あなたの防犯大丈夫?女性の一人暮らし、お部屋探しや引っ越しで気をつけるべきポイント
この記事はこんな方にお勧め!
- 一人暮らしを始めようとしている女性
- 一人暮らしをしていて、防犯に不安のある方
- 一人暮らしをしている(始めようとしている)女性のご家族
女性の一人暮らしは、なにかと不安がつきまとうものです。
最近では、女性の一人暮らしを狙った犯罪も少なくないので、一人暮らしに対して怖いイメージが強いのではないでしょうか?
ですが、女性の一人暮らしのリスクと対処方法をしっかりと心得ておくことで、犯罪に怯えて暮らすことをなくすことは可能です。
まずは自分を「宝物」だと考えてください。家はその大切な宝物を入れる「宝箱」です。大切な宝物を守るためには、宝箱に何重にも鍵をかけておいたほうが安全ですよね?
引っ越しの際に、この何重もの「鍵=防犯」を心掛けることで「自分」を守ることができます。
一人暮らしに不安を感じる女性や、心配をしている家族のためにも、物件選びや引っ越し、日頃の行動など様々な場面での「防犯」を紹介していきます。
女性が安心して暮らせる物件選びのポイント
防犯意識の高いセキュリティのしっかりした物件を選ぶことはもちろんですが、まずは引っ越しをする地域をよく調べておくことが大事です。
人通りや街灯が少なく、店舗のない道が多かったり、細い脇道や空き地、使われていない工場や倉庫のあるような地域は犯罪率が高くなるので避けるようにしましょう。
安全な地域を選んでから、建物の構造やセキュリティにこだわった物件を選ぶことで、2段階の防犯を行うことができます。
〈物件選びのポイント〉
1.オートロックの物件
2.ツーロックの物件
3.2階以上の部屋
4.防犯カメラが設置されている物件
5.管理人付きの物件
6.カメラ付きインターホン付きの物件
7.エレベーターに防犯カメラが設置してある物件
8.ゴミ集積場や宅配ボックスが設置してある物件
9.女性専用物件
10.ファミリー層の多い地域を選ぶ
1.オートロックの物件
防犯面から考えても女性の一人暮らしには、オートロックの物件が大前提となります。家賃は少し高くなってしまうかもしれませんが、居住者以外が簡単に建物内に入れない分、安全度も高くなるのではないでしょうか。
この時、建物の正面玄関部分だけではなく、外階段や非常口の位置も大切になります。内側からのみ開けられるようになっているかなど、外から居住者以外が簡単に入れない仕様になっているか確認しておきましょう。
2.ツーロックの物件
オートロックの物件は予算的に難しいという方は、ツーロック物件を選んでみてはいかがでしょうか?
引っ越し先の玄関に鍵がひとつしか付いていないよりは、鍵がふたつ付いている方が安心です。ピッキング対策にもなるので防犯性能が高くなります。
3.2階以上の部屋
一般的に空き巣や不審者の侵入被害は1階の部屋が多いようです。1階より2階の部屋、2階より3階の部屋と、階数が上がるほど防犯レベルが上がり安心です。
ですが、ベランダ横に登れるようなポールがある場合や、非常階段の真横の部屋、角部屋などは、犯罪に合う確率が上がってしまうので部屋の位置も重要になります。内見の際には、侵入しにくいかどうかをキチンと見極める必要があります。
4.防犯カメラが設置されている物件
現在では、防犯カメラが設置されている物件が多く存在しています。不審者はカメラが設置されているだけでその建物を避ける傾向にあるので、なるべくわかりやすい位置に防犯カメラが複数台設置されている物件を選ぶようにしましょう。
5.管理人付きの物件
管理人が常駐している物件の場合は、管理人が入居人を把握してくれるので、外部の人間は入りづらくなります。
建物に工事業者が入るなどの際は知らせてくれるので、住んでいる自分自身も不審者に気付きやすくなります。
24時間常駐している物件または、決まった時間のみ常駐している物件があるので、不安の強い方は、なにかあったらすぐに相談できる24時間常駐の物件を選んではいかがでしょうか?
6.カメラ付きインターホン付きの物件
女性が一人で暮らしていると、インターホンの音のたびに「誰かな?」と不安に思うこともありますよね?訪ねてきた相手を知ることができる「カメラ付きインターホン」があれば不安が解消されます。
録画機能が付いたインターホンもあるので、もし不審者が来た場合は録画機能を利用して、警察に届けるようにしましょう。
7.エレベーターに防犯カメラが設置してある物件
6階建て以上の建物にはエレベーターが設置されていることがほとんどです。狭い空間に閉じ込められてしまうエレベーターは、女性にとってあまり居心地の良い空間ではありませんよね。
実際に、エレベーター内での犯罪も多いので、犯罪抑止に繋がる防犯カメラが設置されているかを必ずチェックしておくようにしましょう。
8.ゴミ集積場や宅配ボックスが設置してある物件
誰でも捨てることができるゴミ集積場の場合、ストーカーなどにゴミを荒らされる可能性があります。
ゴミの中から個人情報を引き出されるという被害もあるので、入居者のみが捨てることができるゴミ集積場の重要度は高くなってきています。
独自にゴミ集積場を設けている物件であれば、住人以外にダストボックスを開けられないようになっているので、外部の人間に荒らされるようなことはなくなります。
さらに、宅配ボックスが設置されていると、宅配会社の方を顔を合わすことなく荷物を受取ることができるので、より安全になりますね。
9.女性専用物件
近年少しずつ増えてきている女性専用物件は、女性の安心と安全に重きを置いた「セキュリティ」に特化した物件です。文字通り女性しか住めない物件なので、親御さんや家族も安心できます。
10.ファミリー層の多い地域を選ぶ
物件も大切ですが、住む地域も大切です。引っ越し先の周辺に幼稚園や学校が多く、ファミリー層が多い地域は、シルバーボランティアの方が子供を見守るために巡回してくれていることがあるので、自然と住民の防犯意識が高まり、犯罪率が下がる傾向にあります。
女性専用物件のメリット・デメリット
女性専用物件は、女性の安全や安心に重きを置き、セキュリティに特化した「女性だけが住める物件」です。もちろん入居者は全員女性なので、男性から受ける犯罪が多い今、とても安心できる物件となっています。
建物の外観も内装も女性向けのデザインが施されていることが多く、女性が一人暮らしをするにあたって人気の高い物件となっていますが、わずかながらデメリットも存在します。
〈女性専用物件のメリット〉
1.女性だけが住める
2.セキュリティ万全
3.管理人が常駐している
4.女性向けデザイン
1.女性だけが住める
女性専用物件は住んでいるのが女性だけだという安心感を得られることが最大のメリットです。
共有スペースでも女性としか会うことがないので、安心して外出やゴミ出しができるようになります。女性同士だと気軽に挨拶を交わすこともできますね。
2.セキュリティが万全である
女性だけが住む物件なので、セキュリティに力をいれている物件がほとんどです。オートロックはもちろん、部屋の鍵も解錠されにくいディンプルキーを採用している物件もあります。
危険度が高いとされている1階でも、不審者が侵入しにくい防犯窓を設置したり、玄関の鍵を二重施錠にしていたりとセキュリティ強度を高くしています。
3.管理人が常駐している
管理人が日中、または24時間常駐している女性専用物件では、建物に出入りする人たちを管理してくれるので住人以外が侵入することがなく安心して暮らせます。管理人がエントランスの受付業務や建物の巡回をしてくれることで、空き巣や不審者も入りづらくなりますね。
また、鍵をなくしてしまった場合や水漏れなどがあった場合には、トラブルをすぐに相談できる安心感もあります。
4.女性向けデザイン
女性専用ということで、女性向けに外装や内装に凝った物件が多く、照明や壁紙も女性が好むデザインを使用しているので、自分で可愛くする手間が省けます。
クローゼットも大きめに作られていたり、部屋に備え付けのドレッサーが用意されていたり、開放感を感じられるように天井が高めに作られていたり、室内洗濯機置場が用意されていたりと女性が暮らしやすい仕様になっています。
毎日生活する空間や部屋がおしゃれで便利であるということは、それだけで大きなメリットになりますね。
〈女性専用物件のデメリット〉
1.家賃が高い
2.女性専用物件が物件が少ない
3.親族であっても男性立ち入り禁止
1.家賃が高い
セキュリティ強化や常駐管理人がいる女性専用物件は、多くの維持費が必要となるため、家賃が普通の物件よりも高く設定されています。
設備投資が高額な分、家賃が高くなってしまうのは仕方のないことです。高いとは言え、自分でセキュリティ会社と契約するよりは安く済ませられると考えれば、そこまで高額とは言えないかもしれませんね。
2.女性専用物件が少ない
少しづつ増えてきている女性専用物件ですが、まだまだ多くはないのが現状です。女性専用物件で検索してみると、何件か紹介されていますが、会社や学校から遠かったり、間取りが希望と違ったりと、なかなか条件が一致しないことも。
住宅情報は毎日更新されるので、女性専用物件を探すなら、こまめに空き物件をチェックしておく必要があります。
3.親族であっても男性立ち入り禁止
男性の立ち入りに関しては、物件ごとに条件が違います。
親族の場合は、前もって知らせておくことで立ち入りが許可されることもありますが、セキュリティがかなり厳しい物件ですと、たとえ親族であろうと男性は立ち入り禁止にされているケースもあります。
より厳しいセキュリティを希望する方は、親族や友人に了承を得ておくと良いでしょう。また、契約時に提示された契約を破ることのないように、男性の親族や友人に会う時は、外で会うようにしましょう。
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自分を守るための生活のポイント
女性の一人暮らしの生活を守るためには、家だけでなく自分自身も防犯意識を高めておく必要があります。
普段何気なく行動していたことが、犯罪を誘発していることもあるのです。少し気をつけるだけで自分の身を守ることができるので「自分を守るための生活のポイント」をしっかりと抑えておきましょう。
〈自分を守るための生活のポイント〉
1.女性らしいカーテンはNG
2.洗濯物の干し方
3.家の出入りの仕方
4.玄関の鍵
5.ドアスコープに注意
6.表札や郵便受けにフルネームはNG
7.公共料金の支払い
8.エレベーターに乗る時
9.訪問者の対応
10.帰路での注意
1.女性らしいカーテンはNG
外から見えるカーテンは、女性らしい柄や色は避け、男女ともに使用できるようなシンプルなものを選ぶようにしましょう。
外から様子を伺っている不審者が女性の部屋であるかどうかを判断するのに、カーテンを目印にする場合があります。カーテンだけでなく、窓から見える位置に女性らしい家具やぬいぐるみなどを置かないようにすることも大切です。
2.洗濯物の干し方
カーテンと同じく、ベランダに女性者の衣類や下着を干すこともおすすめできません。干してある衣類がすべて女性ものだと知られてしまうと、危険度が増します。
洋服や下着はなるべく部屋の中に干すようにし、外に干すタオルは、女性らしい色柄ものではなくシンプルなもののみを干すようにしましょう。
外に洗濯物を干す場合は、男性ものの衣類や下着を何枚か一緒に干すと防犯対策になります。
3.家の出入りの仕方
大学へ行く時や出勤する時には、部屋に誰もいない状態でも「いってきます。」と声を出すようにしましょう。帰宅時も同様で「ただいま。」と声に出します。
声を出すことで、家の中に誰かが存在していますというアピールになります。誰もいない部屋に向かって声を出すのは少し虚しく感じてしまうかもしれません。ですが、このような小さな積み重ねが大きな防犯に繋がっていくのです。
4.玄関の鍵
不審者の侵入は、実は玄関からが多いことを知っていますか?犯罪者は、侵入が見つかるリスクが高い窓などを避け、玄関からアタックしてくることが多いのです。玄関の鍵のかけ忘れはもってのほかですが、自分で玄関用の防犯グッズを装着しておくことが大切です。
そこでオススメしたいのがスマートフォンを介して、ドアの施錠・解錠ができる「スマートロック」です。アプリを介して遠隔でドアの開閉ができるので、鍵のかけ忘れにも対応できます。さらに、取り付けも簡単に行うことができます。
また、留守の間に誰かが玄関の鍵を解錠した際には、スマートフォンで確認ができるので、すぐに対処することができます。
5.ドアスコープに注意
玄関のドアにドアスコープが付いている場合は、早急に「ドアスコープカバー」を装着するようにしましょう。
部屋の中から外を確認することができる便利なドアスコープですが、実は外からも部屋の中が覗けてしまうのです。
また、電気の明かりが漏れてしまうので、在宅であることがバレてしまいます。1000円前後で購入できるので、必ず設置するようにしましょう。
6.表札や郵便受けにフルネームはNG
女性の一人暮らしで一番避けたいのは、女性が一人で住んでいることがバレてしまうことです。なので、表札や郵便受けにフルネームを記入することは絶対にNGです!
また、名字だけでも不審者に知られてしまうのはイヤですよね?今は部屋番号で郵便物がしっかり届く時代です。表札や郵便受けには何も記さないことをおすすめします。
7.公共料金の支払い
毎月支払う公共料金ですが、支払い方法はどうなっていますか?口座引き落としやクレジットカード払いであれば問題ないのですか、振込票で支払う場合は注意が必要です。
毎回同じコンビニで支払っていると、支払っている相手に住所や名前を知られてしまう可能性があります。
女性の一人暮らしであることを悟られないためにも、近所のコンビニだけでなく、お出かけ先のコンビニや金融機関など、毎回違う場所で支払うようにして細心の注意を払うようにしましょう。
8.エレベーターに乗る時
住居のエレベーターに乗り込む際には、周囲に不審な人はいないか確認して、見知らぬ人と乗り合わせないことが大切です。
もし見知らぬ人と乗り合わせてしまったら、入り口に近い壁に背を向けて立ち、エレベーター内の状況を見渡せる体勢をとります。さらに、なにかあったらすぐにボタンが押せるように、ボタンのそばに立ちましょう。
不安な場合は、携帯電話に電話がかかってきたふりをして、最寄りの階で降りてしまいましょう。もしもの緊急時には迷わずに非常ボタンを押すこと!
逃げ場のないエレベーターでは、防犯対策をしっかりとることで危険に遭うリスクを低減することができます。
9.訪問者の対応
アポなしの訪問者が来た場合はまず、インターホンのモニターで相手を確認しましょう。見覚えない相手や、明らかに訪問セールス風である場合は、不用意に返事をせず、居留守を使いましょう。
水道工事やガスの点検の場合、必ずアポイントをとっているはずです。しっかりとした会社であればあるほど、アポイントなしの訪問などないのです。
水道工事と名乗っても、ガスの点検と名乗っても、不動産会社だと名乗っても、「アポなしの夜間訪問」はこの世には存在しないと考えるようにしましょう。
少しでも不審なことを言ったり、なかなか帰らない訪問者が来た場合は、すぐに警察に通報することが大切です。
10.帰路での注意
会社や学校からの帰宅時に、イヤホンで音楽を聴きながら歩いている方はいないでしょうか?
注意力の欠けた瞬間を狙っている不審者がいる場合、スマホのながら歩きや、イヤホンでの音楽はとても危険です。この場合、後ろからの気配に鈍感になるので背後を狙われる可能性があります。
毎日同じルートで帰宅している方も注意が必要です。帰宅ルートや行動パターンを不審者に知られないように、利用する駅を変えるなど、帰宅ルートをたまに変更しておきましょう。
夜道では、なるべく明るい道を歩き、途中でコンビニなどのお店に寄り、誰も付いてきていないかチェックをするくらいの防犯意識を常に持っておきましょう。
引っ越しの際に気をつけること
女性の一人暮らしの引っ越しでは、自分の荷物を男性の引っ越し業者に運んでもらうことに抵抗を感じる方もいるかもしれません。
そんな時は、引っ越しを依頼する際に、女性の作業員を派遣してもらうようにお願いしておきましょう。
一人暮らしの荷物量だと、作業員は2人のことが多いはずです。作業員のひとりを女性にしてもらえば、旧居や新居に自分一人だけが女性であるという不安を感じなくてすみます。
そしてそんな時は、当サイトが運営する コンシェルジュからのお電話1回だけでラクっと料金比較! 「引越しラクっとNAVI」の無料見積りフォームからお問い合わせをみいただき、コンシェルジュに相談してみてください。状況に合わせて、信頼できる引っ越し会社をご紹介させていただきます。
その上でもしどうしても女性の作業員がいない場合は、女性の親族や友人にお願いして手伝ってもらいましょう。
〈引っ越し荷物で気をつけること〉
1.荷造りについて
2.引っ越し当日の注意点
3.業者の立ち合い
4.引っ越しの挨拶
1.荷物
引っ越しの最中は人目を引きます。トラックから運ばれていく荷物を他人に見られないためにも、荷物はダンボールに入れて中身が見えないようにしておきましょう。
また、下着等は万が一、ダンボールが壊れて中身が出てしまっても大丈夫なように、ジップ付きの大きめのバッグに一度詰めてから、ダンボールへ入れておくと安心です。
ダンボールに入っていても、他人に運ばれるのはイヤだと感じる方は、自分で持ち運ぶようにしましょう。
2.引っ越し当日の注意点
引っ越し当日は、できるだけ男性の親族に立ち会ってもらいましょう。女性の一人暮らしであると周囲に知られないように、引っ越し業者への指示や対応は男性にお任せしてしまい、引っ越しをする本人はなるべく部屋の中での作業をするようにしましょう。
3.業者の立ち会い
引っ越しをすると水道の開栓やガスの開栓をしなければなりません。水道は必要がないですが、ガスは必ず立ち会いが必要になります。
立ち会いは本人である必要はなく、代理人でも大丈夫なので、男性の親族や友人にお願いしておきましょう。
ガス会社の作業員は、必ずアポイントを取ってから作業をしに来てくれます。お願いしてもいないのに突然来る作業員には対応しないようにしましょう。
4.引っ越しの挨拶
女性の一人暮らしの場合、基本的に引っ越しの挨拶には回らなくて大丈夫です。
近所にどのような方が住んでいるのかわからない状況で、女性の一人暮らしを知らせて回ることほど、危険なことはないからです。近所付き合いも顔を合わせたら会釈を交わすくらいに留めておいたほうが良いでしょう。
女性専用物件に引っ越した場合は、管理人と自分の部屋の上の階と下の階の住人、そして両隣の方くらいまでは挨拶に回っても良いかもしれませんね。
引っ越し挨拶の手土産には、1軒あたり、1000〜1,500円くらいの焼き菓子や洗剤セット、シンプルなタオルなどを選んでおくと無難なのではないでしょうか。
なにかとお世話になる管理人には、2,000円〜3,000円の焼き菓子の詰め合わせやコーヒーセットなどを贈るようにしましょう。
引っ越し先の環境
通勤や通学で帰宅時間が遅くなることもあると思います。そんな時はできるだけ明るい道を通って帰った方が良いので、夜でも人通りがある明るい道を探しておきましょう。
また、何かあった時に逃げ込めるコンビニや交番の位置も把握しておきましょう。スマートフォンでも簡単な操作で通報ができるので、万が一に備えて手順を確認しておくことも大切です。
自分でできる防犯対策
いかがでしょうか。女性の一人暮らしに潜む危険性について、ご理解いただけたでしようか。他にも、次のようなちょっとした用意や気配りで、トラブルを未然に防ぐことができます。
〈こんな点にも注意を払って〉
1.防犯グッズ
2.玄関まわりの記号をチェック
1.防犯グッズ
家の防犯対策も重要ですが、家に帰るまでの自分の身を守ることも大切です。日常から防犯グッズを持っているだけで少し心強いのではないでしょうか?
防犯グッズはいろいろありますが、使いこなせなければ意味がないため、女性でも使いやすいものを選ぶようにしましょう。音で危険を知らせる「防犯ブザー」や、女性の力でも簡単にプッシュできる「催涙スプレー」などがオススメです。
力の弱い女性は防御することだけを考えて、自分でできる最大限の防犯対策をしておきましょう。
2.玄関まわりの記号をチェック
玄関まわりにある表札や郵便受けやインターホンに、自分で書いた覚えのない文字や記号が書かれたりしていないかチェックしておきましょう。
もし書いてあった場合は早急に消してしまいましょう。それは空き巣の下見の目印であったり、悪徳セールスがつけた目印であったりします。
その部屋に誰が住んでいるのか、性別、だいたいの年齢、家に居る時間帯、一人暮らしであるかどうかなど、女性の一人暮らしでは周囲に知られたくない情報が書かれてしまいます。防犯のためにも、帰宅時などにこまめにチェックをしておいたほうが良いでしょう。
まとめ:安全は「投資対象」です
就職や転職、進学と同時に一人暮らしを始める女性は多いと思います。心配する親御さんを安心させるためにも防犯意識は常に高く持っておくことが重要です。
セキュリティの高い物件に引っ越しをするにも、防犯グッズを用意するにもお金はかかってしまいますが、防犯対策に“やりすぎ”なことはないので、「あなた自身の安全」に投資するつもりで、とことん追求しておきましょう。
安全に気を使っていれば、一人暮らしは楽しいこともたくさんあります。防犯対策をしっかりとって、素敵な新生活を始めましょう。
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