ることを考慮して、1ヶ月前から開始)
  2. 転居先の家具の配置決め
  3. ダンボールへの荷詰め(マジックで行き先を記載)

① 荷物の仕分け
まずは、持っていくものと持っていかないもの(捨てるまたは預ける)を仕分けをしました。

僕の場合
・不燃ごみの回収が週1回(引っ越しまで4回の不燃ごみ回収)
・自治体に粗大ごみ(不用品)を回収してもらう場合、申込から回収まで2週間程度時間がかかる

を考慮して1カ月前から荷物整理を始めました。
※自治体によっての粗大ごみ(不用品)の取り扱い方は異なりますので、お住まいの自治体にご確認ください。

最近では、メルカリ、ラクマ、ジモティーといった「フリマアプリ」が普及しているので、粗大ごみを検討する前に「フリマアプリ」に出品をしてみると、意外と売れることがありますのでおすすめです。
また、洗濯機などの大型荷電を処分する際には、直接やりとりができるジモティーがおすすめです。洗濯機は、 「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」に基づいて、家電リサイクルセンターにリサイクル料と運搬料を合わせて、 5,687円支払う必要があったので、試しにジモティーに出品してみました。
結果、すぐに引き取っていただける方が見つかり、0円で引き取っていただきました。

②転居先の家具の配置決め
転居先の図面を元に、家具を配置を決めました。
当日の搬入時に、家具が配置できないことがないように、
メジャーを使って「正確に」家具の寸法を測っておくことをお勧めします。

③ ダンボールへの荷詰め
・引っ越し前(2日前~4週間)
持っていくものをダンボールに箱詰めしておきます。僕の仕分けのコツは「今年1年間使わなかったものは、来年も使わない」というルールで、荷物を整理しました。こういったルールを自分の中に持っておくと、仕分けのスピードがあがるのでおすすめです。
また、箱詰めしたダンボールのサイドに、マジックで「荷物の行き先」を記載すると、荷捌きが効率的なのでおすすめです。

ダンボールに箱詰めする際には、詰めすぎないように注意してください。詰めすぎると持ち上げられなかったり、持ち上げられても底が抜けてしまって、トラブルになる可能性も出てきます。自分で持ち上げられる程度の量にしましょう。

・引っ越し前日
冷蔵庫の電源を切って、中に入っているものをダンボールに詰め込みます。冷蔵庫の取り扱いについては、下記記事を参考にしてみてください。

・引っ越し当日
前日に入れられなかったもの(就寝グッズ、バス用品、カーテン、鍵、コンセント、リモコン、新居の契約書など)を箱詰めします。
新居ですぐに使うものが多いと思うので、マジックで「今日使う」などと記載しておくと荷捌きをする際にすぐに見つけられるのでおすすめです。

1ヶ月かけて、荷物の箱詰めをやったおかげで、当日の搬出時に出たごみは、ポリ袋1枚(燃えるゴミ)で済みました。

④荷物を搬入する
搬入前に、引っ越しスタッフと一緒に新居を確認し、家具の配置を指示しましょう。
また、搬入が始まったら、荷物運びは手伝わずに、家具を縦向きにするのか横向きのするのか、スペースは空けるか詰めるかといったことを、的確に指示する役に徹しましょう。

【まとめ】単身近距離引っ越しの作業時間と荷物量

  • 単身引っ越しの作業時間は90分+移動時間
  • 単身引っ越しの 荷物料は2トントラックのサイズ(積載量)にすべし
  • 引っ越しの準備は1ヶ月前から開始すべし

結論として「引っ越し当日までに、いかに計画的に準備できるか」が大事だということになりました。今回は単身の引っ越しを取り上げましたが、ご家族の引っ越しともなると、荷物料や粗大ごみの量も増えると思います。遅くとも引っ越しの一ヶ月前から、準備を進めることはおすすめします。

【おまけ】移動時間から引っ越し費用を抑える方法を考えてみる。

近距離の単身引っ越しの実態が分かってきたところで、どうやったら引っ越し費用が安くなるのかを考えてみたいと思います。
引っ越し費用は、3つのポイントで決まります。

  1. 荷物量
  2. 移動距離
  3. 引っ越し日時

1.荷物量
荷物料は、少なければ少ないほど積みと降ろしの時間は短くなります。
しかし、2トントラックより小さいトラックを所持していない引っ越し業者もあります。
そんなときは、ヤマトホームコンビニエンスさんと、日通さんの物流系引越し会社が提供している単身引越しのパッケージプラン「単身パック」や、アーク引越しセンターさんの「ミニ引越しプラン」を使うという手もあります。
もちろん引越しラクっとNAVIでも、最適なプランをご提案することも可能ですので、こちらより4項目を入力してご依頼ください。コンシェルジュからお客様のご登録いただいた電話番号へご連絡差し上げます。
※新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、新規受付を休止している引っ越し業者もありますので、ご注意ください。

2.移動距離
すでに新居が決まっている場合は、難しいですが、
これから物件を検討される方であれば、住み慣れた現住所に近いエリアで新居を探し、引っ越し費用を多少抑えるという考えもひとつかと思います。是非ご検討ください。

3.引っ越し日時
引っ越し日時は「時期、曜日、時間帯」によって変わってきます。ひとつひとつみていきましょう。

・時期
新生活をすることを目的に、引っ越しをする人が多いわけですから、新生活が始まる時期「4月、10月前後」は、引っ越し費用が高くなる傾向にあります。
(いわゆる繁忙期と言われる時期にあたります。)
ですので、可能であれば「繁忙期ではない時期」をずらして、引っ越し費用を抑えることをおすすめします。

・曜日
一般的に、土日祝日休みの方が多いですので、引っ越しの依頼は土日祝日に集中します。ですので引っ越し費用は、「平日」の方が安く抑えられます。

・時間帯
引っ越しの作業開始時間が、予想できる時間帯ほど、高い料金設定にしている引っ越し業者が多いです。費用が高い順番の時間帯は下記です。

  1. 午前
  2. 午後
  3. フリー便(時間指定無し)

午前の引っ越しは、事前に作業開始時間が分かるので、いろいろと用意ができ、定刻通りに作業が開始されるので一番人気です。
午後の引っ越しは、午前中やフリー便の引っ越しが終わり次第ということもあり、ある程度作業開始時間が予想できるので、2番人気になります。
フリー便は、午前と午後の間、もしくは午後の引っ越しの後になることもあるので作業開始時間が見えづらいため、3番人気になります。費用を抑えたい場合、「フリー便(時間指定無し)」にしましょう。

ということで、結局のところ引っ越し費用を抑える術は、

  • 荷物量を減らす
  • 新居は住み慣れた近場にする
  • 繁忙期ではない時期の、平日フリー便にする

という単純な結論に至ってしまいましたが、
個人的には、新生活を迎えるわけですから、不要なものを捨てて、人生を改善する「断捨離」する良い機会にしてみてはいかがでしょうか?

引っ越し料金を抑える術はこちらから

著者投稿者 hagiwara
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