【実録、本社移転シリーズ】Vol.6:法人のお引越しは、引越し後もやる事がいっぱい!

0191028

こんにちわ。本社移転シリーズですが、忘れる前に、一気に書いてしまおう計画です。

無事に?!お引越しが終わったとしても、まだまだやる事は、あります。

それは、

 

移転祝いのお花のお礼!

 

このような感じで、移転や開店のお祝いをいただく事が多いと思います。

そんな時は、まずはお礼状をお送りしましょう。

もちろん、相手方との関係によっては、担当者からお礼のお電話なども重要です。

そして、重要な事は

どこの企業からお花を頂いたのかを、社内で共有 することです。

 

せっかく、お花を頂戴したのですから、次回、お会いした際に、ありがとうと伝えたいですよね。

円滑な企業活動を行うためにも、情報共有は非常に重要です。

できる総務部になるためにも、総務部から情報発信を行いましょう。

お礼状は、企業ごとにいろいろとあると思いますが、当社のお礼状を以下に掲示しておきますので、よければ、参考にしてみてください!

0191031

退居の立会い

以前のオフィスを退居する際は、管理会社に立ち会ってもらい、現状の把握と、原状回復に向けた話しをしておく必要があります。

一般的な家庭に比べても、原状回復にコストがかかります。

例えば、エントランスを作るために壁を作ったとか、火災報知器の設置のために工事をしたとか。床のタイルカーペットを剥がすとか。

当社の場合でも、こんなお部屋が、こうなるんですよ。

0191029
(退去前に什器を全て搬出した部屋)

0191030
(タイルカーペットを剥がした状態)

基本的には、原状回復(借りた時の状態に戻して返す)のが基本ですから、この様に原状回復をした上で、オーナーさんにお返しします。上記の写真の場合、タイルカーペットを剥がした後のノリを全て綺麗に剥がしたり、クロスを貼り直したりした上で、返す事になります。

 

まあ、この辺の現状回復費用が法人の場合は高く、原状回復資金が捻出できないと困るので、敷金に6ヶ月とか、10ヶ月とか取られるわけですね。

ですので、転居前の事務所で、原状回復に向けた打ち合わせをした上で、見積もりを出してもらいます。

 

そして、ここで、一番 トラブルが発生します。

 

だいたいは、見積もり金額が高い!というトラブルです。

基本的には、管理会社の指定業者から見積もりが出てくることが多いのですが、納得できない場合は、自分たちで見積もりを手配してもいいと思います。

新居で内装工事を担当してくれた会社にお願いしてみましょう。

価格交渉を行うにしても、基準が必要になります。

退居の見積り

原状回復の金額に納得がいかないばあい、判断基準として、別の会社の見積りを取ろう!と書きましたが、他にも基準があります。

それは、国土交通省が定める、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」です。

ですが、基本的には住居に対してのガイドラインになりますので、法人向けのオフィスに対しては、適用されないケースもあります。

法人や店舗の場合は、あくまで参考にしかならないかもしれませんが、交渉のネタに使いましょう。

引越し後にモノがなくなるトラブル

お引越し後、総務部に入ってくるクレームがあります。

それは、

 

「モノがなくなった。」

 

というクレームです。

ですが、ほとんどの場合、どこに入れたかわからなくなって、開けていないダンボールに入っているか、別の部署のダンボールに入っているかの、どちらかです。

引越し会社に無くなった!とクレームを入れる前に、まずは社内を確認しましょう。

たいがい、ありますから!

 

引越し会社がモノを無くすケースは、大概の場合、積み替え を行う場合です。

移転前の事務所で積み込んだトラックが、そのまま移転後の事務所に向かう場合は、積み替えはありません。

長距離のお引越しでない場合は、ほとんど積み替えは発生しませんので、まずは社内をチェックしてみてくださいね。

まとめ

今回、ようやくお引越しが終わりました。

新しい物件が決まってから、お引越しを終えて、旧事務所を引き渡すまで、半年かかっています。

まあ、法人のお引越しは、これくらいかかるのが、一般的です。

総務部が対応することが多い、法人のお引越しですが、お引越し業者が対応してくれるのは、荷物の移動くらいですので、今回のシリーズを参考にしてもらって、スムーズな、本社移転を実現してくださいね!

おまけ

僕が利用している、給与振込み用のパソコンが、今回の移転でご臨終致しました。

HDDを読み込まないので、今回の移転時の振動でやられちゃったのかもしれません。

その結果、各銀行での電子認証の再登録作業が発生し、給与振込みの日まで間に合うかギリギリでした。(なんとか間に合いそう)

今までできていたことが、突然できなくなることもありますので、移転後はしっかりとパソコンが起動するか?ファイルサーバーにアクセスできるか?など移転後のチェックをすることをお勧めします。

いやー、焦りましたね!(まだ解決してませんが・・・)

 

本日は、以上です。

 

【実録、本社移転シリーズ】Vol.1:本社移転が決まったら、最初にやることを公開します。
【実録、本社移転シリーズ】Vol.2:登記申請の際の移転日はいつにすればいいのか?
【実録、本社移転シリーズ】Vol.3:税務署、都税事務所、年金事務所、ハローワーク、労働基準監督署での手続きをしよう!
【実録、本社移転シリーズ】Vol.4:できる総務はやっている!総務部が本社移転前にやること15選
【実録、本社移転シリーズ】Vol.5:我々の失敗から学んで欲しい!法人のお引越しで、担当者がすべきこと。
【実録、本社移転シリーズ】Vol.6:法人のお引越しは、引越し後もやる事がいっぱい!

著者投稿者 横川
ページトップ
申込フォームへ