横浜市での一人暮らし、おすすめエリアや住み心地を徹底解説!中心駅から離れれば穴場物件も多数!
横浜市で一人暮らしを始めようとしておられる方におすすめのエリアを紹介します。住み心地が良く、中心部へアクセスしやすい地域はどこでしょうか。
一人暮らしをする時に、治安や住み心地はエリア選びの重要なポイントです。横浜市で自分のこだわりや条件に当てはまり、且つ便利なエリアを探すときの参考にしていただければ幸いです。
※本記事は多くの要素が含まれていることから、大変長文(約2万文字)となっております。お時間のない方は下記目次より、興味のある項目から読み始めていただくことをお勧めいたします。
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横浜市の概要
神奈川県の東部に位置する横浜市は、神奈川県の県庁所在地で政令指定都市でもあり、神奈川県の市町村では面積が最も広い市です。
市内には鶴見区、神奈川区、西区、中区、南区、港南区、保土ケ谷区、旭区、磯子区、金沢区、港北区、緑区、青葉区、都筑区、戸塚区、栄区、泉区、瀬谷区の18区があります。各区の面積、人口は以下の通りです。
区 | 面積 | 人口 |
港北区 | 31.37 | 353,620人 |
青葉区 | 35.06 | 310,387人 |
鶴見区 | 32.38 | 292,975人 |
戸塚区 | 35.7 | 280,733人 |
旭区 | 32.78 | 245,127人 |
神奈川区 | 23.59 | 245,036人 |
港南区 | 19.86 | 213,751人 |
都筑区 | 27.88 | 212,642人 |
保土ケ谷区 | 21.81 | 205,939人 |
金沢区 | 30.68 | 198,054人 |
南区 | 12.63 | 195,482人 |
緑区 | 25.42 | 182,495人 |
磯子区 | 19.02 | 166,347人 |
泉区 | 23.56 | 151,830人 |
中区 | 21.07 | 149,910人 |
瀬谷区 | 17.11 | 122,004人 |
栄区 | 18.55 | 119,612人 |
西区 | 6.98 | 103,985人 |
※2020年1月1日現在、面積は平方キロメートル
市の中心的な駅ともいえる横浜駅は、東海道本線・京浜東北線・京浜急行線・相模鉄道線・東急東横線・横浜市営地下鉄・みなとみらい線と多くの乗り入れ路線がある大きなターミナル駅となっているので、通勤や通学にも便利な駅となっています。
その横浜駅がある横浜市中区には、高島屋やそごうといった百貨店や、定番のデートコースである横浜みなとみらい、横浜中華街など、さらに洋館が立ち並ぶ山手エリアなど、横浜と言えばココ!といえる人気スポットが集中。故に、家賃も他の区に比べて2万円〜3万円高くなることが多いようです。
その他東海道新幹線が停車する新横浜駅がある港北区や、東京都内へのアクセスが良く落ち着いた景観が住みやすい青葉区、小さな区ながら有名スポットへ足を運びやすい西区、坂道は多いものの横浜、東京方面への通勤通学に便利な戸塚区など、広い横浜市にはまだまだ安く住める環境がたくさんあります。
横浜市内で幅広く物件を探してみると、想像以上に住みやすくてリーズナブルな物件を見つけることができるかもしれません。
横浜市の一人暮らしにおすすめのエリアTOP10
それではここからは、横浜市で一人暮らしをする方におすすめのエリアを厳選してご紹介します。
なお、各エリアに記載の「賃貸物件平均賃料」は、2020年6月時点での情報です。最新の賃料については、リンク先をご確認ください。
1位 東戸塚
高層マンションも立ち並ぶ新興住宅街
・おすすめポイント
東戸塚駅はJR横須賀線が停車する駅であり、横須賀線と湘南新宿ラインが乗り合わせています。横浜市内まで10分、品川など都心部には1時間以内でアクセスできるエリアです。横浜新道や国道1号線が通っていますので車を主に利用なさる方にも過ごしやすい場所となっています。
・施設や特徴
東戸塚駅周辺には「オーロラモール」と呼ばれる大きなショッピングセンターをはじめとする複数の買い物スポットがあります。学校が点在しており、保育園や幼稚園も多いためファミリー層に人気があり治安もよいです。
・家賃相場
東戸塚駅は電車・バス・車どれを利用するにしてもアクセスしやすい立地です。家賃は単身者向けの物件であれば5~10万円程の価格帯で立ち並んでいます。新築から25年以上の築年数がある歴史ある家まで様々です。
東戸塚駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:6.55万円
1K:6.0万円
1DK 6.89万円
1LDK:7.3万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/higashitotsuka_00622-st/price/(東戸塚駅の家賃相場情報)
2位 東神奈川駅
JRの乗り入れ充実、再開発で利便性も向上中
・おすすめポイント
東神奈川駅にはJR京浜東北線と根岸線、JR横浜線が乗り入れており、乗り換え時には多くの人が行きかう駅です。再開発が進められている東神奈川駅周辺は駅ビルや文化センターなどがあり、生活がしやすいでしょう。駅を囲むように単身者物件が点在しているので、駅へのアクセスの良さを最重要視される方には特におすすめです。
・施設や特徴
東神奈川駅周辺には、行政施設・教育施設、医療施設が充実しています。生活に必要な用事は駅周辺で行えるでしょう。ペデストリアンデッキやロータリーの整備により駅の利用や電車の乗り換えがより便利に変化しています。
・家賃相場
東神奈川駅から徒歩5分圏内に多くの物件が見られます。築年数10~20年の単身者向けの物件が多く集中しているので探しやすいでしょう。
東神奈川駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:7.68万円
1K:7.75万円
1DK:9.65万円
1LDK:11.64万円
2K:9.62万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/higashikanagawa_00608-st/price/(東神奈川駅の家賃相場情報)
3位 天王町駅
横浜駅へのアクセスが最大の魅力!
・おすすめポイント
天王町駅は横浜駅の3駅となりにあり、横浜市内へのアクセスが非常に良いエリアです。天王町駅東側には3つのバスの運行停留所があり、バスで横浜駅まで行くこともできます。通勤や通学するのに便利なエリアとしておすすめです。
・施設や特徴
天王町駅の周辺にはスーパーやドラッグストア、コンビニ、レストランが充実しています。スポーツセンターやビジネスタワーもあるので、仕事や運動など様々な用途で天王町駅を利用する人が多いでしょう。駅から徒歩圏内に区役所もあるので、引越し時の手続きの際はアクセスしやすく便利です。
・家賃相場
天王町駅付近には家賃2万円台からの単身者向け物件があります。駅から徒歩15分以上のエリアでは特に物件を見つけやすくなります。
天王町駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:5.4万円
1K:6.4万円
1DK 7.5万円
1LDK:9.4万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/tennocho_05205-st/price/(天王町駅の家賃相場情報)
4位 弘明寺駅
横浜随一の下町エリア、暮らしやすさ抜群
・おすすめポイント
横浜の下町として知られており、市内へのアクセスに優れていながらも落ちついた雰囲気で暮らせるのが弘明寺エリアです。駅には京急線とエアポート急行、ブルーラインが止まります。桜木町方面にも、新横浜方面にもアクセスしやすく通勤・通学に便利です。
・施設や特徴
弘明寺駅の前にはアーケード付きの商店街があり、住宅街を進むと桜の名所でもある大岡川が流れています。図書館や郵便局、病院などの生活関連施設や公共施設も点在しています。食品だけでなく各種専門店が軒を連ねているため買い物には困りません。
・家賃相場
弘明寺駅付近は徒歩20分圏内に賃貸物件が点在しています。ワンルームだけではなく1DKや1LDKの間取りも数多く見られます。
弘明寺駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:5.09万円
1K:6.00万円
1DK 6.84万円
1LDK:9.56万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/gumyoji_05162-st/price/(弘明寺駅の家賃相場情報)
5位 白楽駅
都心へのアクセスと生活の利便性を両立
・おすすめポイント
家賃にも日用品や食品にも出来るだけお金をかけたくない、節約したいという方におすすめのエリアが白楽。東横線の停車駅ですから横浜新都心や東京へのアクセスもしやすく利便性の高い場所です。駅前商店街の安売りを上手く利用して節約生活を楽しめます。
・施設や特徴
白楽駅周辺には六角橋商店街を中心に薬局やスーパー、金融機関の支店など生活に必要な施設が充実しています。駅から徒歩5分ほどするとプールや池が整備された公園で緑を楽しみながら散策できます。
・家賃相場
白楽駅周辺は4~7万円台の単身者向け物件が豊富にあります。築年数は幅広いのですが、駅の近くで安い相場で物件を見つけられるので人気のエリアです。
白楽駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:5.35万円
1K:5.84万円
1LDK:12.10万円
2K:7.45万円
2DK:9.87万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/hakuraku_05064-st/price/(白楽駅の家賃相場情報)
6位 日吉駅
学生街の雰囲気漂う、東横線のターミナル駅
・おすすめポイント
横浜市の中でも、最も住みやすい場所として人気が高いエリアが日吉です。日吉駅には東急東横線・目黒線、横浜市営地下鉄グリーンラインが乗り入れており、神奈川県内・東京都心部へのアクセスがしやすいからです。
・施設や特徴
日吉駅の東側を走る綱島街道沿いには大学のキャンパスが広がっており、学生に選ばれやすいエリアでもあります。ショッピングセンターやデパートが充実しており休日も賑わっています。日中は学生街のような雰囲気があり、住宅街に向かうにつれ閑静な雰囲気が漂う落ちついたエリアです。
・家賃相場
日吉駅周辺には徒歩15分圏内にマンション・アパートを中心とする賃貸物件が広がっています。単身者向け物件は4万円台から見つけられます。バスを使って駅へアクセスしやすいエリアにも物件を見つけやすいでしょう。
日吉駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:5.98万円
1K:7.08万円
1DK 8.86万円
1LDK:11.48万円
2K:7.23万円
2DK:9.57万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/hiyoshi_05060-st/price/(日吉駅の家賃相場情報)
7位 桜木町駅
観光スポット多数、その割に家賃も控えめ
・おすすめポイント
神奈川県内・東京・埼玉へ電車1本で向かえる桜木町駅も人気エリアです。桜木町駅にはJR根岸線と横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れています。桜木町は海と歴史と都会を感じられる贅沢なエリアであり、一人暮らしを存分に楽しめます。
・施設や特徴
桜木町駅周辺には歴史的な建物が立ち並んでおり、臨港地域らしい景観を楽しめます。また、ショッピングモールや遊園地などの商業施設もあり、グルメやファッションショップも充実しているので都会を満喫できるエリアです。
・家賃相場
桜木町駅周辺は単身者向け物件であれば3万円台から探せます。築年数20年を超えている物件が多く、ほとんどは駅から徒歩10分~20分の場所に集合しています。
桜木町駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:6.74万円
1K:7.57万円
1DK 13.16万円
1LDK:21.44万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/sakuragicho_00609-st/price/(桜木町駅の家賃相場情報)
8位 あざみ野駅
閑静でおしゃれな高級住宅エリア
・おすすめポイント
治安が良く閑静な住宅街で暮らしたいという方にオススメなのはあざみ野エリア。昔から高級住宅地としてよく知られています。特別な施設は特にありませんが、生活に必要なお店は充実しているので便利です。
・施設や特徴
あざみの駅には東急田園都市線と横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れており、横浜市内や都内にもアクセスしやすいです。駅周辺には大規模ストアやチェーン展開している飲食店が充実しています。ベーカリーやカフェも多いので、一人でまったりとした休日を過ごしたい方にもおすすめ。
・家賃相場
あざみ野駅周辺ではファミリー向けの物件が多く単身者向けの物件でも比較的家賃が高い傾向にあります。青葉区の中で物件豊富なエリアですから、間取りや家賃に大きなこだわりがなければおすすめです。
あざみ野駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:7.43万円
1K:7.57万円
1DK 10.74万円
2K:8.20万円
2DK:12.36万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/azamino_05104-st/price/(あざみ野駅の家賃相場情報)
9位 根岸駅
バス路線充実、横浜へのアクセス良好
・おすすめポイント
根岸は工業地帯として栄えた歴史を持つ街です。道路やインフラの整備が進んでいるエリアですから駅から離れている場所へのアクセスがしやすく、通勤に便利です。駅前には大規模なバスターミナルがあるので、バスを使って横浜市内へのアクセスがしやすくなっています。
・施設や特徴
根岸駅エリアはベッドタウンとして発展しており、スーパーなどの買い物できる場所や医療施設が充実しています。少し横浜の中心街から離れてはいるものの、生活利便性が高いエリアとして人気です。
・家賃相場
根岸駅周辺は集合住宅が中心に立ち並んでおり、再開発後に建てられた築年数10年近くの物件が豊富にあります。単身者向け物件のワンルームアパート・マンションも点在しており家賃は5万円台です。
根岸駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:5.28万円
1K:7.30万円
2DK:9.55万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/negishi_00613-st/price/(根岸駅の家賃相場情報)
10位 大口駅
横浜の穴場駅、1Rの家賃は2万円台から
・おすすめポイント
大口駅は横浜市神奈川区にありJR東日本横浜線が通っています。東京町田や八王子、横浜へのアクセスがしやすく通勤・通学に便利です。国道1号線をはさんで商店街が伸びている大口駅は車で移動することが多い方にもオススメのエリアです。
・施設や特徴
大口駅の東口には駅ビルがあり、ベーカリーやコンビニなどのショップが入っています。ドラッグストアや家電量販店も駅の近くにあるので日常の買い物で移動する距離をかなり減らせます。学校施設も多くファミリー層の方にも人気のエリアです。
・家賃相場
大口駅周辺には単身者向けの間取りをした賃貸物件が豊富にあります。ワンルームであれば2万円台から探せるので家賃をできるだけカットしたい!という方にもおすすめ。
大口駅から徒歩10分以内の賃貸物件平均賃料は次の通りです。
ワンルーム:5.46万円
1K:6.24万円
1DK 8.12万円
1LDK:10.75万円
2DK:8.65万円
参考URL:https://www.homes.co.jp/chintai/kanagawa/oguchi_00715-st/price/(大口駅の家賃相場情報)
各駅の生活施設の所在件数
なお、各駅のコンビニや病院などの所在件数を一覧にしましたので、ぜひご参考にしてください。
コンビニ | ファミレス等 | スーパー | 病院/薬局 | 1R家賃 | |
東戸塚駅 | 26 | 6 | 11 | 171 | 6.55万円 |
東神奈川 | 49 | 16 | 19 | 229 | 7.68万円 |
天王町 | 49 | 15 | 19 | 244 | 5.40万円 |
弘明寺 | 43 | 14 | 19 | 230 | 5.09万円 |
白楽 | 44 | 15 | 17 | 204 | 5.35万円 |
日吉 | 41 | 10 | 20 | 233 | 5.98万円 |
桜木町 | 48 | 15 | 19 | 228 | 6.74万円 |
あざみ野 | 23 | 7 | 13 | 167 | 7.43万円 |
根岸 | 34 | 12 | 15 | 170 | 5.28万円 |
大口 | 42 | 13 | 18 | 188 | 5.46万円 |
※NAVI TIMEより、各駅1キロメートル圏内の施設数を表示
横浜市の一人暮らしにおすすめの沿線TOP3
横浜市で一人暮らしをするなら、住みやすくて通勤・通学しやすい沿線に部屋を見つけたいものです。実際に横浜エリアで一人暮らしをしている人たちに人気のある沿線TOP3を紹介します。お部屋探しの参考になさってください。
1位 相鉄本線
・特徴
相鉄本線は横浜のローカル線ですが、西端の海老名駅からでも横浜駅まで約40分で到着するほか、2019年からはJRと乗り入れを行い、渋谷新宿方面にもアクセスできるようになりました。これにより、横浜だけでなく都心方面に通勤される方にもお勧めできる路線になりました。沿線界隈は住宅地が多く、ゆったりとした閑静なエリアで住みたい方にぴったりです。
・主要駅
天王町駅、鶴ヶ峰駅、二俣川駅、西横浜駅
・家賃相場
二俣川駅 | 鶴ヶ峰駅 | 天王町駅 | 西横浜駅 | |
ワンルーム | 5.48万円 | 4.40万円 | 5.40万円 | 6.07万円 |
1K | 6.04万円 | 5.68万円 | 6.40万円 | 7.02万円 |
1DK | – | – | 7.50万円 | 7.50万円 |
1LDK | – | 8.63万円 | 9.40万円 | 10.08万円 |
2位 東海道本線
・特徴
東京と神奈川をつないでいる東海道本線。横浜市内にも都心部にもアクセスしやすく快速列車を利用すれば通勤・通学にも便利な沿線です。例えば横浜から東京へ向かう場合、JR京浜東北線(約40分~)よりも東海道本線(約25分)の方が早く到着するというメリットもあります。なお、小田原など県西方面に向かう際にも便利です。
・主要駅
横浜駅、戸塚駅
・家賃相場
横浜駅 | 戸塚駅 | |
ワンルーム | 9.01万円 | 5.80万円 |
1K | 8.36万円 | 6.49万円 |
1DK | 10.24万円 | 9.47 万円 |
1LDK | 15.76万円 | 10.48万円 |
3位 京急本線
・特徴
京急本線は東京都港区と神奈川県横須賀市を結んでいる沿線です。品川や川崎、横浜へのアクセスが便利です。京急本線沿線は圏内で主要な駅を結んでいる割には住みやすい家賃相場となっているため人気があります。
・主要駅と施設
横浜駅、日ノ出町駅、黄金町駅、南太田駅
・家賃相場
横浜駅 | 日ノ出町駅 | 黄金町駅 | 南太田駅 | |
ワンルーム | 9.04万円 | 6.72万円 | 5.42万円 | 5.18万円 |
1K | 8.35万円 | 7.46万円 | 6.71万円 | 6.21万円 |
1DK | – | 10.45万円 | 9.42万円 | 6.74万円 |
1LDK | 15.81万円 | 12.95万円 | 10.62万円 | 8.62万円 |
条件がマッチするなら穴場の街
駅が近いことや市内へのアクセスがしやすいことは、お部屋選びに大切なポイントです。さらに家賃や治安、移動手段や生活スタイルに合わせたエリア探しをしていかなければなりません。
5つの条件ごとに、「あなたのこだわりにマッチするなら、穴場の街」を3つずつご紹介します。
近隣に比べて家賃相場が安いエリア
旭区
旭区の単身者向け物件の家賃相場は約5万円です。地価が比較的安いので市内へのアクセスは良好ですが、安い家賃で快適に暮らせます。
区内を横断する相鉄線が2022年までに東急線と相互乗り入れを行い、都心へのアクセスが向上するため、さらに利便性が増すでしょう。商業施設の充実と自然の両方を楽しめるエリアです。
戸塚区
ワンルームや1Kを5~6万円台で探せるエリアの一つは戸塚区です。横浜駅まで乗り換えなし20分で到着するアクセス良好な場所ですので、通勤・通学にもおすすめです。
戸塚駅は横浜市営地下鉄ブルーライン、湘南新宿ライン、東海道本線、横須賀線が通るターミナル駅となっており、その隣の東戸塚駅はこのところ発展が著しい住宅街です。
泉区
泉区はワンルームを4万円台から見つけられる家賃相場の優しいエリアです。横浜市内の工場で働く人たちのベッドタウンとなっており、大規模な公営団地とアパート、マンションが多く立ち並んでいます。
駅付近にはショップや商店が集合しており生活利便性が高い点も魅力です。
女性向けの治安が良いエリア
青葉区
緑豊かで落ち着きのある雰囲気が感じられる青葉区は女性の一人暮らしにおすすめです。渋谷まで電車で30分圏内というアクセス条件の良い場所であるため、都内で仕事をしている方にもおすすめ。
産婦人科や小児科が多く子育て世代が住みやすい環境ですので、安心して暮らせます。
都筑区
犯罪発生率が低く、充実した教育環境が整っている都筑区もおすすめ。綺麗に整備された住宅地やニュータウンがあるため、ファミリー層に人気のあるエリアです。駅周辺には大型ショッピングビルがあり、レクリエーション施設も多数見られます。
駅から離れると閑静な住宅街となっており、夜のランニングやウォーキングもあまり不安を感じさせない街です。
港北区
東京メトロやみなとみらい線の相互乗り入れがある東急東横線が通過している港北区。駅の北西側には商業施設やオフィスが立ち並び、南東には住宅街が広がっています。
人通りは非常に多い地区ですが、大学や学校周辺の住宅街はファミリー層が多く、若者がたむろする繁華街よりも安全で治安のよい地域といえます。
車で移動しやすいエリア
保土ヶ谷区
保土ヶ谷区は歴史的背景と現代の利便性をどちらも取り入れた便利な街です。どこに住んでも2路線2駅利用できますので電車での移動が主になります。
同時に、横浜新道が通っており峰岡IC、藤塚IC、今井ICを利用して神奈川や戸塚方面に車で移動するのにも便利です。
ただし、保土ヶ谷区の市街地は坂道&細道が多いことで有名です。大型車の利用は少々厳しいかもしれません。
港南区
単身者・家族世帯問わず人気のある横浜市港南区。京浜急行線や地下鉄を利用して横浜市内で移動しやすいエリアです。ベッドタウンとしても人気があり、閑静な住宅街が広がっています。
港南区には横浜横須賀道路が通っています。また、県道21号横浜鎌倉線も通っており、鎌倉方面への移動に便利です。
港北区
港北区は緑や自然を楽しみながら散策を楽しめる場所が残されつつも、都市計画が進められており住みやすい環境です。発展していく駅周辺と田園風景の残る住宅地の両方に魅力があります。
港北区は横浜市の中で東京方面に近い割には月極駐車場の賃貸料が割安で、平均相場は17,000円と、近隣の神奈川区(平均相場は約22,000円)などと比べると5,000円近く安くなっています。
外食が好きな人にお勧めのエリア
横浜駅周辺
横浜駅は横浜の中心駅であり、西口五番街などの繁華街に直結しています。デパートや大型商業施設に加えてたくさんの飲食店があるので外食好きの人も困りません。
横浜駅周辺には約11店舗のファミレスがあり、外食するにしても安く済ませたいという方にもおすすめです。
みなとみらい
東京からのアクセス、生活の利便性、観光スポットなどあらゆる視点で魅力的なみなとみらい。ビジネスやレジャーで多くの人が訪れます。
よこはまコスモワールドや横浜ワールドポーターズ、横浜ランドマークタワーなどの施設が立ち並び、美しい夜景を見ながら食事を楽しめます。普段の食事はもちろん、大切な人とのディナーや友達が遊びに来た時の食事にも困らないのがみなとみらいです。
横浜中華街
常に観光客でにぎわう横浜中華街は横浜市中区にあります。海から離れると閑静な住宅地とマンションが並んでおり静かに過ごせるエリアです。
横浜中華街に行けば中華料理店が軒並みありますから、外食場所に困ることはないでしょう。
緑に囲まれて暮らしたい人にお勧めのエリア
緑区
緑区は横浜市の中で農業が盛んであり自然豊かなエリアです。区内にはJR横浜線と横浜市営地下鉄グリーンライン、東急田園都市線が通っており、横浜市内や都心部へのアクセスに優れています。
緑区にある「四季の森公園」では水田や水車があり、自然と触れ合えるコーナーも設けられています。イベント時にはたくさんの人が訪れ賑わいます。街中には新鮮な野菜が販売されており農家直売の野菜を食べられる点も魅力的です。
旭区
横浜市のベッドタウンとして進化を遂げている旭区も緑の多いエリアです。国内最大級の動物園「よこはま動物園ズーラシア」や子ども自然公園など自然と戯れる環境が整っています。
電車やバスなどの交通機関が充実しているので、都内へのアクセスも利便性が高い地域です。
金沢区
海の波とカモメがシンボルマークである金沢区。「金沢市民の森」や「金沢動物園」があり、ハイキングコースを楽しめます。海岸線と山に挟まれた丘陵地には広い緑地域があります。
区域内には百貨店やスーパーが充実しており、公共機関も区内東側に集まっているため生活しやすいエリアです。
一人暮らしをする時の物件選び、12のポイント
さて、ここまで特徴別にお勧めのエリアをご紹介してきました。はじめての一人暮らしは、期待感もいっぱいですが、同じくらい不安もいっぱい。物件探しも、条件と希望をどう折り合いをつければよいのかなど、悩みどころは多いですよね。
そこで続いては、一人暮らしをする方が部屋探しをする際に気をつけるべき点について見て見ましょう。
1.日当たりは大切
「日当たり良好」は不動産物件の大きなセールスポイント。南側に窓のある日当たりの良い物件は、北向きの物件に比べて人気があり、その分家賃も高くなります。
「どうせ昼間はいないから」「寝るだけの場所だしいいか」と、家賃の安い北向きの部屋を選択しようとする方もいらっしゃるかもしれません。
でも、日当たりの効用は単に昼間部屋が明るいというだけではありません。日当たりが悪いとカビの胞子が繁殖し、壁にカビが生えたり、冬場には結露したりする原因になります。
筆者も学生時代、北向きの部屋に下宿したことがありますが、ある日、室内にキノコが生えているのを発見して愕然としました(これ、ホント)。紫外線の殺菌力はばかになりません。
衛生面や健康面のことも考えて、日当たりの良い部屋を選ぶことが大切です。
2.なるべく駅チカに住もう
毎日の通勤・通学のことを考えると、なるべく最寄り駅まで徒歩で通える距離の物件を探しましょう。
駅までの距離が遠いと、疲れているときや大きな荷物を抱えているとき、病気の時などは歩くのが苦痛になります。自転車は雨の日には使えないし、バスは朝のラッシュ時には必ずしも定時運行しているとは限らず、時間が読みづらいのが難点です。
なるべくなら駅まで徒歩10分以内の所に住むようにしましょう。
不動産の物件広告に出ている「徒歩○分」という表示は、不動産業界の表示基準に基づき、80m=1分として計算されたもので、信号待ちなどの時間は算入されていません。経路に急な坂道があったりしても、物件の表示よりも時間がかかることがあります。
3.買い物に使う店が生活動線上にあることが大事
スーパーが駅の反対側にあったりすると、使い勝手が良くありません。日々の生活に直結することなので、駅の反対にあるというだけで、面倒くさくて足を運ばなくなってしまう可能性大。
会社や学校からの帰り道で買い物をすることを考えると、駅から自宅までの道筋に店があると便利です。
4.夜間うるさくない場所を選ぼう
昼間の内見だけだとわかりづらいのですが、幹線道路沿いだったり学生が多いエリアだったりすると、夜間に騒音がうるさい所もあるので要注意です。
夜は音が響きやすいうえ、安眠妨害にもなります。また、桜の名所の近くなどに住んだりすると、春は夜中まで花見客の大声が響いてきて、とてもうるさいので気をつけましょう。
5.洗濯機の置く場所が室内にあるか
洗濯機置き場が室内に装備されていることも大事です。ベランダに置いた場合、紫外線によるプラスチック部分の劣化や風雨による汚れは避けられません。
また、冬になると寒いベランダに出て冷たい洗濯物に触れるのがつらいこともあります。
6.壁が防音になっているか確認しよう
集合住宅で気になるのがまわりの生活音です。もちろん、自分の生活音が近隣に迷惑をかける場合もあります。
最近の鉄筋コンクリートのマンションであれば、壁に防音材や消音材が入った防音壁が使われていることもありますが、木造や軽量鉄骨のアパートではほとんどの場合周囲の音が響きやすいので気をつけましょう。角部屋であれば、隣室からの騒音のリスクは半減されます。
7.エアコンの位置に注意
あまり気にしたことがないかもしれませんが、エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管用の穴の位置によって、室内機の設置場所が限定されます。
とくに広めの部屋に住む場合、設置位置によってはエアコンからの温冷風が届きにくかったり、リモコンが操作しにくくなったりするので、内見などの際に気を付けて確認してみてください。
8.自炊するならキッチンにも着目
自炊を考えている場合は、ガスコンロが2口以上あったほうが便利。たとえばスパゲッティをゆでながらソースを温めることができます。台所には食器棚を置くことも踏まえ、ある程度ゆとりがあると、使いやすさが段違いです。
9.宅配ボックスがあると非常に便利
一人暮らしで昼間は不在がちの人にとっては、マンションに宅配ボックスは必須アイテムという人も。荷物を再配達してもらう手間も省け、非常に便利です。
10.バス、トイレ別かどうか
浴室とトイレが別になっているかも一応確認しましょう。一人暮らしの場合は普段はあまり関係ないかもしれませんが、浴室とトイレが一緒だと、友人や恋人を家に泊めた際、一人が入浴中にもう一人がトイレに行けなくなります。
お値段は上がりますが、脱衣所のあり・なしも後から気になるポイント。チェックしておきましょう。
11.ウォシュレットがあるとないとは大きな差
TOTOのウォシュレットなどの温水洗浄便座は、一度使い慣れるともう元には戻れなくなってしまうぐらい、快適な生活をもたらしてくれます。
部屋に備え付けられていなくても、自分で設置できるタイプの製品が市販されていますが、トイレ室内の電源や水道がこれに対応しているかどうかは確認しておきましょう。場合によっては設置工事が必要なこともあります。
12.1階は気軽にカーテンを開けられない
1階の部屋は近隣から室内を見られやすいだけでなく、外部から侵入されやすいので防犯面からも心配です。できれば2階以上、特に若い女性はなるべく3階以上の部屋に住むようにしましょう。
おすすめエリアに対応している引っ越し会社一覧
物件選びのイメージは湧いてきたでしょうか?続いて横浜市への引越を検討しておられる方にオススメの引越し会社も紹介します。
ムーバーズ
横浜市都筑区に本社を構えるムーバーズは、何と言っても安さが魅力。広告宣伝費を削減することで、サービス品質は高いままに、安い料金設定を実現しています。
ユーミー引越サービス
同社は藤沢市に本社、平塚市に営業所を構えており、湘南エリアを中心に引っ越しを提供しています。トランクルームでの家財預かりや、不用品の買取まで幅広く対応しています。
グロリアス・ムービング
千葉県船橋市に本社を構え、広く首都圏の引っ越しに対応。段ボール、梱包資材等の無料提供やハンガーボックスの無料レンタルなど、きめ細かい気配りを特徴とする引っ越し会社です。
https://www.glorious-moving.net/
引越革命
関西、関東を中心に引っ越しサービスを提供する引越革命。引っ越し料金をウェブで事前決済出来たり、引っ越し作業の現場にパワーアシストスーツを導入するなど、常に新しい取り組みにチャレンジしています。
アップル引越センター
東京都中央区に本社を置き、首都圏と関西で引っ越し事業を展開。ビッグデータの活用により、ウェブ画面に必要項目を入力するだけで引っ越し料金の確定金額が表示される「ラクニコス」という業界初のシステムを導入しています。
https://www.apple-hikkoshi.co.jp/
アート引越センター
引っ越し業界の老舗と言えるアート引越センター。同社の特徴として、世帯やシチュエーションに応じたプランが充実しており、「学割パック」から「シニアパック」まで、幅広いラインアップが用意されています。
ハート引越センター
ハート引越センターは、1992年に東京都で創業して以来、対応エリアを拡大。安全性、確実性へのこだわりから、現在は全国各地に直営の営業所を構えています。 引っ越し料金に応じでPontaポイントが貯まるのも嬉しいところ。
キタザワ引越センター
東京都江東区に本社のあるキタザワ引越センターは、昭和32年の創業以来50年以上に渡って引っ越し業を手掛ける老舗企業です。一人暮らしの方に嬉しい単身カーゴパックや無人引っ越しサービス(!?)など、ユニークなプランも提供しています。
https://www.kitazawa4466.co.jp/
なお、 コンシェルジュからのお電話1回だけで、簡単に最安値の引っ越し見積もりが探せる「引越しラクっとNAVI」は、横浜市への引っ越しにも完全対応!
どの引っ越し会社を選ぶべきか迷ったら、ぜひ一度ご相談ください。
また“法人実績のある不動産会社”をご紹介する、お部屋探しサポートサービスもご提供しておりますので、一人暮らしにピッタリの物件をお探しの際は、ぜひ下記ページからご相談ください!
一人暮らしの引っ越しで安い見積もりを取るための方法
引っ越し会社をご紹介したところで、ここでは一人暮らしの引っ越し料金をできるだけ安く抑える方法についても、解説させていただきます。まずは一般的な単身者の月別引っ越し料金について、相場を見てみましょう。
月 | 単身引っ越しの相場 |
1月 | 平均32,664円 |
2月 | 平均37,283円 |
3月 | 平均56,942円 |
4月 | 平均47,430円 |
5月 | 平均43,631円 |
6月 | 平均38,204円 |
7月 | 平均44,657円 |
8月 | 平均32,329円 |
9月 | 平均41,163円 |
10月 | 平均35,181円 |
11月 | 平均35,988円 |
12月 | 平均37,066円 |
※引越しラクっとNAVI ® での引っ越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。
※引っ越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。
ご覧のように、最安値の8月(平均32,329円)と最高値の3月(平均56,942円)では、実に約24,000円近くの違いがあありますが、1年間を通しての平均金額は40,212円となっています。
単身パックは本当にお得?
まず単身者の引っ越しといえば、「単身パック」を検討されることも多いのではないでしょうか?実際に引っ越し作業現場などで、下記のような専用ボックスをご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
有名どころでは、日本通運さんの「単身パック」の他、ヤマトホームコンビニエンスさんが単身向けのパッケージプランを展開しており、弊社提携先でも「三八五引越センター」さんや「プロスタッフ」さんなどが対応しています。
日通
日通の単身パック | Sパック16,000円~ Lパック18,000円~ |
オプション料金
- 夜間 (18~21時): 1ボックスあたり2,000円追加
- 土日祝日:1ボックスあたり2,000円追加
- 繁忙期 (3/22~4/5) :1ボックスあたり:5,000円追加
- 洗濯機の取り付け別途
ヤマトホームコンビニエンス
ヤマトホームコンビニエンスの単身パック (1ボックスあたり) | 都内(同一市内):17,000円 東京~新潟:26,000円 |
オプション料金
- 繁忙期(3/1~4/10)は1ボックスあたり5,000円追加
- 洗濯機取り外し:1,500円(ドラム式は3,000円)
- 洗濯機取り付け:3,000円(ドラム式は7,500円)
単身パックは荷物が少ない単身者におすすめ!
このように基本料金だけを取ると、上記で見た一般的な引っ越し料金に比べても確かに安いのですが、 実は単身者パックは荷物の量や時期によっては、割高になることもあるので注意が必要です。具体的に申し上げると、専用ボックス1個に収まりきらない荷物量がある場合は、通常の引っ越しの方が安くなる可能性もあります。
たとえば費用を抑えようと単身パックを選んだとしても、少し荷物量がかさんで「繁忙期に日通の単身パックLサイズ2つ」を利用するとなれば、料金は46,000円に。
この金額は引っ越し繁忙期である3月の単身引っ越し費用の相場(56,942円) に比べると割安ですが、一方で同じ繁忙期でも4月の相場(47,430円) に比べるとほぼ同水準になります
つまり荷物量や移動距離、時期によっては、単身パックが必ずしもお得であるとは限らず、ご自身での作業量や荷物を減らす手間なども加味すると、一般の引っ越しの方が全体的なコストパフォーマンスは高い可能性がある、ということになります。
目安としては、ご自分の荷物が下記の量(日通の単身パックLサイズ1ボックスに積める荷物の目安 )を超えるようであれば、一般の引っ越しプランの方がお得になる可能性があります。
そのため単身パックは、家具家電付き住戸へ引っ越す方、引っ越し先で家具家電を購入する方など、荷物が少ない単身の方におすすめのサービスであると言えるでしょう。
引っ越しの見積もりを安くする3つのコツ
さて、ここまで見てきて、「自分の荷物は専用ボックスに収まりそうにない」という方もいらっしゃると思いますが、そのような時に引っ越し料金を抑える方法はあるでしょうか?
結論から申し上げれば、引っ越し料金を抑えることは、少しの工夫や努力をすれば十分に可能。そこでここからは、単身者の引っ越しでなるべくお得な見積もりを取るための方法をご紹介していきます。
その前にまず、この引っ越し料金、実は一般の商品のように料金が決まっているものではなく、「引っ越し日時」「移動距離」「荷物量」という3つの組み合わせによってその都度決まる“時価”であることを覚えておいてください。
その上で、この「引っ越し日時」「移動距離」「荷物量」 それぞれについて、どんな工夫をすればいいか、見ていきましょう。
なるべく相場の安い引っ越し日時を選ぶ
何月に引っ越しをするのが一番安い?
先ほどの相場表でもご覧いただいたように、学校の新学期や企業の新年度が始まる4月、10月周辺は引っ越し料金が高騰します。
月 | 単身引っ越しの相場 |
1月 | 平均32,664円 |
2月 | 平均37,283円 |
3月 | 平均56,942円 |
4月 | 平均47,430円 |
5月 | 平均43,631円 |
6月 | 平均38,204円 |
7月 | 平均44,657円 |
8月 | 平均32,329円 |
9月 | 平均41,163円 |
10月 | 平均35,181円 |
11月 | 平均35,988円 |
12月 | 平均37,066円 |
※引越しラクっとNAVI ® での引っ越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。
※引っ越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。
ご覧のように相場が安いのは、1月と8月ですが、タイミング的に合わなければ無理をする必要はないくらいの違い(数千円)です。
ただ、繁忙期の中でも特に3月は飛びぬけて費用が高くなる可能性があるため、できればこの月だけは避けることをお勧めします。
月初、月中、月末?
学校の新学期や企業の新年度は1日から始まりますので、その前に引っ越しを済ませておこうと考える人が多いため、月末に引っ越しの需要が高まります。
続いて月末に引っ越しを検討していたものの引っ越し会社の日程が埋まっていたり、料金が高かったりで、翌月の月初を薦められることがあります。
一方で月末に検討していた引っ越しを前倒しにすると、新居の契約を早める必要が出てきますので、日割りの家賃が発生することも。そのため、月の半ばに引っ越しを希望する方は比較的少なく、その分引っ越し料金も安くなる傾向にあります。
曜日は?
土日祝日は混みますので、平日に比べると割高になります。
NHK放送文化研究所で調査された「2015年国民生活時間調査」にある国民全体の「平日、土曜日、日曜日」の時刻別行為者率になります。
これは日本人の生活実態がどのようになっているかを5年ごとに調査するもので、「食事」「睡眠」「仕事」などの項目があり、その項目に対して、「平日、土曜日、日曜日」で国民のうちのどのくらいの人がその行動をしているかをパーセントで出しています。
このデータにおける「仕事関連」の時間は、平日が52.9%、土曜日が34.9%、日曜日が23.5%となっています。
つまりは、国民のうちの5割程度が平日に働いており、土曜日には3割程度、日曜日には2割程度の人が働いていることになります。
さらに、月曜日と金曜日は、土日と連休で休みをとって3連休にして、引っ越しをする人も比較的いらっしゃいます。
ですので、曜日ですと火曜日、水曜日、木曜日の引っ越しがおすすめになるのですが、「大安」の引っ越しは平日といえど高くなる傾向にありますので、ご注意ください。
時間帯は?
一般的に、引っ越し会社は一日の作業時間帯を「午前便」「午後便」「フリー便」の三つに分けていて、このうち一番安い見積もり料金になるのが「フリー便」です。
フリー便とは、引っ越しをする日にちだけを決めておいて、作業の開始時間は引っ越し会社の都合に合わせるプランです。
現場のトラックや作業員の状況に合わせるため、価格を抑えることができますが、作業の開始時間は午後からになることが多く、場合によっては夕方や夜からとなる場合もあるため、時間に余裕を持っておきましょう。詳細は下記記事でも解説していますので、もしよろしければご参照ください。
長距離の引っ越しは「帰り便」等利用でよりお得に
引っ越しの移動距離については、日程や荷物量と違ってなかなか自分たちで調整することが難しいですが、長距離の引っ越しの場合は、「混載便」や「コンテナ便」「帰り便」などを使うことで、引っ越し料金がお得に可能性があります。
なおこれらのサービスは(1)取り扱っている引っ越し会社が限られている(2)引っ越し先(エリア)によってはそもそもサービスが提供されていない(3)運行スケジュールがシビアである、などの理由により、利用者側から利用を指定することが難しく、あくまで「タイミングが合えば利用できる」ものとお考え下さい。
費用を格安にしたいのなら「混載便」
引っ越しは一件あたり一台のトラックをチャーターしておこなうのが一般的ですが、荷物がトラックのサイズとピッタリ一致していない場合は、トラックの荷台に空きがある状態で運搬することになります。
こういったトラックの空きスペースに別の依頼者の荷物も積み込み、一緒に輸送することで運送費用を抑えるプランが「混載便」です。
荷物を混載することで、運転手の人件費をはじめガソリン代や高速料金などが”割り勘”になり、引っ越し料金が安くなります。
ただし、同じ方面へ引っ越しをする人がいなければ、この「混載便」は成立しないため、他の希望者が現れるまで待たなければならない場合もあります。特に転居する方が多い東京、大阪などの主要都市以外への引っ越しでは、希望者がなかなか集まらない可能性がありますので、引っ越し日時については柔軟に考える必要があります。
また、積み下ろし回数が多くなってしまうこともあるため、荷物に傷がついてしまう可能性もありますので、その点も注意しましょう。
大量の荷物を安く運びたいなら「コンテナ便」
コンテナ便とは、列車での運送です。コンテナと呼ばれる大きなボックスに荷物を詰め、貨物列車に運んでもらいます。人件費や燃料費を抑えることができるので、比較的格安なことがメリットです。
ただし、貨物列車の運行スケジュールに合わせないといけないため、引っ越しに日数が余計にかかってしまう可能性があります。引っ越すスケジュールに余裕がある場合におすすめです。
時間的に余裕があるなら「帰り便」
帰り便とは、片道運搬のことです。積み荷をおろした後のトラックの空きスペースを利用し、荷物を運んでもらうことを指します。「帰り道の途中でついでに運んでもらう」というイメージですね。
積み荷をおろしたトラックは、「空車回送」という空の状態で帰路につくことになります。この状態が非常に「無駄」ということで発案された帰り便ですが、取り扱っている引っ越し会社は多くありません。
うまく取り扱っている引っ越し会社を見つけることができれば、格安価格で引っ越しをしてくれる可能性は大きいといえるでしょう。
引っ越しの荷物量はなるべく減らそう
引っ越しの荷物量が増えると、見積もりの料金はその分高くなります。
というのも、荷物の量が増えると、荷物を運ぶために必要なスタッフの人数が増えたり、荷物を運搬するトラックのサイズが大きくなったりするからです。
現地スタッフは、1人あたりで人件費がかかっているので、必要人数が増えればその分人件費が増えてしまいます。
またトラックについては、少ない荷物量であればミニバンや軽トラックなどでも運べますが、運搬に必要なトラックのサイズが大きくなるにつれて、車両のチャーター料金が高くなります。
そのため、引っ越し料金を安くするためには、引っ越し前になるべく不用品を処分して、荷物の量を減らすことをおすすめします。
荷物を捨てる
一般ごみであれば、自治体のごみ回収日に合わせて処理すれば、追加でお金が発生することはありませんが、大型家電を処理する場合には注意が必要です。
1998年に制定された、家電リサイクル法によって「エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機」に関しては、メーカーがリサイクルして資源に戻すように法律で制定されています。
家電リサイクル法に当てはまらない大型家電や、大型家具の処理については、お住まいの自治体のホームページ等で確認して処理する必要があります。
荷物を売る
お金を払って荷物を処分するのであれば、お金にして引っ越し料金の足しにすることも一つの手段です。
実店舗を持つリサイクルショップ「トレジャーファクトリー」や「ブックオフ」に持ち込むのも良いですが、昨今ではフリマアプリ「メルカリ」「ジモティー」「ラクマ」を利用するケースが増えています。直接交渉ができるので、お店に持ち込むよりも高額で売れることがあります。
不用品を処分してくれる引っ越し会社を利用する
なお、上記の「トレジャーファクトリー」が運営していて、弊社提携先でもあるトレファク引越さんのように、引っ越しと同時に不用品の買取や処分を行ってくれる引っ越し会社さんもあります。
「引越しラクっとNAVI」では、こうした不用品処分サービスを行っている引っ越し会社の見積もりだけをまとめて取ることもできますので、詳しくは弊社コンシェルジュまでご相談ください。
引っ越し会社を使わない引っ越し方法
ここまで、引っ越し会社からの見積もり料金ををなるべく安くする方法について見てきましたが、そもそも引っ越し会社を使わない、という選択肢もあります。ここではいくつかその方法についても見てみましょう。
荷物を別途宅急便で送る
実家からの引っ越しなど、荷物が少ないケースでおすすめの引越し方法です。
ただ、上記のヤマト宅急便運賃一覧表にあるように、ダンボールの120サイズ(縦・横・高さの3辺計120㎝以内、かつ重さ15kg以内)を同じ関東内で送る場合でも、1,610円/箱となっています。
引越しラクっとNAVIの単身引越しの場合、通常サイズ(100~120サイズ)で20~30箱のダンボールのご用意を推奨していますので、ダンボールの数が30箱程度になる荷物量であれば、 かかる費用は1,610円×30で48,300円に。引っ越し先や荷物サイズによっては、引っ越し会社に依頼する方が安く済む可能性もあります。
車(レンタカー)で運ぶ
普通免許をお持ちであれば、2トントラックを運転することができます。単身の方の近距離引越しであれば、引っ越し先との往復を含めても12時間レンタルで事足りるはずです。
- レンタカー代:13,750円(上記のニッポンレンタカーを利用した場合)
- ガソリン代:2,600円(往復約300km、燃費がリッター約15km、ガソリン価格がリッター130円想定の目安)
- 保険代:2,200円
- 資材代(主にダンボール):5,000円(250円×20枚)
- 手伝ってくれた知り合いへの謝礼:????円
知り合いへの謝礼次第ですが、20,000円~30,000円程度に落ち着きそうです。
人生に平均4回と言われているお引越し。一度は家族や友達に協力してもらって、レンタカーで引っ越しをするのもいい思い出になるかもしれません。
赤帽に依頼する
家族や友達に頼みづらい場合には、軽トラックとドライバーを雇ってしまうのも一つの手段です。下記は横浜以外の地域ではありますが、赤帽に引っ越しを依頼した場合の料金一例です。
運賃:25,000円
資材代(主にダンボール):5,000円(250円×20枚)
仮に引っ越しの移動距離を約150km(横浜市からの距離では茨城県水戸市、群馬県前橋市、静岡県静岡市などに相当)とすると、宮崎市~鹿児島市内(159km)が該当しますので、25,000円程度となりそうです。ただし赤帽さんは、引っ越しのプロではなく配送のプロですので、引っ越しの段取りについては自分で指示を出す(ついでに荷物も運ぶ)覚悟で依頼しましょう。
相見積もりで引っ越し料金をさらにお得に!
以上、単身の方の引っ越し料金を安くする方法について、様々な角度から見てきましたが、もう一点とても重要なポイントがあります。
それは、引っ越し会社から見積もりを取る際、必ず複数の会社から見積もりを取ることです(これを相見積もり、と言います)。
引っ越し会社は、お客様から複数社の間で比較検討されている場合、他社との価格競争に打ち勝たないと受注ができないため、各社に個別で見積もりを依頼するよりも、安めの見積もりが出てくる可能性が高くなります。
また、引っ越し料金はいわゆる“時価”。1社のみの見積もりではその金額が安いのか高いのかわからないだけでなく、以前安かったA社が、今回も安いとも限りません。
同じ条件での引っ越しでも「その日なら、ちょうど帰りのトラックが押さえられるから、安く提供できる」という具合に、タイミングによっても引っ越し料金は異なるからです。
とはいえ複数社を相手に、一社ずつ見積もりを取るのは面倒くさいという方もいらっしゃるかと思います。そんな方には、弊社の「引越しラクっとNAVI」 がおすすめ!
引越しラクっとNAVI:https://hikkoshi-rakunavi.com
「引越しラクっとNAVI」はここが便利!
こちらのサービスは、弊社のコンシェルジュにお電話1本でご希望の条件をお伝えいただくだけで、複数社の見積もりを一括で簡単に取ることができる便利なサービスです。
お見積内容はWEB上で簡単に比較していただき、ワンクリックで発注も済ませることができる上に、発注を入れた会社以外には自動で失注が伝わるようになっているので、断りの連絡を自分で入れる必要もありません。
さらに、コンシェルジュがお客様の引っ越しにおける全ての窓口を務めさせていただくことで、引っ越し会社の窓口業務を一部削減!その分お客様に安価な見積もりをご提示することが可能となっています。
ご興味をお持ちいただけるようでしたら、ぜひ下記リンクから無料お見積もりをお申込みください。お客様の目線に立って、納得のいくお引っ越しをサポートさせていただきます!
まとめ
以上、横浜市で一人暮らしを始める際のおすすめエリアについて見てきましたが、重要なのは自分の住みたいエリアの条件をはっきりさせておくこと。
横浜市には緑と自然豊かな地域から、人が常ににぎわっている繁華街まで様々なエリアがあります。
女性の一人暮らしには欠かせない治安面や、各種店舗の充実度などの生活利便性、都心部へのアクセスの良さなど、ご自身のライフスタイルに合わせた条件を考慮して慎重に選ぶことをおすすめします。ぜひ横浜市で、快適なシングルライフをお楽しみください!
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