3月引越しはなぜ高い?個人・法人の月別データでわかる引越し繁忙期

3月のお引越しのイメージ画像



引越し料金を左右するのは「荷物量」や「距離」だけではありません。実は「時期」の選択こそが、コストを抑える最大の鍵となります。

特に3月から4月にかけては「引越し繁忙期」として料金が跳ね上がりますが、なぜこれほどまでに高騰するのでしょうか?その大きな要因の一つに、会社都合の転勤に伴う「法人引越」の爆発的な増加があります。

本記事では、「引越しラクっとNAVI」「社宅ラクっとNAVI」を運営する株式会社リベロの実績データをもとに、個人と法人の動向を徹底比較しました。これから引越しを予定している方は、引越し時期を選ぶ際の参考としてご覧ください。

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【データ比較】個人と法人でこれほど違う!月別の引越傾向

2025年1月〜12月の実績データを基に、個人と法人それぞれの引越動向を分析しました。

個人の月別引越件数

まずは、個人のお客様の動向です。

 件数割合
1月4935.59%
2月6277.10%
3月7518.51%
4月6657.54%
5月6597.47%
6月7318.28%
7月7918.96%
8月8299.39%
9月7858.90%
10月8029.09%
11月8739.89%
12月8299.28%
合計8825100%

個人の場合、繁忙期といわれる3月・4月の引越件数は、年間で見ると中位〜やや少なめの水準となりました。

「繁忙期は料金が高い」という認識も定着しつつあるため、あえて時期をずらして計画を立てる方が増えていることが伺えます。

2025年の傾向では、夏休み時期の8月や、内示後の11月〜12月に緩やかな増加が見られました。

最も多い11月と少ない1月を比較すると件数は2倍弱の差があります。ただし、月ごとの割合で見れば5%前後の変動に留まっており、年間を通して比較的分散しているといえます。

法人の月別引越件数

一方で、会社都合の転勤などによる「法人引越」は、全く異なる動きを見せます。

 件数割合
1月22486.98%
2月19706.11%
3月652220.24%
4月541516.80%
5月24147.49%
6月22717.05%
7月18545.75%
8月16205.03%
9月23097.16%
10月28258.77%
11月15634.85%
12月12173.78%
合計32228100%

特筆すべきは、全体の約36%が3月・4月のわずか2ヶ月間に集中している点です。ピークの3月は、最も少ない12月と比較して約5倍もの差があることが分かります。

10月も転勤に伴うお引越しがあるため、件数が多くなる傾向があります。
一方で、2025年の結果では年末の12月は比較的少ない結果となりました。

個人・法人別 月別引越割合の比較

個人と法人の割合を比較すると、月ごとの違いがより明確になります。

 個人法人
1月5.59%6.98%
2月7.10%6.11%
3月8.51%20.24%
4月7.54%16.80%
5月7.47%7.49%
6月8.28%7.05%
7月8.96%5.75%
8月9.39%5.03%
9月8.90%7.16%
10月9.09%8.77%
11月9.89%4.85%
12月9.28%3.78%

個人の引越件数が年間を通して「平均的」に分散しているのに対し、法人引越は3月・4月に集中していることが分かります。

このことから、繁忙期の引越し市場が混雑し、料金が高騰する大きな理由の一つに、「年度末に動かざるを得ない法人引越」の爆発的な増加があると言えるでしょう。

結論|3月・4月引越しは法人引越が多いため避けるべき

繁忙期(3~4月)のお引越しは、通常期と比べて2~4倍程度料金が高くなると言われています。

2025年の実績データを見ても、ピークである3月の需要は、最も少ない12月と比較して約5倍に達しています。

さらに、法人のお引越しは長距離のお引越しが多い傾向があり1件ごとの作業時間が長くなるケースが多いのも特徴です。

このような理由から、繁忙期は引越会社の予約が埋まりやすく、料金も高騰しやすくなります。

「予約が取れない(引越し難民)」「料金が異常に高い」といった事態を防ぐためにも、時期を調整できるのであれば、この2ヶ月間を避けるだけでもコストを抑えやすくなります。

比較表の活かし方|引越しが安い時期の見つけ方

データが示す通り、3月~4月の引越しは避けるのが理想です。しかし、転勤や入学など、どうしても時期をずらせない場合もあるでしょう。その場合は、以下のポイントも参考にしてください。

どうしても繁忙期に引越す場合のコツ

繁忙期の中でも、特に混雑する「ピーク」を避ける日程調整がカギとなります。

3月の場合は中下旬のピークを避け、なるべく「上旬」に設定しましょう。また、春分の日を含む三連休も避けた方が無難です。

4月の場合は上旬の繁忙期と、下旬のゴールデンウイークを避け、「中旬」を狙うのがポイントです。

これだけでも、予約の取りやすさや見積もり金額に差が出るケースもあります。


3月・4月のお引越しについては、下記の記事もあわせて参考にしてみてください。

トラックを抑えるため、早期予約を意識する

特に長距離のお引越や、引越会社が少ないエリアのお引越しの場合、トラックの確保自体が難しいケースもあります

引越会社154社を対象としたアンケートでは、繁忙期における「引越し困難者(引越難民)の発生有無」について、回答が二極化する結果となりました。

引越し困難者(引越難民)が発生するかに関するアンケート結果

「発生する」と回答:54社
「発生しない」と回答:43社
(※その他「料金次第」「わからない」の計4択)

このことからも、引越しの時期や条件によって、手配のしやすさに差が生じる状況であることが伺えます。

また、3月最終週の引越しを希望する場合、いつまでに見積もり依頼をすべきかという設問に対し、多くの引越会社が「1ヶ月前~3週間前」と回答しています。

参照:9 割が値上げ予測の 2026 年春 高騰を避ける鍵は『2 月中の手配』にあり

一般的に、3月のお引越しは1月から取れるようになります。
そのため、3月下旬に確実にお引越ししたい方は、遅くとも2月中にお見積りを行いましょう。

コンシェルジュやチャット見積もりを活用

「引越しラクっとNAVI」では、コンシェルジュが
「今年の繁忙期の状況」
「今からでも受け入れ可能な引越会社」

といったリアルタイムの空き情報を確認しながらご案内しています。

さらに長距離のお引越しの場合でも、ご自身では見つけにくいお引越し先エリアの引越会社を含めて最適な会社をご提案いたします。

繁忙期を避けたお引越しのご相談はもちろん、繁忙期でも対応可能な引越会社探しも引越しラクっとNAVIへお任せください。

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また、繁忙期は各引越会社のコールセンターが混み合い、電話がつながりにくい中で複数社の見積もり取得・比較を行うのが難しい状況になりがちです。

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著者投稿者 細山真喜
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